ブームの「アート×教養本」じゃ教えてくれない! 社会と交錯し、美術史をも更新――現代アートの今がわかる書籍群
―― 西洋の名画のような“教科書的な読み方”では理解不能な作品が多く、「作品について調べてみたけど腑に落ちない……」と言われることもある現代アート。本稿では、そんな現代アートの本質的な面白さや革新性、そして...
―― 西洋の名画のような“教科書的な読み方”では理解不能な作品が多く、「作品について調べてみたけど腑に落ちない……」と言われることもある現代アート。本稿では、そんな現代アートの本質的な面白さや革新性、そして...
―― 現在、テレビ業界が力を入れているのが放送外収入。その事業のひとつが各地で行われる美術展への出資だ。確かに日本は世界でも有数の“美術館大好き国”といわれ、多くのファンがさまざまな美術展に足を運んでいると...
―― いよいよJ-POP界からも世界にリーチするボーイズグループが現れた!ーーそんな予感を感じさせる7人の若者たち。いつか手が届かなくなる前に、等身大の“今”を話してもらった。(本記事は発売中の「サイゾー」...
―― 婚約延期の結果が注目される秋篠宮眞子さまは、国際基督教大学の卒業論文で明治期の神話画を扱ったそうだが、天皇の肖像は戦前から戦中にかけて、神聖な価値を持たされてきた。そんな天皇の姿をモチーフとしたアート...
―― SNSに珍奇な画像を投稿しては話題を呼んでいるのが、大分の温泉街・別府にある古書店の「書肆ゲンシシャ」。同店には世界各国のマニアックな書籍が数多くコレクションされているが、そんな中でも「奇妙」で「タブ...
―― 従軍慰安婦や天皇をテーマにした展示作品を発端として、さまざまな件が話題になった「あいちトリエンナーレ2019」。炎上のさなかで前向きに問題への対処をみせた演出家の高山明と、東京工業大学リベラルアーツ研...
―― あいちトリエンナーレでは、各政治家たちを巻き込んだ舌戦が繰り広げられた。彼らの発言を引きながら、この騒動を振り返ってみよう。
―― 最新のAI技術を使って描いた絵画が、出現してきている。そんなAIアートがクリスティーズで約4800万円で落札されたことも話題になったが果たして、それらの作品は人類のアート領域を進化させていくのだろうか...
―― 日本ではAIの社会実装や、それを使ったアートと言われてもピンとこないのが現状かもしれない。だが、お隣韓国ではすでに、若者が多大な関心を示し、国家ぐるみでAIアートを推し進めているようだ。
―― 全国各地で「刀展」が隆盛している。日本刀を鑑賞する“愛刀家”といえば、それまで年配の男性が主な層だったが、ここに今、若い女性たちが流入してきているのだ。その火付け役となったゲーム『刀剣乱舞』と、ブーム...
―― 本誌2019年2月号に掲載された舐達麻のインタビューは、多方面で話題をかっさらい、以降の獅子奮迅たる活躍は明々白々だ。本稿では舐達麻の3人をはじめ、クルーである〈APHRODITE GANG〉の面々、...
―― 2010年代、レン・ハンという中国の若手写真家がセンセーショナルかつユーモラスなヌード写真で世界的なスターとなったものの、最期は自殺してしまった。このことは日本でも一部で話題となったが、中国にはほかに...
―― 『スター・ウォーズ』やデヴィッド・ボウイとのコラボ作品で知られ、“現代の浮世絵師”とも呼ばれる石川真澄。そして、アートイベント『超くっきーランド』の大ヒットや『Artexpo New York』への出...
―― バンクシーが一種のブームになっている。彼の社会風刺とユーモアが世に浸透しているということだが、こうした活動を行っているのは、何もバンクシーだけじゃない。ここでは、バンクシーブームの今だからこそ、現代社...
―― 正体不明のグラフィティ・アーティスト、バンクシー。作品にトンデモない値がつくこの男に今、日本でも注目が集まっている。その作品らしき絵が見つかればニュースとなり、大規模な個展まで予定されている状況だ。で...
―― 映画『アナと雪の女王2』のプロモーションに際して、マンガ家たちが報酬を受けていたにもかかわらず受発注の関係性や「#PR」を明示しなかったとして問題になったいわゆるアナ雪ステマ疑惑。なぜディズニージャパ...
―― キアヌの夏――『USA Today』紙は2019年をそう評した。2020年に突入した今、振り返ってみても、「昨年はキアヌ・リーヴスの年だった」と思う。現行の代名詞的シリーズの第3作『ジョン・ウィック:...
―― アダルトグッズ博物館の入り口を抜ければ、そこはもう不思議な幻想世界。本日は新進気鋭のアーティスト集団が、手形をテーマにしたカラフルなグラフィティアートをお披露目中です。おたけ氏、植野氏、アントニー氏が...
―― 早いもので2019年も終わる。残念なお知らせだが、約3年間続いたこの連載が、今回をもって終了することになった。今まで読んでくれた読者のみんな、ありがとう。
―― Pornhubなどのポルノ動画サイトには「巨乳」や「素人」といった動画のタグがいくつもあり、XVideosに至っては2000もあるという。動画の数自体が多いのは「ティーン」など王道ジャンルだが、他方で...
―― 2000年代に日本でハスリング(薬物密売を指すスラング)ラップというアートフォームを開拓した伝説的ヒップホップ・グループ、SCARSの首領であるA-THUG。Netflixには麻薬を題材にしたドラマや...
―― 巨匠・リドリー・スコットが製作総指揮を務めるNetflixオリジナル映画『アースクエイクバード』が11月に公開される。そこで謎めいた日本人カメラマン役を演じた小林直己(EXILE/三代目J SOUL ...
―― 8月1日に始まった「あいちトリエンナーレ2019」。その中の企画展「表現の不自由展・その後」にテロ予告を含む抗議が殺到し、開幕3日で中止に追い込まれたが、10月8日に同展は再開された。しかし、9月末に...
―― 今もなお新たな才能の発掘場として機能する〈SoundCloud〉にて頭角を現したDaichi Yamamoto。独創的なセンスで作り上げられたデビュー盤『Andless』を引っ提げて本誌に登場。
―― 「おまえをにがす」と繰り返し、外来種のカメを川に逃すさまをラップする動画が話題となっている。そこに映し出された女性ラッパーは東京藝術大学の学生だというが、彼女は何を表現しようとしているのか?
―― 相変わらず強気の外交を見せているアメリカのドナルド・トランプ大統領。時に核ミサイルや派兵をちらつかせ、時に各国に罵詈雑言を浴びせて牽制している。一方でトランプは、実際に戦闘行為に至るケースはごくわずか...
―― 巨匠、スティーブン・スピルバーグ監督は、多作であることを差し置いても、多くの戦争をテーマに取り扱ってきた。近年でも『ブリッジ・オブ・スパイ』や『戦火の馬』など精力的に表している。スピルバーグの戦争映画...
―― 昨年のデビュー時から、本誌がずっと気にかけてきたZEN-LA-ROCK/G.RINA/鎮座DOPENESSの3人から成るヒップホップ・グループを、ついに捕獲。
―― 「アート・バーゼル香港」がアジア最大のアートフェアとして機能し、上海では大型の美術館が次から次へと建設されているが、2018年には草間彌生の“贋作”展覧会が開かれたと報じられ、物議をかもした。一体、中...
―― 今、アメリカで『PACHINKO』なるタイトルの小説がベストセラーになっている。在日朝鮮人一族を描いた同作は、差別や移民に対する風当たりを浮き彫りにしているが、そのほかにも、アジア移民をテーマにした作...
―― 出版不況が叫ばれる中で、それでもベストセラーは生まれ続けている。それに大きく寄与しているのは、なんといっても書籍広告だろう。新聞や交通広告、テレビやウェブなど、無意識のうちに書籍の広告を目にする機会は...
―― 毎年恒例になってきた夏の「EXILEと本」企画も今年で第三弾。今回はEXILEきっての読書家・橘ケンチ氏にご登場いただき、「本」を通じて新たな出会いをかなえてもらった。歌舞伎町での書店経営や、ホストク...
―― 最近の出版業界のはやりといえば、なんといってもクラウドファンディング。今年5月には幻冬舎も共同出資する「EXODUS」が本格的に始動するなど、出版関係各社が乗り出す中、実際にはどんな出版プロジェクトが...
―― ジェンダー、国籍、人種などのボーダーラインを繊細かつ多様な手法で問い、国内外で高く評価されている現代美術作家のミヤギフトシが初の小説を出版。そこでは、どんな物語が紡がれているのか――。
―― 訪れた人々を幻想世界へといざなう、アダルトグッズ博物館。本日は世界を代表するアヴァンギャルド創作集団のリーダー植野氏とメンバーのおたけ氏、アントニー氏が来場して、3人による渾身のフラワーアート『花とク...
―― ブランドのロゴを勝手に使い、自己流にアレンジした“ブート・クチュール”と呼ばれるアイテムが、最近ファッション界でイケてるという。しかし、“偽ブランド品”とは何が違うのか? ファッションと法律の両観点か...
―― 今やヒップホップ・シーンのみならず、セレブリティ界隈でも一挙手一投足が話題になる、ご存じカニエ・ウェスト。音楽プロデューサーからキャリアをスタートさせ、ラッパーとしてデビューした彼の言動を振り返りなが...
―― 近年、世界でもファンが急増しているSHIBARI(シバリ)。そう、緊縛のことだ。今回紹介するのは、関西を拠点に活躍するSM女王のSAKIだ。
―― 新年が明けてのコラム一発目は、俺が惚れ込んでいるグラフィティ・アーティストを紹介したい。俺は12歳でグラフィティを始めて、それをアパレルに落とし込んだ〈コナート〉というブランドを立ち上げた。そこでは多...
―― 1964年の東京オリンピックで使用された日本代表の公式ユニフォーム。当時、日本のメンズファッション界で旋風を巻き起こしていたVANの石津謙介氏がデザインしたというのが定説だった。ところが、研究者が丁寧...
―― カメラマン・デザイナー、そして親日家としても知られるアッシュ・ハドソン。そんな彼が自らが体験した日本の“アングラ文化”を詳細にレポート。
―― デビュー20周年を迎えた椎名林檎が、通算6回目の紅白歌合戦出場を決めた。すっかり国民的歌姫化した林檎だが、多くの男性オールドファンの気分は、こんなところではなかろうか。
―― アート市場を活性化するために、リーディング・ミュージアム(先進美術館)を指定し、価値付けした作品をオークションなどで売却する――。今年の初夏、そのような政府案があると読売新聞が報じ、美術界を中心に大き...
―― 写真が好きだった高校生が初めて語る、20年以上の時を経て開花した細かすぎるモノマネの原体験とは?
―― かつては独立独歩で無頼のイメージが強かった映画監督だが、実は近年、大手芸能事務所に所属する人が増えている。事務所へ所属すると、作品作りの自由度は減りそうなものだが、監督側にはどのようなメリットがあるの...
―― これまで日本人にはあまりなじみのなかった中東映画だが、最近は質・量ともにレベルが高まり、専門メディアなどで紹介されることが多くなってきた。ここ数年話題になったシリアとパレスチナの作品を中心に、その魅力...
―― 洋邦問わず、話題の映画やドラマには必ず“ワンセット”のイメージのあるサウンドトラック。しかし、中にはサントラが存在しなかったり、収録されていても本編で使用されていなかったり、挙げ句の果てには映画やドラ...
―― 日本でも話題を呼んだ『ゲットダウン』をはじめ、『ヒップホップ・エボリューション』『ルーク・ケイジ』など、ある分野のドラマが活況を見せている。本稿ではNetflixで配信されている“ヒップホップ・オリジ...
―― 『カメラを止めるな!』が興行収入28億円超えのヒットを記録したことで今、メジャーな映画会社配給ではない自主制作映画に注目が集まっている。とはいえ、低予算ゆえにさまざまなトラブルもあるというが……そんな...
―― 近年、日本で加熱式たばこや電子たばこを吸う人が増えたが、アメリカでは大麻用の電子たばこが大流行している。ウェブサイト「サイゾーpremium」にて「LA大麻栽培記」を連載する東京出身でLA在住のフリー...