市場規模の小さい国内美術に光明か?――オタクが展覧会に押し寄せる「刀剣乱舞」狂騒曲
―― 全国各地で「刀展」が隆盛している。日本刀を鑑賞する“愛刀家”といえば、それまで年配の男性が主な層だったが、ここに今、若い女性たちが流入してきているのだ。その火付け役となったゲーム『刀剣乱舞』と、ブーム...
―― 全国各地で「刀展」が隆盛している。日本刀を鑑賞する“愛刀家”といえば、それまで年配の男性が主な層だったが、ここに今、若い女性たちが流入してきているのだ。その火付け役となったゲーム『刀剣乱舞』と、ブーム...
―― バンクシーが一種のブームになっている。彼の社会風刺とユーモアが世に浸透しているということだが、こうした活動を行っているのは、何もバンクシーだけじゃない。ここでは、バンクシーブームの今だからこそ、現代社...
―― 2015年10月22日の深夜ドラマからスタートした一大プロジェクト(総合エンターテインメント)「HiGH&LOW」。ドラマ、映画、音楽、ライブ、テーマパーク、SNS、マンガとさまざまなメディア...
―― グラビアアイドルとしてはもちろん、ゲーム実況YouTuberやマンガ大好き女子の一面も持つ川瀬もえちゃんが本誌初登場。「サイゾーを見て、本気でグラビアをやりたいと思ったんです」と語る彼女のポテンシャル...
―― 最近の氷川きよしさんのアレコレを見て思ったのは、アメリカの俳優ジョージ・タケイ(82歳)が68年かかったことを、彼はたった42年でできたということですね。タケイについては以前から自伝『To The S...
―― アニメ版主題歌の『紅蓮華』はNHK紅白歌合戦でも歌われ、この年末年始も『鬼滅の刃』(吾峠呼世晴)は爆発的に売れていた。人気マンガではあったが、アニメ化以前は正直、傍流の作品で、綺麗な『彼岸島』(松本光...
―― キアヌの夏――『USA Today』紙は2019年をそう評した。2020年に突入した今、振り返ってみても、「昨年はキアヌ・リーヴスの年だった」と思う。現行の代名詞的シリーズの第3作『ジョン・ウィック:...
―― 「週刊文春」がテレビ東京のアナウンサー・鷲見玲奈と同局の先輩アナで既婚者である増田和也との不倫疑惑を報じた。酔った2人はカラオケBOXで“一線”を越えてしまったそうで、その動画もあるという。“一線”っ...
―― 日本が誇るロイヤルプリンセス姉妹といえば、彼の麗しきおふたりをおいてはほかにないが、ディズニーが誇るロイヤルプリンセス姉妹と言えば、アナとエルサである。
―― 拳で人を殴ることはきわめて人間的な暴力である――『殴り合いの文化史』を上梓した人類学者・樫永真佐夫氏と、古代の拳闘からボクシングの成立までをたどりながら、“殴る”ことの意味を問う。
―― 今夏あたりから、日本のヒップホップ界で物議を醸しているSATORUという男がいる。これほどハードな内容を、ここまでダイレクトに歌ったラッパーはいただろうか――。地元の栃木・足利で直撃!
―― 創刊50年を迎えた日本マンガ雑誌界の雄「週刊少年ジャンプ」。『ドラゴンボール』や『SLAM DUNK』など、数々の“友情・ 努力・勝利”な大ヒット作を世に送り出してきたが、実は同誌を下支えし続けてきた...
―― 「ジャンプ」の50年を彩った過去の傑作ラブエロコメをプレイバック!
―― 物心ついた頃から週刊少年ジャンプを読んでいた。75年生まれの筆者は79年のガンダムを本放送で観た最後の世代だが、『ドーベルマン刑事』は終了間際で、『こち亀』には入れ墨警官の戸塚がいた。初めて買った単行...
―― 『疾風伝説 特攻の拓』を筆頭に、ヤンキーマンガには特殊な“ルビ(ふりがな)”や“当て字”の文化があり、そこにある種の“美学”が感じられてならない。では、それはどこからやってきて、現在にかけていかに継承...
―― プリンスが86年に発表したバラードに「Sometimes It Snows in April」がある。歌詞にいわく「人生が終わらなければいいのに、と思うけど/どんなよいことにも終わりがくるんだね」――...
―― 沢尻だと思った? 今回、沢尻エリカでいくと思ったっしょ!? 「エリカ様ー!」(「卑弥呼さまー!」のテンションで)とか言っちゃう感じで。
―― ある日、その主が死を迎えたSNSのアカウントは、いったいいつまで残り続けるのか。フェイスブックですら日本でサービスを開始して10年を過ぎ、そこには大量の投稿や写真だけでなく、友人・知人との交流の跡も多...
―― 芸能人の不倫がひところワイドショーを賑わせたように、日本人は、不貞行為とは知りつつも、不倫の話にいつも興味津々だ。そこで、近年増えつつある不倫中の男女の心理が克明に描かれたコミックは、不倫の真実がわか...
―― 前号に引き続き、名古屋大学情報学研究科教授・川合伸幸氏と議論を展開。比較認知科学、実験心理学の知見が、人間の“暴力”の起源に迫る。
―― 人気のマンガ『鬼滅の刃』が最終局面に入ってから、バトル中の「身体欠損」が続いている。同作に限らず、バトルマンガにおいて「欠損と回復」というのは外せず、これまであらゆる作品でさまざまな「修復方法」が描か...
―― 出版不況で本の売れ行きがダダ下がりの中、今年のマンガ業界は話題作が目白押し! あなたが知らないマンガアプリや雑誌で、実はヒット作が数多く生まれている!? そこで、マンガ業界関係者たちを集めて座談会を開...
―― 今や、ONE OK ROCKにカバーされた「To Feel The Fire」をスティーヴィー・ワンダーがセルフリメイクしたら、「俺たちのワンオクのカバーするとかふざけてんだろ。誰だよこの外国人」とい...
―― すべての人々に密接に関係しながらも、他人には話しづらい事象である「セックス」。最近はマッチングアプリも浸透したことで、「一夜限りの相手」を見つけることも簡単なのに、なぜか世間ではセックスレスが加速して...
―― 今年6月、イランがアメリカの無人偵察機を撃ち落としたことが大きなニュースになったが、実はアメリカはその報復として、イランにサイバー攻撃を仕掛け、イラン軍のコンピュータ・システムを無力化したと報じられた...
―― 2年前の本誌初登場時は5万人だったYouTubeチャンネル登録者数が10万人を突破し、YouTuberとしても女優としても活躍の場を広げる奈良岡にこちゃん。「動画再生の回数をアップさせるためにはサムネ...
―― 小劇場演劇の悪癖を煮詰めたような悪ノリがひどいのは承知の上だが、うっかり『時効警察はじめました』(テレビ朝日系)が面白かったとか言うと、コアな小劇場演劇好きから、まるで幼女を誘拐したペド野郎を見下すよ...
―― 巨匠・リドリー・スコットが製作総指揮を務めるNetflixオリジナル映画『アースクエイクバード』が11月に公開される。そこで謎めいた日本人カメラマン役を演じた小林直己(EXILE/三代目J SOUL ...
―― 賛否はあるものの『全裸監督』が話題を呼んでいる。しかし、同作に限らず、そもそもNetflixにはポルノ産業や、セックスをテーマにしたドラマやドキュメンタリーがいくつも配信されている。このような、いわば...
―― Netflixの『全裸監督』が話題だが、80年代のアダルトビデオ(AV)の異様な雰囲気をリアルタイムで知っているのは、たぶん70年代中盤に生まれた筆者の世代が最後だと思う。とはいえ、87年の時点では小...
―― 「ちょっと面白い発表があるので、上海で取材しませんか」
―― TikTokで80万人超のフォロワーを抱える、話題のインフルエンサーがサイゾーに初登場! もともと、美容業界の裏方だったものの、「かわいいから表に出る仕事をしたほうがいい」という、周囲の猛烈な薦めでア...
―― 「ヴ」の発音にこだわるお姫様役のCMで話題のファッションモデルは、憧れの女優と話題の映画でまさかの共演を果たす!
―― 新世代のラッパーが舞台に上がり、若い観客がフロアを埋める「TOKIO SHAMAN」というパーティがある。その首謀者であり、暗鬱で幻想的なラップ・ミュージックを生み出す釈迦坊主とは、何者か?
―― 前記事では日本兵のPTSDに焦点を当てたが、さまざまなアメリカ映画で心の傷を負った米軍兵士の姿が描かれてきた。その中でも名作と呼び得るのが、以下である。戦争の体験は、このように兵士の精神を破壊していく...
―― 「若者のテレビ離れ」なんて今さら声高に叫ばずとも、YouTubeやAbemaTV、HuluにNetflixなど、着実に広がるネット動画のシェア。そんな状況だから、当然のように情報源としても動画のニーズ...
―― 日本の夫婦の47.2%がセックスレス(過去1カ月以上セックスをしていない状態)だそうだ(16年、一般社団法人日本家族計画協会調べ)。夫からすれば「勃たないんだからしょうがないじゃん、以上」案件ではある...
―― 前号に引き続き、行動遺伝学、進化教育学、教育心理学、生物学的視点から教育についての研究を行う安藤寿康氏を招いて“人間と教育”を語り合う。遺伝によって条件づけされた人間にとって教育とは?
―― 映画の本場アメリカに迫る勢いで世界随一の映画大国になりつつある中国。しかし、そこには政府による「検閲」という他国にはない事情が横たわっている。この検閲をくぐり抜けるべく、かつて若手映画人たちは死闘を繰...
―― ――翻訳物として初めて世界的なSFの賞であるヒューゴー賞を受賞した「三体」をはじめ、もはや世界的に評価されるようになった中国SF。さらには映画やゲームのジャンルに至るまで活発化している作品群には、中国...
―― 所用で遠出していたら、学生時代に通っていたゲームセンターの同窓会連絡網から珍しく連絡があった。「あれ、神崎だよ」と。何の話かと思ったら、熊澤という元農林水産事務次官の老人に殺されたニート息子の事件だっ...
―― かつて、ネットは自由で開かれたものであった。だが、どんどんネットを使う人が増え、企業や公共団体がネットを基盤としたサービスを提供し、そして人や社会がネットの諸々に左右されるようになった現在、もはや「自...
―― 10代女子のヒリヒリした自意識に極太の輪郭をつけさせたら天下一! の山戸結希監督(『おとぎ話みたい』『溺れるナイフ』)が、球速150キロで顔面狙いレベルの危険球をぶん投げてきた。現在公開中の『ホットギ...
―― 中国政府はヒップホップ禁止令を出した――。2018年、そんなニュースが日本でもややセンセーショナルに報じられた。しかしながら近年、同国では『The Rap of China』なる超人気番組が存在し、さ...
―― K-POPや中華圏のスマホアプリ、果てはタピオカミルクティーなど、ここ数年、韓国や中華圏のコンテンツが当たり前のように日本で受け入れられ、しかも活況を呈している。現在に至るまで、日本で中韓エンタメはど...
―― 政治改革の時代といっても過言ではなかった平成。結果として日本が選んだ制度は、首相官邸への権限集中だった。だが、官邸の高圧的な命令と態度は、役所や官僚による公文書データの改ざんやメディアへのリークという...
―― 先日、幻冬舎が自社の看板タイトルである、百田尚樹『日本国記』を執拗に批判した作家・津原泰水の文庫化を中止し、社長の見城徹がSNS上で津原の実売部数を晒し上げた件は、アンチネトウヨとクリエイターの受難が...
―― ウィーケンドが歌う。「俺は氷と雪から生まれた~冬の狼たちと共に~心臓に刺さったナイフも俺を止められない」
―― ピエール瀧がコカイン使用容疑で逮捕された事件。その後、ソニーはただちに電気グルーヴの作品を回収し、瀧とのマネジメント契約をあっさり解除したのだった。このような非情かつ性急にも思える“処分”が下されたの...