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宇野常寛 の検索結果

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宇野常寛の批評のブルーオーシャン 第46回

野島伸司のゆくえ

――  日本テレビ系ドラマ『明日、ママがいない』が、いわゆる児童養護施設の描写を巡って批判を浴び、ファンタジー路線への変更を余儀なくされた。作中の児童養護施設の現実とは乖離した描写が視聴者の誤解を呼び、児童...

野島伸司のゆくえ
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宇野常寛の批評のブルーオーシャン 第45回

市場と思想をつなぐ言葉

――  先日、高校の同窓会に出かけてきた。15歳で出会った僕らも35歳、堂々たる中年だ。自然と集まった当時親しかったグループのテーブルで、今は某商社に勤めるMと話し込んだ。Mは言う。「宇野がやってることは確...

市場と思想をつなぐ言葉
第1特集
活況を呈す自主出版の最前線【1】

マンガ同人誌、アート系ZINE…… 採算度外視の"自主雑誌"の甘美な世界

――  出版不況という言葉も聞き飽き、毎年訪れる電子書籍元年にも慣れてきた編集者/デザイナー/ライターたちが、新たな活路として期待を寄せるのが「自主出版」の世界だ。まぎらわしいが、高いお金を出して自分の本を...

マンガ同人誌、アート系ZINE…… 採算度外視の
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サイゾー×プラネッツ『月刊カルチャー時評』VOL.21

『パズル&ドラゴンズ』──『パズドラ』ヒットに見るゼロ年代以降のゲーム史

――  2013年のヒットコンテンツとなったアプリゲーム『パズドラ』。GREEやDeNAというソーシャルゲーム2強とは異なる、ガンホーが繰り出したこのゲームからは、ゼロ年代以降のゲーム史の流れが透けて見える...

『パズル&ドラゴンズ』──『パズドラ』ヒットに見るゼロ年代以降のゲーム史
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2月号に関する訂正とお詫び

―― 2月号に関する訂正とお詫び

2月号に関する訂正とお詫び
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サイゾー×プラネッツ『月刊カルチャー時評』VOL.20

『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』──深夜アニメの外側へ!

――  2011年の放映時に話題を巻き起こしたアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』通称『まどマギ』(MBS系)。その完全新作となる劇場版3作目が今秋公開された。期待値も高かった本作は、果たして10年代のアニメシ...

『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』──深夜アニメの外側へ!
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宇野常寛の批評のブルーオーシャン 第44回

ネットの言論空間の後退を止めるために

――  この2013年という年を総括するのなら、それは社会が変わるという機運が大きく後退した1年だった、と言わざるを得ない。昨年末の衆議院に続き、今年夏の参議院においても自民党が大勝し、向こう数年は自民党に...

ネットの言論空間の後退を止めるために
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サイゾー×プラネッツ『月刊カルチャー時評』VOL.19

『あまちゃん』──13年最大のヒット作にしてクドカンの新代表作、その"凄み"と"食い足りなさ"

――  9月28日に放映終了した朝ドラ『あまちゃん』。2013年最大のヒットとなった本作はこれから先、NHK朝ドラの金字塔としても、脚本・宮藤官九郎の代表作としても語り継がれてゆくだろう。 大フィーバーもい...

『あまちゃん』──13年最大のヒット作にしてクドカンの新代表作、その
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宇野常寛の批評のブルーオーシャン 第43回

「指先」と「動体視力」

――  AKB48の最新シングル「ハート・エレキ」(10月30日発売)には、表題曲に加え「快速と動体視力」というカップリング曲が収録されている。この2つの楽曲はともにある種の恋愛観、ひいては人間観を歌いあげ...

「指先」と「動体視力」
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サイゾー×プラネッツ『月刊カルチャー時評』VOL.18

『半沢直樹』──時代劇+職業ドラマの手法とマンガ的演出で見せた、サラリーマン社会のリアリティ

――  今夏『あまちゃん』と並んで最大の話題を博し、「倍返しだ!」という流行語も生んだ、久々の大ヒットドラマが誕生した。一種社会現象化までした『半沢直樹』の成功の要因を、サラリーマン文化論から考える。

『半沢直樹』──時代劇+職業ドラマの手法とマンガ的演出で見せた、サラリーマン社会のリアリティ
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宇野常寛の批評のブルーオーシャン 第42回

『あまちゃん』の時代

――  ほとんど社会現象と化していたNHK連続テレビ小説『あまちゃん』が最終回を迎えた。最終回直後の正直な感想を述べさせてもらえれば、僕はこの作品を仮に「採点」するなら100点満点で98点をつける。しかし、...

『あまちゃん』の時代
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宇野常寛の批評のブルーオーシャン 第41回

『僕らのニュースルーム革命』

――  僕の友人でもある元NHKアナウンサー・堀潤の初の著書『僕らのニュースルーム革命』(幻冬舎/書影欄外)が刊行された。堀は『ニュースウオッチ9』や『Bizスポ』などのニュース番組で知られたアナウンサーで...

『僕らのニュースルーム革命』
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サイゾー×プラネッツ『月刊カルチャー時評』VOL.17

『恋するフォーチュンクッキー』──ディスコ・チューンで「指原センター」な曲が示す、これから始まる“AKB48第二章”

―― ──6月に行われた第5回AKB48選抜総選挙で、指原莉乃が1位になった。そしてセンターに彼女を迎えてリリースされたシングルが「恋するフォーチュンクッキー」だ。初動で100万枚を超えた同作が示す、AKB...

『恋するフォーチュンクッキー』──ディスコ・チューンで「指原センター」な曲が示す、これから始まる“AKB48第二章”
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宇野常寛の批評のブルーオーシャン 第40回

参議院選挙とインターネット

――  さる7月21日に行われた参議院選挙は、大方の予測通り自民党の大勝に終わった。この結果をもたらした原因については当然、さまざまなものが考えられる。アベノミクスへの率直な期待と評価、政党ごとの支持率が充...

参議院選挙とインターネット
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サイゾー×プラネッツ『月刊カルチャー時評』VOL.16

『風立ちぬ』──宮崎駿の業と本質が凝縮された本作を受け、次の世代に課せられた使命

―― 『崖の上のポニョ』以来5年ぶりとなる宮崎駿の新作アニメが公開された。公開2週で早くも累計動員220万人、興行収入28億円を突破と今夏最大のヒット作となりそうだ。「遺作」とも銘打たれた本作で、宮崎駿は何...

『風立ちぬ』──宮崎駿の業と本質が凝縮された本作を受け、次の世代に課せられた使命
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宇野常寛の批評のブルーオーシャン 第39回

「ネット選挙解禁」をめぐる議論の争点

――  先日、ある新聞社から取材を受けた。インターネット選挙運動の解禁で政治はどう変わるのか、というテーマだった。具体的には来るべき参議院選挙において、どのような効果が見られるのか、という話の、それも僕から...

「ネット選挙解禁」をめぐる議論の争点
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サイゾー×プラネッツ『月刊カルチャー時評』VOL.15

『進撃の巨人』──圧倒的な破壊のファンタジーから人間ドラマへ、人気作はなぜジャンルを跳躍したのか

――  09年の連載開始以来、高い人気を誇るマンガ『進撃の巨人』。4月からはテレビアニメも放映され、その人気は加速し、単行本は累計2000万部を突破した。ネタバレ全開で、この作品の不思議な吸引力を読み解いて...

『進撃の巨人』──圧倒的な破壊のファンタジーから人間ドラマへ、人気作はなぜジャンルを跳躍したのか
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サイゾー×プラネッツ『月刊カルチャー時評』VOL.14

『海街diary』──大御所少女マンガ家はまだ挑戦をやめない! マンガ大賞受賞作を読み解く

――  栄えある2013年マンガ大賞を受賞したのは、『バナナフィッシュ』をはじめ数々の代表作を抱える、活動歴40年近い大ベテラン少女マンガ家の最新作だった。鎌倉を舞台にした4姉妹の物語は、いったいどれだけ見...

『海街diary』──大御所少女マンガ家はまだ挑戦をやめない! マンガ大賞受賞作を読み解く
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宇野常寛の批評のブルーオーシャン 第38回

『原子爆弾とジョーカーなき世界』

―― この号の「サイゾー」が発売される数日後に、僕の4冊目の単著が発売になる。『原子爆弾とジョーカーなき世界』――これは月刊「ダ・ヴィンチ」(共にメディアファクトリー)の連載(の最初の一年分)を一冊にまとめ...

『原子爆弾とジョーカーなき世界』
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宇野常寛の批評のブルーオーシャン 第37回

新しいリベラルとニコニコ超会議

―― 去る4月28日日曜日、幕張メッセで催された「ニコニコ超会議2」に出席してきた。 僕と僕が編集長を務める雑誌「PLANETS」が参加したのは昨年に引き続き「ニコニコ言論コロシアム」という、インターネット...

新しいリベラルとニコニコ超会議
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サイゾー×プラネッツ『月刊カルチャー時評』VOL.13

『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』──「論外」「これはまずい」村上春樹新刊に何ひとつ褒めるところナシ

―― 4月12日、今や日本を代表する大作家である村上春樹の新刊が発売された。わずか1週間で 100万部を突破し、それ以後のメディアや一部読者の狂騒ぶりは前ページまででもお伝えしてきた通りだ。だがしかし、皆が...

『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』──「論外」「これはまずい」村上春樹新刊に何ひとつ褒めるところナシ
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宇野常寛の批評のブルーオーシャン 第36回

堀潤とこれからの マスメディア

―― 僕の親しい友人でもあるNHKアナウンサー堀潤が先日、同局に辞表を提出した。彼は震災以降、主に原発報道の姿勢をめぐってNHK上層部と衝突を繰り返していた。僕が知る限りでも何度も辞意を伝えては慰留される、...

堀潤とこれからの マスメディア
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サイゾー×プラネッツ『月刊カルチャー時評』VOL.12

『泣くな、はらちゃん』──『銭ゲバ』コンビだからこそ成し得た、虚構と現実の新しい関係

―― 2013年春期クールのドラマは、かなり豊作だった。その中にあって、脚本・岡田惠和、プロデューサー・河野英裕(日テレ)という、ドラマファン注目のコンビがタッグを組んだのが『泣くな、はらちゃん』だ。長瀬智...

『泣くな、はらちゃん』──『銭ゲバ』コンビだからこそ成し得た、虚構と現実の新しい関係
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サイゾー×プラネッツ『月刊カルチャー時評』VOL.11

『特命戦隊ゴーバスターズ』──意欲作であることは間違いない、戦隊モノの新タイプへの挑戦

―― 毎週日曜朝7時30分から放映される戦隊ヒーロー番組。『仮面ライダー』よりもさらに低年齢層向けとあって、なかなか読者諸兄にはチェックしている人も少なかろうが、2012年放映作はかなりディープでハードな作...

『特命戦隊ゴーバスターズ』──意欲作であることは間違いない、戦隊モノの新タイプへの挑戦
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宇野常寛の批評のブルーオーシャン 第35回

「日本文化の論点」と「文化時評アーカイブス 2012-2013」

―― 私事で恐縮だが、この春に2冊の本を出すことになった。 1冊目は初の新書となる『日本文化の論点』(筑摩書房)だ。 この本はインターネット以降の文化論の入門的な1冊として語りおろしたもので、2013年度か...

「日本文化の論点」と「文化時評アーカイブス  2012-2013」
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宇野常寛の批評のブルーオーシャン 第34回

峯岸問題

―― 去る1月末、AKB48のメンバー峯岸みなみが、週刊誌の恋愛スキャンダル報道に対してYo u Tubeに謝罪動画を投稿した。このとき峯岸は「反省の証」として丸坊主姿で登場し、そのショッキングな姿は大きな...

峯岸問題
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サイゾー×プラネッツ『月刊カルチャー時評』VOL.10

『DOCUMENTARY of AKB48』──AKBはもはや”社会”と同義だ

―― 峯岸みなみの丸刈り騒動の余韻覚めやらぬ2月1日、AKB48の3作目となるドキュメンタリー映画が公開。作中で板野友美の卒業が発表されるサプライズも含まれていた同作は、巨大コンテンツに成長したAKBとその...

『DOCUMENTARY of AKB48』──AKBはもはや”社会”と同義だ
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サイゾー×プラネッツ『月刊カルチャー時評』VOL.9

『平清盛』──低視聴率なんて関係ない! 制作陣が挑んだ、この傑作を観よ!!

――  今月号の小特集では大河ドラマについて取り上げてきたが、それでは12年まさに紛糾した『平清盛』の真の魅力とはなんだったのか? 『清盛』に魅せられた2人の男がアツく語り合う!

『平清盛』──低視聴率なんて関係ない! 制作陣が挑んだ、この傑作を観よ!!
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宇野常寛の批評のブルーオーシャン 第33回

選挙から考える

―― 12年末の衆議院選挙から約1カ月、年が明けて今、改めてこの国は大きな暗礁に乗り上げてしまったな、と思っている。最初に個人的な立場を明記しておくが、僕は安倍晋三の「美しい国」的なビジョンにはまったく共感...

選挙から考える
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宇野常寛の批評のブルーオーシャン 第32回

「PLANETS」vol.8 12月25日発売

―― 約7年前からずっと自費出版している批評誌「PLANETS」の最新号(vol・8)が、この25日に発売になる。副題は「僕たちは夜の世界に生きている」で、特集のテーマは「情報社会」と「日本的想像力」だ。

「PLANETS」vol.8 12月25日発売
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サイゾー×プラネッツ『月刊カルチャー時評』VOL.8

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』──ファンの度肝を抜いた新劇場版3作目、その物足りなさと歯がゆさのゆえん

―― 90年代カルチャー史に屹立するアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』。その再構築作品『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』は、07年から始まった。最初は『序』、そして09年に第2作『破』が公開され、3年経った今冬、3...

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』──ファンの度肝を抜いた新劇場版3作目、その物足りなさと歯がゆさのゆえん
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サイゾー×プラネッツ『月刊カルチャー時評』VOL.7

『桐島、部活やめるってよ』──ゼロ年代スクールカーストものへの批評性を得た、距離感の勝利

―― 今年8月に公開され、じわじわと人気を広げてロングランヒット上映中の本作。ゼロ年代に文芸を中心に流行したいわゆるスクールカーストものであり、不在の人物をめぐる群像劇でもある。公開後にはさまざまな読み解き...

『桐島、部活やめるってよ』──ゼロ年代スクールカーストものへの批評性を得た、距離感の勝利
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宇野常寛の批評のブルーオーシャン 第31回

本と本屋の未来を考える

―― この号が出る頃にはもう始まっているのだけど、下北沢のB&Bという書店兼イベントスペースでゼミを開くことになった。その名も「本と本屋の未来」。情報社会の世の中で、改めて本を作る意味を考えるゼミだ。

本と本屋の未来を考える
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宇野常寛の批評のブルーオーシャン 第30回

「平家にあらずんば人にあらず」

―― 大河ドラマ『平清盛』にハマっている。僕は脚本家の藤本有紀の大ファンで、『ギャルサー』(日本テレビ)は最初の著書で取り上げたし、朝ドラ『ちりとてちん』は自分の雑誌で特集を組んだほどだ。『咲くやこの花』(...

「平家にあらずんば人にあらず」
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サイゾー×プラネッツ『月刊カルチャー時評』VOL.6

『リッチマン、プアウーマン』──試行錯誤を繰り返すフジの月9が見出した、新しい恋愛ドラマの形

―― 小栗旬と石原さとみ主演で、IT企業を舞台にした恋愛ドラマ──それが本作の大枠だ。これをフジテレビの月9でやるとなると、おサムいことになりそうなものなのだが、しかし、なかなかどうしてこれがクセモノの良作...

『リッチマン、プアウーマン』──試行錯誤を繰り返すフジの月9が見出した、新しい恋愛ドラマの形
第2特集
NHN Japan急成長の裏側【4】

濱野智史に訊くNHN Japanブレイクの理由「スタンプとAAはよく似てる!? LINEの台頭は必然」

―― 仕事でさまざまな人たちに「どんなウェブサービスを使っているか」とインタビューをする機会が多いのですが、この1年で、「LINEを使っている」と回答する人が一気に増えました。昨年6月にサービスが始まって以...

濱野智史に訊くNHN Japanブレイクの理由「スタンプとAAはよく似てる!? LINEの台頭は必然」
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宇野常寛の批評のブルーオーシャン 第29回

『こんな日本をつくりたい』

―― この号が出る頃、自由民主党の石破茂さんとの共著『こんな日本をつくりたい』(太田出版)が発売になっているはずだ。企画の発端は昨秋、僕が出演したNHKスペシャルだ。「政治漂流」をテーマにしたその番組の出演...

『こんな日本をつくりたい』
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サイゾー×プラネッツ『月刊カルチャー時評』VOL.5

『ダークナイト ライジング』──ジョーカーの後に描かれた”個人”の物語、着地点はAKBと日本的匿名社会

―― 今夏、クリストファー・ノーラン監督による「バットマン」3部作の完結編が日本でも公開された。前作『ダークナイト』は、人々の想像を超えた驚異的な悪役”ジョーカー”のキャラクターを中心に、賛否両論さまざまな...

『ダークナイト ライジング』──ジョーカーの後に描かれた”個人”の物語、着地点はAKBと日本的匿名社会
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サイゾー×プラネッツ『月刊カルチャー時評』VOL.4

『おおかみこどもの雨と雪』──『サマーウォーズ』から3年……“子離れ”の物語が感じさせた細田守の新路線

―― 『時をかける少女』『サマーウォーズ』と、非ジブリ作品の中で健闘を続け、評価を高めてきた細田守監督の最新作が今夏公開されている。“おおかみおとこ”との間に生まれた子どもを育てる母と、その子どもたちの物語...

『おおかみこどもの雨と雪』──『サマーウォーズ』から3年……“子離れ”の物語が感じさせた細田守の新路線
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宇野常寛の批評のブルーオーシャン 第28回

『ヘルタースケルター』と「あの頃」の消費社会

―― 映画『ヘルタースケルター』を観た。本作は、基本的には沢尻エリカという「変人」を観るための映画だ。ヒロインと沢尻のスキャンダラスな人生を重ね合わせ、そのユニークなキャラクターの魅力を強調する。私見では、...

『ヘルタースケルター』と「あの頃」の消費社会
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サイゾー×プラネッツ『月刊カルチャー時評』VOL.3

『リーガル・ハイ』──堺雅人の顔芸が光る! 古沢良太脚本の“テレビドラマ”らしい快作の誕生

―― 2012年4月期のテレビドラマは、いわゆる「大作」は不在のクールだったが、そんな中で異色の輝きを放って話題を呼んだのが法律モノの『リーガル・ハイ』(フジテレビ)だ。堺雅人の久々のドラマ主演作を手がけた...

『リーガル・ハイ』──堺雅人の顔芸が光る! 古沢良太脚本の“テレビドラマ”らしい快作の誕生
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宇野常寛の批評のブルーオーシャン 第27回

第4回AKB48選抜総選挙を考える

―― 6月6日、AKB48の第4回総選挙(の開票イベント)が行われた。今回は初めて全国フジテレビ系列でこの開票イベントの中継が行われたため、過去最大の反響を呼んだ。今回の総選挙のポイントは3つある。

第4回AKB48選抜総選挙を考える
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サイゾー×プラネッツ『月刊カルチャー時評』VOL.2

『バクマン。』──完結を迎えて読み直す、マンガ好きを魅了した作品の巧みさと限界

―― 08年の連載開始以来、「こんなにはっきり内幕を描いても大丈夫なの!?」と話題を集め、いわゆる”マンガ家マンガ”として人気を博してきた『バクマン。』がついに完結した。傑作『DEATH NOTE』の後で、...

『バクマン。』──完結を迎えて読み直す、マンガ好きを魅了した作品の巧みさと限界
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宇野常寛の批評のブルーオーシャン 第26回

ノマド論争が喚起するもの

―― 「ノマド」という言葉が今、再び注目を浴びている。本来は遊牧民を意味するこの言葉は、かつてバブル経済の頃に(日本的)コミュニティにとらわれない思想・文化運動の担い手=自立した主体のひとつの理想形として、...

ノマド論争が喚起するもの
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宇野常寛の批評のブルーオーシャン 第25回

「橋下徹現象について考える」

―― 大阪の橋下徹市長と彼の率いる政治団体「大阪維新の会」について、意見を求められることが最近とても増えた。市民運動団体の機関紙から大新聞まで、バラエティは様々だけれども、質問内容はいつも一緒だ。彼らは氏の...

「橋下徹現象について考える」
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サイゾー×プラネッツ『月刊カルチャー時評』VOL.1

『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』──夢の共演映画から考える、特撮モノの歴史と未来

―― テレビ朝日毎週日曜7時半~8時のスーパー戦隊シリーズと、同じく8時~8時半の仮面ライダーシリーズ。共に40年余りにわたって続いてきた、東映が手がける2つの特撮ドラマが、今春劇場で大激突!ある種の”お祭...

『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』──夢の共演映画から考える、特撮モノの歴史と未来
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宇野常寛の批評のブルーオーシャン 第24回

ポスト・前田敦子のAKB48

―― 3月25日、さいたまスーパーアリーナで行われた3日連続コンサートの最終日、AKB48の前田敦子が同グループからの「卒業」を宣言した。創設時からAKB48の「不動のセンター」として活躍してきた前田の「卒...

ポスト・前田敦子のAKB48
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宇野常寛の批評のブルーオーシャン 第23回

糸子のために

―― ──既得権益がはびこり、レッドオーシャンが広がる批評界よ、さようなら!ジェノサイ...

糸子のために
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CYZO×PLANETS 月刊カルチャー時評最終回──【MOVIE】

カルトキングから商業作家へ、大胆改変で挑んだ初の原作もので園子温の跳躍を見せつけられる

―― 「CYZO×PLANETS 月刊カルチャー時評」とは? 本誌連載陣でもある批評家...

カルトキングから商業作家へ、大胆改変で挑んだ初の原作もので園子温の跳躍を見せつけられる
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March/April2012

―― 彼らに着いていけば、新しい未来がきっと待ってる(ハズ)!! ニッポンの革命家...

March/April2012
サイゾープレミアム

2025年8月号

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インタビュー

    • 小栗有以(AKB48・アイドル)──多忙な日々の中で心と身体の調和を保つ秘訣とは
    • 水道橋博士(お笑い芸人)──「うつ病」発症は国会の重責が原因ではなかった?
    • 3li¥en(アーティスト)──キャリアは浅くとも人間味がディープすぎるフライガール

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