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ソニーはもはや音楽事務所ではない!?

【電気グルーヴ】回収とピエール瀧解雇を決めたソニーの内幕

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大手芸能事務所に変わったSMA

ピエール瀧がコカイン使用容疑で逮捕された事件。その後、ソニーはただちに電気グルーヴの作品を回収し、瀧とのマネジメント契約をあっさり解除したのだった。このような非情かつ性急にも思える“処分”が下されたのは、一体なぜなのか――。その背景には、老舗レコード会社として知られるソニーの“変節”があるかもしれない。

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電気グルーヴのホームページは残っているが、4月2日から更新されていない。

 3月12日、電気グルーヴのピエール瀧がコカインを使用したとして麻薬取締法違反容疑で逮捕され、大きなニュースとなった。その翌日、電気グルーヴの音源の発売元であるレコード会社、ソニー・ミュージックレーベルズ【1】は、彼らのCD・映像商品の出荷停止、店頭在庫回収、デジタル配信停止を発表。海外ではほぼ例を見ないにもかかわらず、日本の音楽業界ではもはや通例となっているこの措置に対して、多くの人々が疑問を呈し、再出荷を求める署名運動などが行われた。そして4月2日、ピエール瀧が起訴されたことを受けて、電気グルーヴの所属事務所であるソニー・ミュージックアーティスツ【2】(以下、SMA)は、ピエール瀧のマネジメント契約の解除を発表したのだった。“トカゲの尻尾切り”ともいえるこうした対応ぶりに、多くのファンが衝撃を受けた。大手レコード会社関係者A氏はこう話す。

ソニー・ミュージックグループ【3】(以下、ソニー)は昔から、薬物事件に厳しいレコード会社として知られています。今回の措置は、あくまでも過去の慣例に従っただけではないでしょうか。瀧が所属していたSMAはソニーのグループ会社なので、事務所を解雇されたのも恐らく同じ理由からだと思います」

 コンプライアンスに厳しい昨今の状況にあって、これは致し方のない措置だったのだろうか? しかしながら、ベテラン音楽ライターであるB氏は、その性急かつ無慈悲な対応に驚きを禁じ得なかったと述べる。

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