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映画 の検索結果

連載
町山智浩の「映画がわかる アメリカがわかる」 第78回

アメリカに失望する“キャップ”が見た超大国の歪な理論

――  ヴェトナム戦争末期の1971年1月31日、デトロイトに100人のヴェトナム帰還兵が集まった。彼らはVVAW(戦争に反対するヴェトナム帰還兵の会)。68年3月、ヴェトナムの農村ソンミ村で、アメリカ陸軍...

アメリカに失望する“キャップ”が見た超大国の歪な理論
ニュース
【premium限定連載】ドキュメンタリー監督・松江哲明のタブーを越えたドキュメント 第2回

役所広司も激怒。ヤラセドキュメンタリー『ガレキとラジオ』に想うこと

―― ヤラセ問題でも話題になっている、映画『ガレキとラジオ』(2013年公開)は、ドキュメンタリーのタブーを超えていない。 11年に起こった東日本大震災の後、南三陸で生まれたFMみなさんの活動を追う本作を、...

役所広司も激怒。ヤラセドキュメンタリー『ガレキとラジオ』に想うこと
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【premium限定連載】ドキュメンタリー監督・松江哲明のタブーを越えたドキュメント 第2回

「しのぎに来たヤクザさえも撃退」伝説のアウトロー映画集団東映の血風録

――  最近、監督をやりたくて映画監督をすることについて考えている。  そりゃ僕もモテたいとか、有名になっていちゃいちゃされたいと思っていた。デビュー作の頃はまだ童貞だった。映画監督にさえなれれば彼女が出来...

「しのぎに来たヤクザさえも撃退」伝説のアウトロー映画集団東映の血風録
第1特集
海外有名映画祭の"政治性"【2】

三大映画祭ではベネチアが不人気、カンヌは厳格で疲れる!? 有名映画祭のホントの"評判"

――  アカデミー賞と世界三大映画祭、そして最近要注目の2つの映画祭の実態をこっそりお届け!あくまで「健闘をたたえる賞」アカデミー賞 1929年設立。毎年1月にノミネートが発表され、2月下旬もしくは3月初旬...

三大映画祭ではベネチアが不人気、カンヌは厳格で疲れる!? 有名映画祭のホントの
第1特集
海外有名映画祭の"政治性"【1】

関係者へのロビー活動が何より大切 海外国際映画祭、大賞の"狙い方"

――  3月2日(日本時間3日)に行われるアカデミー賞の授賞式。それに合わせて、日本でもそのノミネート作品が続々と公開され始めている。賞の行方を気にしているのは、映画ファンだけではない。配給各社も、戦々恐々...

関係者へのロビー活動が何より大切 海外国際映画祭、大賞の
連載
町山智浩の「映画がわかる アメリカがわかる」 第77回

修道院が人身売買!? 保守的価値観が引き裂いた母子の絆

――  イギリス映画『あなたを抱きしめる日まで』は、50年間に及ぶ、アイルランドとアメリカの間で引き裂かれた母子の実話の映画化。原作者のマーティン・シックススミスは元BBCの記者で、1997年から労働党のブ...

修道院が人身売買!? 保守的価値観が引き裂いた母子の絆
第1特集
過激化するエログロ映画【3】

壇蜜の下着姿はNG!“R指定”で戦う! エログロ邦画の今

――  ここ数年、角川が手がけたエログロ要素の入った映画といえば、壇蜜さん主演の『わたしの奴隷になりなさい』や『甘い鞭』【1】、『フィギュアなあなた』などがあります。僕たち自身は、そのような映画のジャンルを...

壇蜜の下着姿はNG!“R指定”で戦う!  エログロ邦画の今
第1特集
過激化するエログロ映画【1】

幼児虐待、獣姦、カニバリズム……密かに過激化するエログロ映画最前線

――  監禁、拷問、虐待、そしてアブノーマルすぎる性的嗜好の数々。「血みどろブシャーから拉致監禁拷問まで! 規制も"なんのその"バイオレンス映画」ではレーティングや規制についてレポートしたが、エログロ映画も...

幼児虐待、獣姦、カニバリズム……密かに過激化するエログロ映画最前線
第1特集
過激化するエログロ映画【2】

編集部が選ぶ! 今注目のイッちゃってるBESTエログロ映画

――  エログロ映画界をリードする5ジャンル別に、編集部注目の映画を紹介していこう! ※エロ度、グロ度は5段階評価です。●乱狂した母が息子(のムスコ)を無理やり去勢『メビウス』公開年:13年/製作国:韓国/...

編集部が選ぶ! 今注目のイッちゃってるBESTエログロ映画
第1特集
規制を吹っ飛ばすバイオレンス映画

血みどろブシャーから拉致監禁拷問まで! 規制も"なんのその"バイオレンス映画

――  『仁義なき戦い』【1】シリーズのドス(短刀)を使った壮絶な殺傷、『レザボア・ドッグス』【2】の剃刀による耳そぎ、韓国映画『オールド・ボーイ』【3】の抜歯や舌切り──。映画作品における暴力的な(バイオ...

血みどろブシャーから拉致監禁拷問まで! 規制も
第1特集
米国産コメディの最尖端【2】

コメディ洋画日本公開を求める署名活動に出来レースがある!?

―― 「アイドル女優がヤリマンになりきる! 抱腹"卒倒"なアメリカン・コメディ」で取り上げてきたアメリカン・コメディの中には、日本の劇場では未公開のDVDスルーのみの作品が含まれている。長谷川氏や山崎氏が紹...

コメディ洋画日本公開を求める署名活動に出来レースがある!?
第1特集
米国産コメディの最尖端【1】

アイドル女優がヤリマンになりきる! 抱腹"卒倒"なアメリカン・コメディ

――  何かと「大味」というイメージのあるアメリカン・コメディであるが、固定観念を覆す破格かつリアルな作品があるのをご存じだろうか? 本稿では2000年代以降に生まれたそうした類いのコメディ映画に焦点を当て...

アイドル女優がヤリマンになりきる! 抱腹
第1特集
知られざる黒人映画の世界【3】

細分化する黒人映画のススメ 全米首位作品が続々増殖する黒人映画を考察

―― 「黒人による黒人のための映画の進化 知られざるブラックムービーの世界」で解説した通り、この数年でブラックムービーが勢いを取り戻している。昨年公開された『42~世界を変えた男』【1】や『大統領の執事の涙...

細分化する黒人映画のススメ 全米首位作品が続々増殖する黒人映画を考察
第1特集
知られざる黒人映画の世界【2】

黒人映画サントラの雛形をつくった画期的4作

――  ブラックスプロイテーションの隆盛と並行し栄華を極めたのが"サウンドトラック"。第一波が訪れる70年代初頭から黒人映画には、黒人アーティストによる楽曲(第一波は主にディスコ~ソウル)でまとめられたサン...

黒人映画サントラの雛形をつくった画期的4作
第1特集
知られざる黒人映画の世界【1】

黒人による黒人のための映画の進化 知られざるブラックムービーの世界

――  現在公開中の『大統領の執事の涙』【1】、これから公開となる『それでも夜は明ける』や『フルートベール駅で』【2】の3本の映画。すでに3作とも本国アメリカでは数々の映画賞に輝き、中にはオスカー受賞さえ期...

黒人による黒人のための映画の進化 知られざるブラックムービーの世界
第1特集
映画人としての秋元康【2】

宇崎竜童のROCKな挑戦、小田和正の苦い失敗……ビッグな人の妙な映画

――  映画製作者として修業を積んだわけではない人たちの、監督業への挑戦は後を絶たない。近々公開の『サンブンノイチ』は芸人・品川ヒロシの監督3作目だし、"世界のキタノ"だってもともとは芸人だ。ただし彼らのよ...

宇崎竜童のROCKな挑戦、小田和正の苦い失敗……ビッグな人の妙な映画
第1特集
劇団俳優"成り上がり"映画伝説【1】

"侍"仲代達矢から"半沢"堺雅人まで 舞台劇団と映画界の甘~い関係

――  黒沢澤明監督の『七人の侍』(54年)に、若き日の仲代達矢と宇津井健がエキストラ出演しているというのは有名な逸話だ。2人は当時、同作を制作した東宝の専属俳優ではなく、「俳優座」養成所に通う役者のタマゴ...

第1特集
2014年ダメ映画予想【2】

麻薬のようなアニメ&マンガ実写化を乱発 不振映画業界の2014年ダメ映画予報

――  過去最多となる591本もの作品が公開された2013年の邦画業界は、宮崎駿監督の『風立ちぬ』が、2位の『ONE PIECE FILM Z』に、ほぼダブルスコアの大差をつける興行収入120億円でひとり勝...

麻薬のようなアニメ&マンガ実写化を乱発 不振映画業界の2014年ダメ映画予報
第1特集
2014年ダメ映画予想【1】

本命・魔女宅は逆に必見!掟破りの予告と噂で勝手に映画レビュー

――  ここでは原作もの映画・アニメから特に話題の9作を厳選し、映画業界に精通する面々に、試写や予告編、現場のうわさ話などから、今年一番ヤバそうな映画を勝手に予想してもらった。

本命・魔女宅は逆に必見!掟破りの予告と噂で勝手に映画レビュー
第1特集
"戦争映画"が描いた天皇制最新事情

戦争映画が描く天皇の姿――邦画最大タブーの"検証と最前線"

――  安倍晋三首相による靖国参拝や従軍慰安婦問題が国際化する中、ここにきて、戦争、あるいは戦時中の時代を背景に持つ映画の公開が続いている。では、その中で天皇は、どう描かれてきたのか? そして、映画における...

戦争映画が描く天皇の姿――邦画最大タブーの
第1特集
日本映画を盛り上げる"再生建白書"【4】

【国際大学GLOCOM客員研究員/境 真良】日本映画は今も善戦中 将来の鍵は映画館が握る?

――  コンテンツ産業という観点から見れば、今の日本の映画界は低迷しておらず、むしろ大健闘しているといえます。いわゆる戦前から続いた"日本映画"の流れというのは70~80年代に死んだ状態でしたが【編注:年間...

【国際大学GLOCOM客員研究員/境 真良】日本映画は今も善戦中 将来の鍵は映画館が握る?
第1特集
日本映画を盛り上げる"再生建白書"【3】

【日活プロデューサー/千葉善紀】海外戦略とブッ飛んだ企画!『冷たい熱帯魚』仕掛人の一手

――  園子温監督のヒット作『冷たい熱帯魚』は実在の連続殺人事件をモデルにしたものゆえ、本来は国内で映画として成立させるのが難しい企画でした。そこで「スシタイフーン」という海外輸出向けのレーベルを社内で立ち...

【日活プロデューサー/千葉善紀】海外戦略とブッ飛んだ企画!『冷たい熱帯魚』仕掛人の一手
第1特集
日本映画を盛り上げる"再生建白書"【2】

【映画ジャーナリスト/大高宏雄】風通しの悪い映画の流通事情変えるための勇気ある判断を

――  日本映画界の配給・興行について私見を述べたいと思います。今の日本映画界は東宝1社のみが多くのヒット作を生み、残されたパイを他の映画会社や配給会社が奪い合っているいびつな構図になっている。これでは決し...

【映画ジャーナリスト/大高宏雄】風通しの悪い映画の流通事情変えるための勇気ある判断を
第1特集
日本映画を盛り上げる"再生建白書"【1】

プロデューサー、評論家、研究者、ジャーナリスト……日本映画再生への熱き男たちの提言

――  女のような映画が、かつてはゴロゴロしていた。そんな映画と出会ってしまったばっかりに人生を誤ってしまった人も少なくないはずだ。いや、最近の作品でも園子温監督の『冷たい熱帯魚』(10年)や三池崇史監督の...

プロデューサー、評論家、研究者、ジャーナリスト……日本映画再生への熱き男たちの提言
第1特集
名バイプレイヤーに聞く"ヤバい映画"【5】

【満島真之介】観るたび自分が野生化していく映画の枠を超えた『アポカリプト』

――  僕にとって映画とは、自分の知らない自分との出会いなんです。本数をたくさん観る映画マニアみたいなタイプでは全然ないんですけど、偶然巡り合った作品に感化されちゃったりするんですよ。人生の分岐点に映画が影...

【満島真之介】観るたび自分が野生化していく映画の枠を超えた『アポカリプト』
第1特集
名バイプレイヤーに聞く"ヤバい映画"【4】

【江口のりこ】素人使いの残酷作と蛭子能収・園子温のブっ飛び制作現場

――  どんな役でも演じるのが当然の職業なので、全裸になろうがおかしな言動をしようが、役柄がタブー破りだなって意識は全然ないんですよ。最近ではいろんな作品に出させてもらって、「名バイプレーヤー」なんて言って...

【江口のりこ】素人使いの残酷作と蛭子能収・園子温のブっ飛び制作現場
第1特集
名バイプレイヤーに聞く"ヤバい映画"【1】

【小日向文世】『アウトレイジ』が変えた温厚な名脇役の狂気への憧憬――

――  やっぱり「ヤバい映画」と言われると、出演した『アウトレイジ』【1】の話になってしまいますね。ヤクザっていう一般の人のルールの向こう側で生きている人間を描いている点でタブーに挑んでいるし、「すぐ隣に死...

【小日向文世】『アウトレイジ』が変えた温厚な名脇役の狂気への憧憬――
第1特集
名バイプレイヤーに聞く"ヤバい映画"【3】

【小市慢太郎】アニメ映画に光る社会風刺と超話題作の果てなき野望

――  映画を観る・選ぶ基準っていうのは完全に直感です。そもそも僕の行動原理はいつも勘なので、自分が出演する映画やドラマに関しても勘で選ぶことが多い。でも、直感とは別にその時期や好みに傾倒しているもので左右...

【小市慢太郎】アニメ映画に光る社会風刺と超話題作の果てなき野望
第1特集
名バイプレイヤーに聞く"ヤバい映画"【2】

【安藤サクラ】福島・警戒区域を舞台にした作品で28歳の女優が見たもの

――  もともと、そんなにたくさん映画を観るほうではないんです。DVDではほとんど観ないですね。最近劇場で観て「ヤバい」と思った作品でいうと、新文芸坐(東京・池袋)でやっていた『天国の門』【1】。これはずっ...

【安藤サクラ】福島・警戒区域を舞台にした作品で28歳の女優が見たもの
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町山智浩の「映画がわかる アメリカがわかる」 第76回

FBIが詐欺師と組んで汚職政治家らを逮捕!“司法の暴走”が喜劇に

―― 「ハッスル」という言葉は日本では「がんばる」の意味で使われているが、「無理やりに何かをする」というニュアンスもあって、そこから「売春や詐欺、博打などで儲ける」というスラングにもなった。『アメリカン・ハ...

FBIが詐欺師と組んで汚職政治家らを逮捕!“司法の暴走”が喜劇に
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町山智浩の「映画がわかる アメリカがわかる」 第75回

マッチョなカウボーイが戦った"エイズ"という暴れ牛とアメリカ政府

――  マシュー・マコノヒーは露出狂スターである。男性ストリッパーを演じた『マジック・マイク』をはじめ、あらゆる映画で脱ぎまくり、そのムッキムキの体を見せびらかす。さらに、毎朝上半身裸で近所をジョギングする...

マッチョなカウボーイが戦った
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町山智浩の「映画がわかる アメリカがわかる」 第74回

無政府状態のソマリアで海賊が生まれた背景

―― 「オバマは、やる時はやる」そう世界に知らしめたのは、就任間もなく起こった、ソマリア海賊によるアメリカ貨物船シージャック事件の解決だ。人質になったフィリップス船長は、自らの体験を『キャプテンの責務』と題...

無政府状態のソマリアで海賊が生まれた背景
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町山智浩の「映画がわかる アメリカがわかる」 第73回

『フォレスト・ガンプ』が描かない激動の時代を生きた黒人大統領執事

―― 「アメリカ人はいつも己自身から目を背ける。ナチがユダヤ人を強制収容所に入れたことを糾弾する。自分たちも同じことを200年間もやっていたのを忘れて」『ザ・バトラー』の主人公セシル・ゲインが語る200年間...

『フォレスト・ガンプ』が描かない激動の時代を生きた黒人大統領執事
第1特集
"松本人志批判"というタブー【2】

最新作『R100』は最低点!気鋭の映画ライターが 「松本映画」全作品メッタ斬り!

――  なぜ松本映画はつまらないのか?(もちろん松本映画を面白いと感じる人もいることはいるが……)ここでは、「映画秘宝」(洋泉社)、「キネマ旬報」(キネマ旬報社)、「映画芸術」(編集プロダクション映芸)など...

最新作『R100』は最低点!気鋭の映画ライターが 「松本映画」全作品メッタ斬り!
第1特集
"松本人志批判"というタブー【1】

お笑いも映画もとことんツマラン!! 松本人志は「もう死んでいる!」

―― ──松本人志。彼がお笑い界に革命を起こした男であることは疑いようがない。しかしそれと同時に彼の創造力がもうすでに枯れてしまったことも、悲しいかな、事実である。それは彼の作った近年のコントや映画を見れば...

お笑いも映画もとことんツマラン!! 松本人志は「もう死んでいる!」
第1特集
稀代の悪役俳優が語る「東映俳優とヤクザの深い関係」【2】

【芸能ジャーナリスト・二田一比古】が語る京都撮影所の【恐】ルール

――  私が東映・京都撮影所によく取材に出掛けたのは、映画『仁義なき戦い』シリーズが大ヒットしていた1970年代後半頃だった。太秦という場所は、撮影所に着く前から、独特の緊張感があった。いかつい男の軍団が所...

【芸能ジャーナリスト・二田一比古】が語る京都撮影所の【恐】ルール
第1特集
稀代の悪役俳優が語る「東映俳優とヤクザの深い関係」【1】

【志賀勝】菅原文太に松方弘樹…伝説の斬られ役が見た仁義なき”京都芸能”タブー

――  ヤクザ映画『仁義なき戦い』シリーズをきっかけにブレイクした、”斬られ役・殺られ役・悪役”専門の俳優集団「ピラニア軍団」。その代表的な俳優のひとりが、志賀勝氏だ。東映の大部屋俳優としてデビューし、『欽...

【志賀勝】菅原文太に松方弘樹…伝説の斬られ役が見た仁義なき”京都芸能”タブー
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町山智浩の「映画がわかる アメリカがわかる」 第72回

資本主義が生む軋轢 民間企業を襲う過激なエコ・テロリズム

――  サラは、貨物列車の荷台に飛び移ろうとして、すでに乗っていた若者たちに引き上げられる。彼らは無賃乗車で全米を放浪する自由人たちだ。しかしサラは彼らの仲間ではない。企業へのテロに対抗する民間諜報組織のス...

資本主義が生む軋轢 民間企業を襲う過激なエコ・テロリズム
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町山智浩の「映画がわかる アメリカがわかる」 第71回

射殺事件の無罪判決で蘇るもうひとつの惨劇

――  7月13日、17歳の少年トレイヴォン・マーティン君を射殺したジョージ・ジマーマンに無罪判決が出た。 2012年2月、夜7時頃、フロリダ州の住宅街で、トレイヴォン君は、近所のコンビニでアイスティーを買...

射殺事件の無罪判決で蘇るもうひとつの惨劇
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町山智浩の「映画がわかる アメリカがわかる」 第70回

ギャングと犯罪のるつぼ アメリカの小さな戦場

――  アメリカ最悪の危険地帯であるサウス・セントラルを舞台に、メキシコ麻薬カルテルの秘密を知ってしまった2人の警官に迫り来る脅威との戦いを描く。撮影にはデジカムや車載カメラを採用し、よりリアルで臨場感のあ...

ギャングと犯罪のるつぼ アメリカの小さな戦場
第1特集
「本」「映画」に見る、ファッションのタブー性の根源【2】

シャネルと『カーネーション』 東西デザイナー映像化に見る、その“虚と実”

――  世界的ブランド「シャネル」の創設者、ココ・シャネル。孤児院育ちというドラマチックな生い立ちと相まって、数多くの伝記が残されている。09年から10年にかけては、シャネルを描いた映画作品が3本立て続けに...

シャネルと『カーネーション』 東西デザイナー映像化に見る、その“虚と実”
第1特集
「本」「映画」に見る、ファッションのタブー性の根源【1】

つきまとう”色”と”模様”の禁忌──ファッションタブーに挑む「本」「映画」

――  美しく着飾りたい──。その欲求は、あるいは文明の歴史と同じくらい長いのかもしれない。身に着ける衣服や装飾品によって、人は自らの身分や職域を誇示し、己を権威づけてきた。そんな、いわばファッションの持つ...

つきまとう”色”と”模様”の禁忌──ファッションタブーに挑む「本」「映画」
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町山智浩の「映画がわかる アメリカがわかる」 第69回

原子力に代わるエネルギー シェール・ガス革命の陥穽

――  高すぎる石油価格のために航空会社は経営難にあえぎ、その石油産出量もすでにピークを越えて、あとは枯渇に向けて減少の一途。頼みの綱の原子力の安全神話も崩壊した今、シェール・ガス革命に世界の期待がかかって...

原子力に代わるエネルギー シェール・ガス革命の陥穽
第1特集
スピルバーグ『リンカーン』製作費もインドマネー

歌って踊ってラブロマンス! だけじゃない! インド映画がついに世界で市場拡大中

―― 今、インドが熱い。これは気候ではなく、ビジネスのお話。IT産業の発展でインド経済は大いに潤い、インド人にとって最大の娯楽である映画産業への投資が活発化している。2011年の映画製作本数1255本から2...

歌って踊ってラブロマンス! だけじゃない! インド映画がついに世界で市場拡大中
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町山智浩の「映画がわかる アメリカがわかる」 第68回

ひとりの黒人野球選手はただ差別に耐え続けた

―― 4月15日、メジャー・リーグの各球場で、選手たちがみんな背番号42のユニフォームを着た。1947年のこの日、メジャー・リーグで初めてアフリカ系の選手ジャッキー・ロビンソンが公式試合に出た。その50年後...

ひとりの黒人野球選手はただ差別に耐え続けた
インタビュー
映画『三姉妹』が映し出す現代中国の現実

【王兵】中国資本が入ったらなにも言えない……格差問題と戦い続けるドキュメンタリー監督

―― ──中国の高地における貧困問題にスポットを当てたドキュメンタリー『三姉妹』が公開される。ある姉妹を通して映し出された中国の社会問題と、表現規制とは?

【王兵】中国資本が入ったらなにも言えない……格差問題と戦い続けるドキュメンタリー監督
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「サイゾーpremium」限定ニュース

このままだとCMから消える!? ここに来てまったく仕事が当たらなくなった宮﨑あおい

―― 08年に主演したNHK大河ドラマ『篤姫』の好演で一時期は国民的人気女優ともてはやされた宮﨑あおいだが、今やすっかりそのこ頃の勢いはなく、先月13日から公開されているヒロインをつとめた映画『舟を編む』の...

このままだとCMから消える!? ここに来てまったく仕事が当たらなくなった宮﨑あおい
連載
町山智浩の「映画がわかる アメリカがわかる」 第67回

エイズが「死の病」でなくなるまでの知られざる戦い

―― 「もう死ぬんだと思った」1985年、ウォール街で債券のトレーダーをしていたピーター・ステイリー(当時24歳)は、HIVポジティブと診断された。ゲイであることは秘密にしていたので、誰にも相談できなかった...

エイズが「死の病」でなくなるまでの知られざる戦い
第1特集
新興宗教の原点はSF!? "宗教とSF"の関係を紐解く

「と学会」会長・山本弘に聞く! 新興宗教にアイディアをパクられるSF小説の悲哀

―― 今年3月、新興宗教団体「サイエントロジー」にインスパイアされた映画『ザ・マスター』の日本公開が話題となっている。信奉者にトム・クルーズなどがいるサイエントロジーは、日本でも知られているが、同教団の設立...

「と学会」会長・山本弘に聞く! 新興宗教にアイディアをパクられるSF小説の悲哀
連載
町山智浩の「映画がわかる アメリカがわかる」 第66回

軍隊内で広がるレイプ 黙殺され続けたその実態

―― 2005年、ミシガン州ベイシティの沿岸警備隊基地。アメリカの沿岸警備隊は、陸軍、海軍、空軍、海兵隊に次ぐ5番目の軍隊と呼ばれ、海外出兵もある。入隊して間もない19歳の女性隊員コリー・チオカは、夜中の3...

軍隊内で広がるレイプ 黙殺され続けたその実態
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2024年11月号

サヨクおじさんが物申す 腐敗大国ニッポンの最新論点

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