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洗脳騒動の真相とは!?本人独占インタビュー!

中島知子×苫米地英人 〈告白〉洗脳騒動はこうして作られた!

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(写真/岩切 等)

芸能活動を再開した渦中の人物を直撃

2013年4月、松竹芸能を退社し、オセロを解散。所属事務所もない中、再スタートを切った中島知子。渦中の女性が 洗脳騒動 の最中から、社会復帰コーチングを通して、今日まで彼女をサポートし続けている認知科学者の苫米地英人氏と共に、騒動の真相、現在の心境などを語った――。

――ベッドの上で2ショットなんていう、無茶な撮影に応じてもらって、どうもすみません。

苫米地 サイゾーらしいリクエストでいいんじゃない?(笑)  

中島 こんなことして、変なこと書かれないですか? まぁ、最近は何をやってもスポーツ紙のネタにされるので、慣れましたけど(笑)。

――現在は苫米地さんの事務所が中島さんの連絡窓口になっているんですよね?

苫米地 今は、所属事務所がない状態だからね。あくまで、一時的なボランティアだけど。

――2人は、なぜ現在のような関係になったんですか?

苫米地 そもそもは、2011年の秋に中島さんのご家族が私のところに相談しにきたんだ。私は芸能ニュースなんてみないので、騒動になっていることは知らなかったんだけど。

MEMO『中島知子』
1971年8月26日生まれ。93年に松嶋尚美とオセロを結成し、デビューするも、2013年4月に所属してきた松竹芸能を退社し、オセロも解散。今後の動向が注目されている。

中島 私は、その年の4月からインフルエンザをこじらせて休業していたんですが、それ以前から問題はくすぶっていたんです。いちばん大きかったのが、家族問題。うちの両親は、いつまでたっても私に対して過干渉で、自分たちの言うことを聞かないと、40歳にもなる娘を怒鳴りつけるようなことをしてきたし、父には殴られることもありました。こうした親子関係は常に悩みの種で、親から離れたいという気持ちは年々強くなっていったんです。それと、妹は無職で、30歳を過ぎても私が生活費や結婚・出産費用まで面倒を見ていたんですが、これではまずいと支援を打ち切り、自立することを促したんです。すると、妹は両親に対して「お姉ちゃんは変わってしまった」と言いだし、変わった原因として、私と親しくしていたAさんの存在を持ち出しました。Aさんの影響だと。両親もそれに乗って、Aさんを悪者にしようとした。それまで続けていた両親への仕送りをストップした時期でもあったので、それに拍車がかかってしまったんだと思います。

――今年3月末に、2年ぶりのテレビ出演として騒がれた『ワイド!スクランブル』(テレビ朝日系列)のインタビューでは、家族の話はしてなかったですよね?

中島 少し話したのですが、そこは放送では使われなかったんです。07年に相方(松嶋尚美)と、私の担当マネージャーが同時に松竹芸能から独立【1】したこともショックだったし、そのことについて、事前にも事後にもなんの説明もしてくれない事務所に不信感が募っていました。『ワイド!スクランブル』のインタビューでは、ここがクローズアップされていましたが、ただ、実際は家族問題のほうが大きいくらいだった。私の中でこの2つの問題が重なったため、仕事からも家族からも距離を置いて、静かに考えたいと思い、休業を長引かせてしまったんです。結果、仕事を休んだり、収入が途絶えて家賃滞納を起こしたりと、多くの関係者の方々にご迷惑をおかけしたことは大変申し訳なく思っています。これについては、今後も謝罪や説明をしつつ、信頼を取り戻したいと思っています。

苫米地 中島さんをマインドコントロールしたなんていう汚名を着せられたAさんも被害者だよ。ご家族は、中島さんと同居していたAさんが占いの仕事をしていたものだから、その力で中島さんの行動に影響を及ぼしているんじゃないかと思い込んでしまった。さらに、霊感商法とかマインドコントロールとかを専門にしている識者が口を挟んできたもんだから“洗脳騒動”として報じるメディアが出てきた。「過去にAさんに支配された」なんて言って、便乗本まで出した占い師【2】も出てきた。世間も「有名タレントの洗脳騒動」なんていうのは面白い。そうした関心に応えるために、その占い師が言うことを大々的に報じたりと、報道も過熱していった。ただ、中島さんがマインドコントロールなどされていなかったのは、最初面会した時(12年2月)、一目瞭然でわかったし、Aさんが中島さんをマインドコントロールするような能力がないことも、この4月にAさんに会った時にすぐわかった。彼女は気の弱そうな、ごく普通の女性だよ。よく「自称霊能者」という書かれ方をしてるけど、それはマスコミが勝手に命名したもので、本人は「霊能者」と自称したことはないよ。

――つまり、騒動の真相は、中島さんと家族や事務所との関係のこじれが生んだものだと?

苫米地 こじれた挙げ句、臨界点を超えて、家族や社会に対して心を閉ざして、引きこもってしまった。その時の同居人が、たまたまAさんだったというだけ。

中島 その通りです。

――そういえば、大物歌手との泥沼不倫が精神を不安定にさせたとも報じられましたが。

中島 サイゾーもネットでその話を書いてましたよね! あの方にはお世話になっていましたが、不倫なんて、100%ありません(苦笑)。

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