サイゾーpremium  > 連載  > アッシュ・ハドソンのアングラ見聞録【36】/さよならアッシュ、また会う日まで
連載
アッシュ・ハドソンのアングラ見聞録【36】

【最終回/アッシュ・ハドソンのアングラ見聞録】さよならアッシュ、また会う日まで

+お気に入りに追加

――カメラマン・デザイナー、そして親日家としても知られるアッシュ・ハドソン。そんな彼が自らが体験した日本の“アングラ文化”を詳細にレポート。

2001_P121_ASH_LAST_PH_520.jpg
Instagram〈ashflix_and_chill_
Photo:リック・サンチェス〈theriksanchez
Model:PINO〈Pino_pink

 早いもので2019年も終わる。残念なお知らせだが、約3年間続いたこの連載が、今回をもって終了することになった。今まで読んでくれた読者のみんな、ありがとう。

 サイゾーでこんなに長い間、連載を続けられたことは、俺にとって本当に光栄なことだ。毎月、ストーリーや写真などのクリエイティブを考える時間は楽しかったし、日本人の友達に「サイゾーで連載をやっているんだ」って伝えると、驚かれることも多かったしね。

 最後の回になるので、改めて俺の自己紹介をしておきたい。1971年にファッションデザイナーの母親と、グラフィックデザイナーの父親の間にロサンゼルスで生まれた。プロフィールにもあるように、実兄はガンズ・アンド・ローゼズのギタリスト、スラッシュだ。亡き母親は父親と別れた後に、デヴィッド・ボウイと付き合っていたことがあるんだ。

 ありがたいことに母親のデザインの才能を譲り受けた俺は、89年に〈コナート〉という、今でいえばストリートブランドの先駆けになるようなアパレルをスタートした。アメリカを代表する多くの有名ラッパーたちがこぞって着てくれるようになり、世界的にブレイクした。今は東京、大阪、ロスを行ったり来たりして、写真を撮ったり、来年から始まるレディースのアパレルの準備をしているところだ。

 さて、連載の話に戻ろう。3年間続いたひとつひとつのストーリーに思い入れがあるけど、中でも気に入っているのは、男のお尻に拳を入れるフィスト女王〈キャンディ〉様(18年4月号)と、俺のアニキのスラッシュの来日インタビュー(19年3月号)。あとは、ロスのメキシコ系グラフィティ・ライターのタズロックをフィーチャーした号(19年2月号)かな。

 前々回のTENGAのストーリーも、仕事を理由にいろんなTENGAを試せて楽しかった。最終回の写真は俺の友人でもある大阪在住のフォトグラファー、リック・サンチェスが撮影した俺と、ピンナップガールのPINOの写真なんだけど、リックをフィーチャーした回もよかったな。

 俺の強みはファッションとアートと写真だから、これからはハイファッション方面にも積極的に売り込んでいこうと思う。サイゾーでまたやらせてもらう機会があったら、ぜひともファッションで何かやってみたいね。俺だったら食べもののコラムだってセクシーに仕上げる自信があるからね。もし、俺に個人的に連絡を取りたい人がいたら、インスタグラムでDMしてくれよ。ありがとう。また会う日まで。

Ash

(翻訳/松田敦子)

アッシュ・ハドソン
1972年、ロサンゼルス生まれ。ガンズ&ローゼズのギタリストであるスラッシュを実兄に持つ。幼少期からグラフィティ・アーティストとして活動を始め、自身のブランド〈コナート〉を立ち上げる。親日家として知られており、近年は新たなクロージングライン〈アッシュ・コレクション〉のデザイナーや、カメラマンとしても広く活躍している。インスタグラム〈@ashfoto〉

ログインして続きを読む
続きを読みたい方は...

Recommended by logly
サイゾープレミアム

2022年6・7月号

目指すはK-POP? ジャニーズ進化論

目指すはK-POP? ジャニーズ進化論

移ろいゆくウクライナ避難者

移ろいゆくウクライナ避難者
    • 移ろいゆく【ウクライナ】避難者

NEWS SOURCE

サイゾーパブリシティ