> 萱野稔人の検索結果

萱野稔人 の検索結果

連載
哲学者・萱野稔人の「"超"哲学入門」第55回

【哲学入門】人間たちを「用立て」ているものとは、産業機構全体であり、そしてテクノロジーである。

―― 今回も後期ハイデガーの存在論について考察していきましょう。

【哲学入門】人間たちを「用立て」ているものとは、産業機構全体であり、そしてテクノロジーである。
連載
哲学者・萱野稔人の「"超"哲学入門」第54回

【哲学入門】存在の世界全体にとっては、人間存在は決して特別な存在ではない。

―― ハイデガーは存在論を深めることで現代の哲学に大きな影響を与えました。存在論とはその名のとおり、人間やモノなどが存在するとはどういうことかをめぐる哲学の議論のことです。そのハイデガーの思索は前期と後期に...

【哲学入門】存在の世界全体にとっては、人間存在は決して特別な存在ではない。
連載
哲学者・萱野稔人の「"超"哲学入門」第53回

【哲学入門】「有意義性」とは、「有意義化のはたらきの関連全体」のことである。

―― 前回に続いてハイデガー『存在と時間』の一節を読んでいきましょう。対象となっているのは「有意義性」についてハイデガーが論じている一節です。

【哲学入門】「有意義性」とは、「有意義化のはたらきの関連全体」のことである。
連載
哲学者・萱野稔人の「"超"哲学入門」第52回

【哲学入門】存在について考えるためには、「現存在」たる人間を手がかりしなければならない。

―― 20世紀以降の現代の哲学を考えるうえでもっとも重要な哲学者とは誰でしょうか。多くの人はマルティン・ハイデガーの名前をあげるにちがいありません。私もそう答えるでしょう。

【哲学入門】存在について考えるためには、「現存在」たる人間を手がかりしなければならない。
連載
哲学者・萱野稔人の「"超"哲学入門」第51回

【哲学入門】空間を条理化することは、その空間における覇権を握るために不可欠な要素である。

―― もともと地球上にはいかなる境界線もありませんでした。国と国を分ける国境線も、所有地を区分する境界線も、すべて人間が引いたものです。逆にいえば、国家を設立したり所有権を確定したりすることは、空間に境界線...

【哲学入門】空間を条理化することは、その空間における覇権を握るために不可欠な要素である。
連載
哲学者・萱野稔人の「"超"哲学入門」第50回

【哲学入門】世界のなりたちを考えるとき、キリスト教的世界観は退けなければならない。

―― 前回はニーチェの哲学をとりあげました。ニーチェがいかにキリスト教的世界観に対抗し、それとは異なる世界観を構築しようとしたのかを考察しました。

【哲学入門】世界のなりたちを考えるとき、キリスト教的世界観は退けなければならない。
連載
哲学者・萱野稔人の「"超"哲学入門」第49回

【哲学入門】超越的な存在者は、道徳的判断をこえた次元において想い描くべきである。

―― 19世紀ドイツの哲学者、フリードリヒ・ニーチェは「神は死んだ」という有名な言葉を吐きました。

【哲学入門】超越的な存在者は、道徳的判断をこえた次元において想い描くべきである。
連載
哲学者・萱野稔人の「"超"哲学入門」第48回

【哲学入門】道徳とは「どんな場合でも例外なく」当てはまるべきものである。

―― あなたの家に友人が助けを求めてきたとします。「助けて!殺される!」と。

【哲学入門】道徳とは「どんな場合でも例外なく」当てはまるべきものである。
連載
哲学者・萱野稔人の「"超"哲学入門」第47回

【哲学入門】国家のメンバーシップをめぐる問いに対する、ナショナリズムという一つの解

―― 前回から引き続き、今回もエルネスト・ルナン「国民とは何か」を取り上げましょう。

【哲学入門】国家のメンバーシップをめぐる問いに対する、ナショナリズムという一つの解
連載
哲学者・萱野稔人の「"超"哲学入門」第46回

【哲学入門】ナショナリズムの古典で語られる、国民を国民たらしめる要素とは?

―― かつて、ナショナリズムを批判することが、日本の哲学・思想界において最重要のテーマの一つだったことがありました。90年代後半から00年代前半にかけてのことです。

【哲学入門】ナショナリズムの古典で語られる、国民を国民たらしめる要素とは?
連載
哲学者・萱野稔人の「"超"哲学入門」第45回

【哲学入門】公共的な空間をつくるための「活動」は、もっとも人間らしい人間活動である。

―― 前回から引き続き、今回もハンナ・アーレントの『人間の条件』を取り上げましょう。アーレントはその著作で、人間が存在するためには三つの活動の次元が必要だと論じました。その三つの活動の次元とは「労働」「仕事...

【哲学入門】公共的な空間をつくるための「活動」は、もっとも人間らしい人間活動である。
連載
哲学者・萱野稔人の「"超"哲学入門」第44回

【哲学入門】人間存在に必要不可欠な三つの条件とは何か?

―― 人間を理解すること。これは哲学にとってきわめて重要なテーマです。たとえば私たちは、ひとはなぜ生きるのか、と問うことがありますよね。やはり私たちは“自分が生きることの意味”に無関心ではいられないのでしょ...

【哲学入門】人間存在に必要不可欠な三つの条件とは何か?
連載
哲学者・萱野稔人の「"超"哲学入門」第43回

【哲学入門】法的決定を独占した国家のもと、人は自力救済の原理から解放され、社会が発展する

―― デイヴィッド・ヒュームは18世紀イギリスの哲学者です。ジョン・ロックなどとともにイギリス経験論を代表する哲学者として位置づけられています。経験論というのは、一言でいうと、経験によって人間の知識はつくら...

【哲学入門】法的決定を独占した国家のもと、人は自力救済の原理から解放され、社会が発展する
連載
哲学者・萱野稔人の「"超"哲学入門」第42回

【哲学入門】権力には三つの形があり、そのどれもが「人の群れ」を管理する技術の違いに対応している。

―― 前回は、ミシェル・フーコーの「生−権力」という概念について考察しました。「生−権力」とは、フーコーが1976年の著作『性の歴史1 知への意志』のなかで提起した概念です。その概念によってフーコーは、それ...

【哲学入門】権力には三つの形があり、そのどれもが「人の群れ」を管理する技術の違いに対応している。
連載
哲学者・萱野稔人の「"超"哲学入門」第41回

【哲学入門】統計データをつかって社会の問題を把握したり解決しようとすることは権力にあたる。

―― 近年、統計学という学問がとても注目されています。ビジネス書には統計学を指南する本があふれていますし、大学でも統計学を教育課程のなかに組み込むところが少しずつですが増えています。少しまえに「ビッグデータ...

【哲学入門】統計データをつかって社会の問題を把握したり解決しようとすることは権力にあたる。
連載
哲学者・萱野稔人の"超"哲学入門 第40回

【哲学入門】どんな性悪な人間であろうと、道徳に拘束されてしまい、自分の行為を正当化したがる。

―― 道徳についてしばしば「性善説か、性悪説か」ということが議論になります。人間の本性は善なのか悪なのか、という問題です。西洋の哲学の歴史においては、しかし「性善説」「性悪説」という概念はあまりでてきません...

【哲学入門】どんな性悪な人間であろうと、道徳に拘束されてしまい、自分の行為を正当化したがる。
連載
哲学者・萱野稔人の"超"哲学入門 第39回

【哲学入門】権利だけで国家を理解しようとする契約論的な国家論の限界を打ち破ってくれることこそ、ヘーゲル国家論の現代的意義である。

―― これまで2回にわたって、ヘーゲルは国家をどう考えていたのか、ということを考察してきました。ただ、それによってヘーゲルの国家論に疑問をもった読者もいるかもしれません。

【哲学入門】権利だけで国家を理解しようとする契約論的な国家論の限界を打ち破ってくれることこそ、ヘーゲル国家論の現代的意義である。
連載
哲学者・萱野稔人の"超"哲学入門 第38回

【哲学入門】「実体」とは、特定の「倫理的理念」を共有した人びとの共同体を意味し、それこそが国家を「意志」する。

―― 今回も前回から引きつづき、ヘーゲルは国家をどのようなものとして考えていたのか、ということを考察していきましょう。前回はまず、引用文のなかの「国家は倫理的理念の現実性である」という言葉に注目しました。今...

【哲学入門】「実体」とは、特定の「倫理的理念」を共有した人びとの共同体を意味し、それこそが国家を「意志」する。
連載
哲学者・萱野稔人の"超"哲学入門 第37回

【哲学入門】社会的に共有された倫理的観念を国家は刑法をつうじた取り締まりによって実効的なものにしている。

―― これまで二回にわたって、ヘーゲル『法の哲学』にもとづきながら、国家を哲学的に考察するとはどういうことか、ということを考えてきました。今回はそれを受けて、ヘーゲルは国家をどのようにとらえていたのか、とい...

【哲学入門】社会的に共有された倫理的観念を国家は刑法をつうじた取り締まりによって実効的なものにしている。
連載
哲学者・萱野稔人の"超"哲学入門 第36回

【哲学入門】「存在するところのものを概念において把握するのが、哲学の課題である」――ここにヘーゲルの哲学観が凝縮されている。

―― 前回から引きつづき、今回もヘーゲル『法の哲学』の一節について考察していきましょう。

【哲学入門】「存在するところのものを概念において把握するのが、哲学の課題である」――ここにヘーゲルの哲学観が凝縮されている。
連載
哲学者・萱野稔人の"超"哲学入門 第35回

【哲学入門】ヘーゲルの論じている、「国家を哲学的に考察する」とはどういうことかを考える

―― ヘーゲルはドイツ観念論を代表する哲学者であり、カール・マルクスをはじめ、その後の哲学者や思想家に多大な影響をあたえた哲学者です。が、日本の現代思想の世界ではあまり人気がありません。

【哲学入門】ヘーゲルの論じている、「国家を哲学的に考察する」とはどういうことかを考える
連載
哲学者・萱野稔人の"超"哲学入門 第34回

【哲学入門】〈他者〉とは、〈人間〉とは、特別な道徳を人間に求めてくる特別な存在である。

―― 前回から引きつづき、今回もエマニュエル・レヴィナスの他者論について考察しましょう。ふたたび上の引用文をみてください。引用文の終わりのほうでレヴィナスは「〈他者〉の超越」と述べています。これは、世界に存...

【哲学入門】〈他者〉とは、〈人間〉とは、特別な道徳を人間に求めてくる特別な存在である。
連載
哲学者・萱野稔人の"超"哲学入門 第30回

【哲学入門】〈他者〉はなぜ〈他者〉なのか? 哲学の重要な問いについて考える

―― 現代の哲学において「他者」の問題はひじょうに重視されてきました。ここでいう「他者」とは自分と異なるすべての人のことです。その「自分と異なる」ということをいかに尊重しながら他者に向き合えるか、というのが...

【哲学入門】〈他者〉はなぜ〈他者〉なのか? 哲学の重要な問いについて考える
連載
哲学者・萱野稔人の"超"哲学入門 第32回

【哲学入門】例外状況になったとき、法に不可欠な「決定」というものが純粋なかたちであらわれる

―― 前回から引き続いて今回も、カール・シュミットの「例外状況」の思想について考えていきましょう。シュミットのいう「例外状況」とは、現代の私たちが「非常事態」だとか「緊急事態」などと呼んでいるものです。たと...

【哲学入門】例外状況になったとき、法に不可欠な「決定」というものが純粋なかたちであらわれる
連載
哲学者・萱野稔人の"超"哲学入門 第31回

【哲学入門】「非常事態」において主権者はどう行動するのか――主権者と法の関係性

―― このところ「緊急事態」だとか「非常事態」といった言葉をしばしば聞くようになりました。たとえば2015年11月、フランスのパリでコンサートホールやサッカー場などを標的としたテロ事件が発生し、120人以上...

【哲学入門】「非常事態」において主権者はどう行動するのか――主権者と法の関係性
ニュース
萱野稔人著『哲学はなぜ役に立つのか?』公開記念

【哲学者・萱野稔人】Kindle版、Kindle Unlimited配信記念インタビュー&“活字と電子書籍の過剰供給”の哲学的解釈

―― Amazon.comによるKindle Unlimitedのサービスが開始された。哲学者・萱野稔人氏は、「月刊サイゾー」の連載において、『複製技術時代の芸術』(ヴァルター・ベンヤミン/晶文社)を引用し...

【哲学者・萱野稔人】Kindle版、Kindle Unlimited配信記念インタビュー&“活字と電子書籍の過剰供給”の哲学的解釈
連載
哲学者・萱野稔人の"超"哲学入門 第30回

【哲学入門】英国がEU離脱を選択した背景には「主権は国民のもとにあるべきだ」という主張が根強くある

―― 今年6月におこなわれたイギリス国民投票の結果は世界を驚かせました。まさかイギリスが国民投票でEU離脱を選択するとは、多くの人は予想していなかったに違いありません。その結果について日本では、イギリス国民...

【哲学入門】英国がEU離脱を選択した背景には「主権は国民のもとにあるべきだ」という主張が根強くある
連載
学者・萱野稔人の"超"哲学入門 第29回

【哲学入門】あらためて注目される分配の問題――限りある資源を誰に、どのように、分配するのが正しいのか

―― 分配の問題があらためて注目されています。たとえばヨーロッパ諸国では極右政党が勢力を増しています。なぜ人権を重んじるヨーロッパの国々で、移民排除を唱える極右政党が支持を拡大しているのでしょうか。それは、...

【哲学入門】あらためて注目される分配の問題――限りある資源を誰に、どのように、分配するのが正しいのか
連載
学者・萱野稔人の"超"哲学入門 第28回

死刑には犯罪者に犯罪を思い止まらせる「きびしさ」が足りない――死刑制度を初めて否定した哲学者が提案する代案

―― これまで2回にわたって死刑の問題を考えてきました。1回目はチェーザレ・ベッカリーアの死刑廃止論をとりあげました。

死刑には犯罪者に犯罪を思い止まらせる「きびしさ」が足りない――死刑制度を初めて否定した哲学者が提案する代案
連載
哲学者・萱野稔人の"超"哲学入門 第27回

正義論から死刑を肯定する――他人を殺した人間は正義を回復するためにはみずからの命でつぐなわなければならない

―― 前回はチェーザレ・ベッカリーアの死刑廃止論を検討しました。ベッカリーアは哲学の歴史のなかで、とりわけ近代以降の哲学の歴史のなかで、初めて正面から死刑に反対した思想家です。ベッカリーアの死刑廃止論がでた...

正義論から死刑を肯定する――他人を殺した人間は正義を回復するためにはみずからの命でつぐなわなければならない
連載
哲学者・萱野稔人の"超"哲学入門 第26回

死刑反対論――人々が身の安全のために作った「近代国家」に相反する「死刑制度」は間違っているのか

―― 読者のみなさんは死刑制度に賛成でしょうか、反対でしょうか?

死刑反対論――人々が身の安全のために作った「近代国家」に相反する「死刑制度」は間違っているのか
連載
哲学者・萱野稔人の"超"哲学入門 第25回

奴隷道徳である「ルサンチマン」が「創造的」になると"道徳"を創りだし、社会を支配する

―― 読者のなかには「ルサンチマン」という言葉をきいたことのある人も少なくないでしょう。おもに“負け組”の人が“勝ち組”の人に対してもつ「反感」や「非難」「ねたみ」の感情をさす言葉です。

奴隷道徳である「ルサンチマン」が「創造的」になると
連載
哲学者・萱野稔人の"超"哲学入門 第24回

政治に携わる際に必要な倫理とは何か。「心情倫理」と「責任倫理」について考える

―― 正しい動機から行動したからといって、それが正しい結果をもたらすわけではない――。これが政治の難しいところですね。

政治に携わる際に必要な倫理とは何か。「心情倫理」と「責任倫理」について考える
連載
哲学者・萱野稔人の"超"哲学入門 第23回

「……とは何か」という哲学的な問いは、ものをそのように存在させている原因を考えることである

―― 私たちはしばしば「……とは何か」と考えることがありますよね。たとえば熱烈な恋愛を経て結婚したにもかかわらず結局離婚することになった人は「結婚とは何か」と考えるかもしれません。

「……とは何か」という哲学的な問いは、ものをそのように存在させている原因を考えることである
連載
哲学者・萱野稔人の"超"哲学入門 第22回

法の名のもとで強制力を発揮する国家は資本主義にとってなくてはならないものである

―― 前回から引き続き、今回もドゥルーズとガタリの議論を援用しながら国家と資本主義の関係について考えていきましょう。

法の名のもとで強制力を発揮する国家は資本主義にとってなくてはならないものである
連載
哲学者・萱野稔人の"超"哲学入門 第21回

資本主義の発達によって国家はなくならず、新しい役割を担うようになる

―― 今回は資本主義と国家の関係について考えましょう。

資本主義の発達によって国家はなくならず、新しい役割を担うようになる
連載
哲学者・萱野稔人の"超"哲学入門 第20回

近代国家ができる前には人類は平和な生活をしていた、という考えは誤りである

―― 近代国家や資本主義ができるまえ、人間はもともと平和的で牧歌的な暮らしをしていた、と考える人は少なくありません。近代国家や資本主義ができたからこそ、人間は大規模な戦争をするようになったのだし、物欲を肥大...

近代国家ができる前には人類は平和な生活をしていた、という考えは誤りである
連載
哲学者・萱野稔人の"超"哲学入門 第19回

国家は合法的な暴力そのものを独占しているのではなく、法的判断を独占している

―― 前回は、どのような理由で合法な暴力と違法な暴力が区別されるのか、という問題を考えてきました。

国家は合法的な暴力そのものを独占しているのではなく、法的判断を独占している
連載
哲学者・萱野稔人の"超"哲学入門 第18回

なぜ死刑という「暴力」は合法なのか?合法的な暴力と不合法な暴力の違いについて考える

―― かつて日本最大のヤクザ組織である山口組と、そこから分裂した一和会のあいだで、大規模な抗争が繰り広げられたことがありました。1980年代半ばから後半にかけてのことです。当時、その抗争は「山一戦争」と呼ば...

なぜ死刑という「暴力」は合法なのか?合法的な暴力と不合法な暴力の違いについて考える
連載
哲学者・萱野稔人の"超"哲学入門 第17回

いくら口で立派なことをいっていても行為がともなっていなければダメである

―― みなさんのまわりにもいませんか? 口ではエラそうなことをいうけれど、実際の行動がまったくともなっていない人が。

いくら口で立派なことをいっていても行為がともなっていなければダメである
連載
哲学者・萱野稔人の"超"哲学入門 第16回

「規律・訓練」という権力の目標は、能動的にものごとを生産してくれる人間をつくることである

―― 前回は暴力(物理的強制力)を背景とした権力の特徴について考えてきました。一言で権力といっても、そこにはいろいろなタイプのものがあります。これが前回の大きなポイントでした。

「規律・訓練」という権力の目標は、能動的にものごとを生産してくれる人間をつくることである
連載
哲学者・萱野稔人の"超"哲学入門 第15回

「権力」とは何か? 「相手を従わせる可能性」について考える

―― 権力とは私たちにとってとても馴染みのあるものですね。「あの人は権力者だ」とか「マスコミは権力を監視すべき」といったように、私たちはよく「権力」という言葉をつかいます。ただ、権力とは何か、と改めて問われ...

「権力」とは何か? 「相手を従わせる可能性」について考える
連載
哲学者・萱野稔人の"超"哲学入門 第14回

防衛のための暴力を民主的に用いることは暴力をめぐる理論を刷新するか?

―― 今回とりあげる『マルチチュード』は、イタリアの哲学者アントニオ・ネグリとアメリカの哲学者マイケル・ハートによって2 0 0 4年(日本語訳は05年)にだされた本です。「マルチチュード」とは「群衆」を意...

防衛のための暴力を民主的に用いることは暴力をめぐる理論を刷新するか?
連載
哲学者・萱野稔人の"超"哲学入門 第13回

人類の歴史とは人類が自由を獲得していく過程である

―― 人類の歴史はどこまでさかのぼることができるでしょうか。たとえば人類が農耕を始め、それにともない定住生活に入っていったのはだいたい1万年前のことです。それから現代までのあいだ、人類は文明を発達させ、歴史...

人類の歴史とは人類が自由を獲得していく過程である
連載
哲学者・萱野稔人の"超"哲学入門 第12回

「世界国家を樹立すれば戦争はなくなる」という認識の過ち

―― 戦争を根絶し、永遠平和をどのようにつくりだすか。18世紀ドイツの哲学者、イマヌエル・カントは『永遠平和のために』のなかでこの問いに正面からとりくみました。

「世界国家を樹立すれば戦争はなくなる」という認識の過ち
連載
哲学者・萱野稔人の"超"哲学入門 第11回

「全体意志」か「一般意志」か……道徳主義者が政治に向かないワケ

―― 私たちの多くは民主主義こそ望ましい政治のあり方だと考えています。民主主義とは、人民の意志にもとづいて統治がおこなわれる政治のあり方のことですよね。では、人民の意志はどのように抽出されるべきでしょうか。...

「全体意志」か「一般意志」か……道徳主義者が政治に向かないワケ
連載
哲学者・萱野稔人の"超"哲学入門 第10回

リベラリズムの原理の可能性よりも、その限界について

―― 自由、とは私たちの社会におけるもっとも基本的な原理の一つです。「リベラリズム」(自由主義、自由の原理)という言葉をあえてつかうことはないかもしれませんが、たとえば東京一極集中を避けるために東京での居住...

リベラリズムの原理の可能性よりも、その限界について
連載
哲学者・萱野稔人の"超"哲学入門 第9回

ユダヤ人政治哲学者が見たナチス・ドイツの巨悪の正体

――  ハンナ・アーレントはドイツで生まれたユダヤ人の政治哲学者です。はじめハイデッガーのもとで哲学を学び、その後、ナチスの迫害から逃れてアメリカに亡命しました。昨年、彼女を題材にした映画が日本でも公開され...

ユダヤ人政治哲学者が見たナチス・ドイツの巨悪の正体
連載
哲学者・萱野稔人の"超"哲学入門 第8回

法と権利は国家がうまれると同時に発生するものである

――  前々回、前回と、これまで2回にわたって所有権はどのように成立するのかという問題を考えてきました。ホッブズとロックはともに、国家はどのようになりたつのかを社会契約論で説明しながらも、所有権の成立につい...

法と権利は国家がうまれると同時に発生するものである
連載
哲学者・萱野稔人の"超"哲学入門 第7回

人々は国家が成立する以前から所有権を固有なものとしてもっている

――  ジョン・ロックは17世紀イギリスの哲学者で、彼の政治思想はアメリカ独立宣言にも大きな影響を与えたことで知られています。  前回紹介したホッブズと同じように、ロックも国家のなりたちを社会契約の概念に...

人々は国家が成立する以前から所有権を固有なものとしてもっている
サイゾープレミア

2018年10月号

最強のグラビア

最強のグラビア
    特別グラビア(1)
    • 【TikTok】で話題の美人姉妹が水着に!
    ピタピタのヨガウェアがエロい!?
    • ヌケる【筋トレ】グラビア雑誌
    • 【Tarzan】はエロい? 厳選グラビア
    特別グラビア(2)
    • 【山地まり】女性も悶えるセクシーショット
    グラビアを支える縁の下の力持ち
    • 表舞台に立てない!【レタッチャー】のトホホ話
    特別グラビア(3)
    • イメージビデオ界の新星【安位薫】18歳の肉体
    グラドルの登竜門!秋葉原イベントの裏側 声優のグラビア的価値とは?
    • グラビア業界を席巻する【声優】ブームの危険性
    • この【声優】の写真集がすごい!
    特別グラビア(4)
    • 【青山ひかる】がヒップホップなセクシーコス
    女性も楽しめるエンターテイメント空間
    • グラビアで見る【バーレスク】文化概論
    • 【バーレスク東京】オーナーが語る歴史
    奥深い遺影の世界
    • 人生最期のグラビア【遺影】研究
    極楽とんぼ・加藤浩次も大炎上
    • 過激すぎる【AbemaTV】のお色気番組

EXILE・関口メンディーの肉体美

EXILE・関口メンディーの肉体美
    • 【関口メンディー】特別グラビア

NEWS SOURCE

インタビュー

連載

    • 【小瀬田麻由】大失恋したんです。
    • 【本郷杏】美しすぎるポンコツ
    • 【吉岡里帆】を脱がさないで
    • 【ニッポンのサラリーマン】のポテンシャル
    • 特別対談【横浜銀蝿・翔×高須基仁】
    • 【ボン・ジョヴィ】とボンダンス
    • 哲学者・萱野稔人の「"超"哲学入門」
    • 【オークワフィナ】女優?芸人?なフィメールラッパー
    • 町山智浩/『クレイジー・リッチ』ハリウッドで起きたアジア人革命
    • 【移民】を認めない世界第4位の移民大国日本
    • 小原真史の「写真時評」
    • 「念力事報」/平成さくらももこ絵巻
    • おたけ・デニス上野・アントニーの「アダルトグッズ研究所」
    • 【オーシャンズ8】肩肘張ったフェミからの脱出
    • 陰毛に執着するオーストラリア人アーティスト
    • 辛酸なめ子の「佳子様偏愛採取録」
    • クラフトビールを仕込む異色の【ラーメン屋】
    • マスターベーションの悩みから生まれた【薔薇の種】
    • 幽霊、グラビアの美少女よもやま話。
    • 『花くまゆうさくの「カストリ漫報」』