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第1特集
"松本人志批判"というタブー【1】

お笑いも映画もとことんツマラン!! 松本人志は「もう死んでいる!」

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──松本人志。彼がお笑い界に革命を起こした男であることは疑いようがない。しかしそれと同時に彼の創造力がもうすでに枯れてしまったことも、悲しいかな、事実である。それは彼の作った近年のコントや映画を見れば、一目瞭然。松本を批判することが一種のタブーとなっていた時代があったものの、現在のありさまといったら……。

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(絵/HELLSLAUGHTER)

 この秋の番組改編で、『爆笑 大日本アカン警察』(フジテレビ系)、『リンカーン』(TBS系)というダウンタウンの冠番組2本が相次いで打ち切られた。いずれも後番組には引き続きダウンタウンを起用したバラエティ番組が控えているが、ネット上では「次もつまらなそう」「ダウンタウンにトドメを刺すつもりか」「吉本への配慮だろ」といった冷めた意見が大半を占め、番組終了を嘆く声も、後続番組に期待する声もほとんど聞かれない。

 ダウンタウンといえば、20年以上にわたりお笑い界のトップに君臨する希代のお笑いコンビであり、特に30代以上の読者なら、全盛期の圧倒的な面白さをリアルタイムで体験しているはず(筆者もその1人)。それだけに近年の凋落ぶり、とりわけ松本人志の迷走は痛々しくて見ていられない。映画監督としてデビューしたはいいが『大日本人』(07年)、『しんぼる』(09年)、『さや侍』(11年)と3作続けて内容的にも興行収入的にも大コケし、13年10月5日に封切りされた最新作『R100』も、内容より先に「初日なのに劇場がガラガラ」という客入りの悪さが話題になる始末。

 では、“本業”のお笑いはどうかといえば、地上波では実に9年ぶりとなるコント番組『松本人志のコント MHK』(NHK)は、10年に放送されたパイロット版の視聴率は6・2%と振るわず、11~12年にかけて5回にわたり放送されたレギュラー版に至っては視聴率2%台の超低空飛行のまま終了。かつて「笑いの神」と評された松本人志は、終わってしまったのか?

「90年代後半からダウンタウンの勢いがなくなったことは、多くのテレビ局関係者も認めるところ。事実、冠番組の視聴率も下がっています。とはいえ、各局にダウンタウン担当のプロデューサーがいて、彼らが芸人としてのダウンタウンを支えている状況です」

 そう語るのは、吉本興業関係者A氏。たとえば、フジテレビなら小松純也氏(『ダウンタウンのごっつええ感じ』『一人ごっつ』演出、『アカン警察』プロデューサー)や佐々木将氏(バラエティー制作部企画担当部長)などが有名だという。

「特に佐々木さんの松本さんへの入れ込みようは凄まじく、映画にそれほど関わってないのに、松本さんが海外の映画祭に参加する際も、無理やり同行して松本さんの身の回りの世話をしているほど」(A氏)

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