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「CYZO×PLANETS 月刊カルチャー時評」とは?

本誌連載陣でもある批評家・編集者の宇野常寛氏が主宰するインディーズ・カルチャーマガジン「PLANETS」とサイゾーがタッグを組み、宇野氏プロデュースのもと、雑誌業界で地位低下中のカルチャー批評の復権を図る連載企画。新進気鋭の書き手たちによる、ここでしかできないカルチャー時評をお届けします。見るべき作品も読むべき批評も、ここにある!

【今月の1本】
『ヒミズ』

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(c) 2011「ヒミズ」フィルムパートナーズ

島田裕巳[宗教学者]×森直人[映画ライター]×宇野常寛[批評家]

──2011年は『冷たい熱帯魚』に『恋の罪』と話題作を2本も生み出した園子温監督だが、畳みかけるように今年早々、新作『ヒミズ』が公開された。実は本作は園監督初の非オリジナル作品。この作品で園子温は、何に挑み、何を行ったのだろうか? 本連載最終回の今回は、現在の邦画界をリードするひとりといって間違いない彼の、新境地と今後を探ってみたい。


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