連鎖する食糧危機への展望と盲信
―― 虫を食べる、というと、多くの日本人は気持ち悪がるかもしれません。ところがいま世界では「昆虫食」がきわめて将来性のあるものとして注目されています。 今年5月、国連の食糧農業機関(FAO)は「食べられる...
―― 虫を食べる、というと、多くの日本人は気持ち悪がるかもしれません。ところがいま世界では「昆虫食」がきわめて将来性のあるものとして注目されています。 今年5月、国連の食糧農業機関(FAO)は「食べられる...
―― フェイスブック、グーグル、アップル、アマゾンを指して「ネット企業4強」という呼び方がある。どれもプラットフォーマーとして巨大な存在感を持つが、この中で唯一アマゾンだけが「ソーシャル」を取り込んだ機能...
―― ――地方アイドルグループNegiccoのアルバムに収録された楽曲「ナタ―シア」に、HIP HOPからサイプレス上野とロベルト吉野(サ上とロ吉)が参加しているかと思えば、B-BOY PARKというHIP...
―― 芸術とは、禁忌をめぐる物語である──。そんなキャッチフレーズが作られそうなほど、芸術とタブーは密接にからみあった関係にある。だが、タブーを破ることが芸術である、と言い切ってしまえるほど、芸術とタブー...
―― 人から監視されるというのは誰だっていやなものですね。私的な生活や通信まで覗きみられればプライバシーの問題にもかかわります。そのプライバシーの問題を深く考えさせる出来事が少しまえにありました。アメリカ...
―― 学校現場における教育行政を司る都府県の教育委員会が、自らの都合により、文部科学省の検定に合格した特定の教科書を採択しないよう公立高校に対して強要するという、前代未聞の事態が広がっている。また国政レベ...
―― 旧日本軍の従軍「慰安婦」制度をめぐる橋下徹大阪市長の発言は国内外で大きな波紋を呼びました。じつはその橋下市長の一連の発言は、正義というものを考えるうえで大きな示唆をあたえてくれています。日本外交の今...
―― ──乙武洋匡さんが、車いすを理由にレストランへの入店を拒否されたことをツイッターに投稿し、そこから大騒動が勃発。当事者は和解しましたが、バリアフリーの理想と現実のズレ、レストランでの振る舞い方などさま...
―― “炎上マーケティング”という言葉が市民権を得て久しいが、いまだネットの世界では、ページビューを稼ぐために乱暴な言説が好まれる土壌が残り続けている。その状況下で、未来の言論空間はどのように作られていく...
―― 憲法改正をめぐる論議がふたたび活発化しています。安倍晋三首相が、憲法96条の改正を7月の参院選の争点にしたいと表明したからです。この96条改正については自民党だけでなく、みんなの党や日本維新の会も賛...
―― 美しく着飾りたい──。その欲求は、あるいは文明の歴史と同じくらい長いのかもしれない。身に着ける衣服や装飾品によって、人は自らの身分や職域を誇示し、己を権威づけてきた。そんな、いわばファッションの持つ...
―― ──マスメディアと異なり、個人の記事を載せるニュースサイトが話題を集めました。米国生まれの「ハフィントン・ポスト」日本版が鳴り物入りで登場。政治家から一般人まで幅広いブロガーの記事を載せ、読者がコメン...
―― ここのところビッグデータという言葉をよく聞くようになりました。ビッグデータとは文字通り「巨大なデータ」のことで、これまでのデータベース管理システムでは記録や解析が難しかったため見過ごされてきた巨大なデ...
―― 87年発表の『ノルウェイの森』で巨匠となる以前の春樹は、出たがり出したがりでヘンなポーズのグラビアも全然オッケーだった !?特に日本のメディアには滅多に登場しなくなった今ではすっかり忘れ去られている、...
―― 早くもミリオン到達!」と報じられた村上春樹の最新作だが、大手書店や取次のデータを見ると、実際に”売れた”部数はまだ60万部弱。”バカ売れ”と言われる彼の作品が、実際にどのくらい売れているのか、客観的な...
―― 書籍編集者の夢のひとつともいえる100万部超えの”ミリオンセラー”。会社や著者には多額の利益や印税がもたらされるが、こうしたメガヒットを裏で支えた編集者にはどのように還元されるのだろうか? その実情...
―― 4月、村上春樹の新刊『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』が発売され、各メディアがその熱狂ぶりをこぞって報道した。一体なぜ、これほどまでに村上春樹の作品は売れるのか? 遅ればせながら本誌もこのフ...
―― ウェブメディアの定着と雑誌の低調によって原稿料が下げ止まらなくなり、いわゆる「フリーライター」が飯を食っていくことが難しくなった。しかしこれは、メディア構造の変化に伴い、できる人/できない人の淘汰が進...
―― ──放送作家、ディレクター、プロデューサーなどテレビ制作の現場にいる面々に、食番組・企画で使いやすいタレントをカテゴリごとに分けてもらい、食番組での使い勝手を星で表してみた!
―― 2013年4月、松竹芸能を退社し、オセロを解散。所属事務所もない中、再スタートを切った中島知子。渦中の女性が 洗脳騒動 の最中から、社会復帰コーチングを通して、今日まで彼女をサポートし続けている認知科...
―― グッズ販売によって大きな収益を上げているジャニーズ事務所。だが一部のファンからは「非公式グッズのほうが質がいい!」という声も聞かれる。ファンから愛される非公式グッズの実態を覗いてみた。
―― ジャニーズといえば世間的にはジャニーズ事務所本体のみが知られていると思われるが、同事務所は多くの関連事業を行う子会社を所有している。今やジャニーズ事務所を中心に、一大芸能コングロマリットともいえるほど...
―― ここでは経済誌・ビジネス各誌で、盛んに持ち上げられている「竹中平蔵」という男を取り上げてみよう。「竹中平蔵」とは、果たしていったいどんな男なのか? その本質に迫っていきたい。なんとも刺激的なタイトルで...
―― 書店やコンビニの経済誌・ビジネス誌コーナーに行くと、数多くの雑誌が並んでいて、どの経済誌を読み、どこまで信用してよいのか、もはや判断できない状態!ということで、斬り捨て御免の本企画!
―― TPPをめぐる議論が激しくなってきました。3月15日に安倍首相がTPPの交渉に参加することを正式に表明したからです。TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)とは、太平洋をかこむ国々が輸入品にかかる関税など...
―― ポップカルチャーの流通を支えてきたTSUTAYAことCCCに異変が起きている。昨秋の『スパイダーマン』独占レンタルをめぐる騒動が顕著だが、コンテンツを自社で独占する方向に舵を切っているのだ。それは消え...
―― 3月14日、RSSリーダーであるグーグルリーダーの今夏でのサービス終了が発表された。ブログ全盛期に台頭し、今でも一部の情報ジャンキーの間では重宝されてきた同サービスが終焉するのは、ソーシャルメディアの...
―― 【文芸関係者による文壇ゴシップ座談会】4月9日、2013年本屋大賞の受賞作が発表となった。一次投票が12年11月1日から13年1月6日までに行われ、全国463書店598人が投票。その後の二次投票では、...
―― 2月15日、公正取引委員会委員長に内定した元財務次官・杉本和行氏は、再販価格維持制度(通称:再販制度)について現時点で見直す考えがないと表明した。公共性を理由に再販制度を維持している新聞社だが、その是...
―― 2012年デビューの新人モデルながら、“ネクスト美少女”探しに余念がない人々から熱い視線を集める彼女。クスクス笑う、その素顔を少しだけ覗いてみた。
―― 日本経済の低迷が叫ばれていた近年、その中でマンガやアニメといった、いわゆる”オタク産業”は、日本を代表するコンテンツへと着実に成長を遂げた。そこへ綺羅星のごとく現れたのが、株式会社ブシロード。同社社長...
―― 各出版社や書店などが知恵を絞って生き残りをかけている出版業界。売る現場で主役になるのは、出版社の営業担当者だ。今回は、彼らに集まってもらい、ビジネスとしての出版業界の裏話や、営業目線で最近話題の本など...
―― AKB48の人気と比例して、「週刊文春」ではスキャンダルを連発スクープ。そんな中、本誌ではSKE48の大特集を組むなど、本流から外れたナナメなアプローチでブレイクに便乗していった。公式、非公式問わず、...
―― 今年3月、新興宗教団体「サイエントロジー」にインスパイアされた映画『ザ・マスター』の日本公開が話題となっている。信奉者にトム・クルーズなどがいるサイエントロジーは、日本でも知られているが、同教団の設立...
―― アメリカのショービジネスは、日本と規模も違えば、そのマヌケ度のスケールもデカい! “聖と性の伝道師”ことR&Bのトップシンガー、R・ケリー自伝の必笑エピソードから、オカルト宗教団体による、あの有名俳優...
―― 格式ある大手出版社まで続々参入する自費出版ビジネス。しかし、著者に金銭的負担のすべてを委ねるスタイルに問題はないのだろうか? かつては詐欺まがいの商法が問題視された自費出版の最新事情を見てみよう。
―― 歴史料を丹念に読み込んでいくイメージの強い歴史学の世界にも、おカタい学界のルールをぶち破り、それまでの定説を打ち破って書かれたタブー破りの歴史書があった!
―― 現在、好況を見せるアベノミクスを、多くのメディアが分析している中で、見えてきたのは安倍政権のブレーンの存在だ。果たして安倍晋三の背後にはどんな黒幕たちが存在するのか?
―― 4人が誤認逮捕されたパソコン遠隔操作事件では、今年2月になってようやく「真犯人」が逮捕されました。2012年6月にはじめて横浜市のサイトに小学校襲撃予告が書き込まれてから、約半年後です。
―― 「民族問題」という言葉を聞くと、パレスチナやユーゴスラビアにおける民族紛争など、海外の事例を思い浮かべる向きが多いだろう。しかし、ここ日本にも確かに民族問題は存在する。しかも、在日朝鮮人への差別、移民...
―― iPadをはじめ、AmazonのKindleや楽天のkoboなどのデバイスの普及によってますます盛り上がる電子書籍業界。制作の手軽さもあってか、中には、「App Store限定」など、電子書籍でしか手...
―― 構成年齢が上がり続ける、総合誌などを陣地にした論壇に比べ、比較的若い 論者 たちが集まる新しい場所──それがウェブ論壇だ。ここでは、ウェブから出てきて名を挙げつつ、書籍の世界にも進出してきた新星たち...
―― テレビや新聞ほかメディアでコメンテーターを務める、いわゆる 評論家 や 学者 先生も、スネに傷の一つや二つは抱えているものである。ただし、彼らの書籍を出版したり、インタビューを掲載したりする出版社では...
―― 2002年3月に北九州市小倉北区で発覚した、一家監禁、連続殺人事件。その犯人として、松永太死刑囚および緒方純子被告の2名が逮捕され、殺された被害者は、ひとりを除く6名が緒方被告の家族であった。
―― ウェブブラウザのFirefoxや、メーラーのサンダーバードで有名なモジラ・コーポレーションが開発するモバイルOSを搭載した端末の日本市場導入に向け、KDDIとモジラが手を組むことが発表された。2011...
―― 2月16日、あの村上春樹氏の新刊が発売されることが、文藝春秋より発表された。小説なのか? 初版はいきなり数十万部なのか? ノーベル賞級大作家の新刊とあって、色めき立つ出版業界に書店業界。
―― 【特集1】でも触れたが、回収本を完全に回収することは、ほぼ不可能だ。とはいえ、こうした回収本を書店で探すのは、回収直後でない限り、流通していないため至難の業といえる。しかし、どうしても読みたい……。
―― 今年1月に話題となったAKB48河西智美の“手ブラ”が掲載された「ヤングマガジン」や、12年に発行元の役員が逮捕された「DVDコピー本」など、回収騒ぎを巻き起こした書籍は数知れない。
―― セブン&アイ・ホールディングスといえば、コンビニエンスストア・セブン-イレブンにイトーヨーカドーなど54社を擁する一大流通グループだ。中でも、セブン&アイ・ホールディングス代表取締役会長・最高経営責任...
―― 与沢氏の2冊目の著書『秒速で1億円稼ぐ条件』は、前出インタビューでも述べられている通り、莫大なプロモーション費を投じてヒットさせたビジネス書だ。彼らネオヒルズ族が書くビジネス書の内容には、果たして価値...