プロミュージシャンたちが審判を下す!――警察音楽隊の犯罪抑止力チェック
―― プロピアニストである前山宏彰氏に協力を仰ぎ、若手からベテラン・ミュージシャンに集まっていただき、警察音楽隊のスキルをジャッジ! 独自性や演奏力をポイントに100を満点とし、独断と偏見で“犯罪抑止力”と...
―― プロピアニストである前山宏彰氏に協力を仰ぎ、若手からベテラン・ミュージシャンに集まっていただき、警察音楽隊のスキルをジャッジ! 独自性や演奏力をポイントに100を満点とし、独断と偏見で“犯罪抑止力”と...
―― 「音楽活動を通じ、犯罪被害防止や交通安全を呼びかける」ことを理念に掲げる警察音楽隊。「そもそも警察音楽隊って?」と思われる読者も多いだろう。本稿では音楽隊の広報や楽長の話をはじめ、元警察音楽隊経験者に...
―― 街中で覚醒剤を持ち歩いていたときに、警察官から職務質問を受けたとする。そこでブツを見つけられ、逮捕されたとしても、実はその職質が違法なものであれば裁判で無罪となるのだ。確かに所持していたはずなのに、そ...
―― 11月16日、合成麻薬MDMAを所持したとして麻薬取締法違反の容疑で警視庁組織犯罪対策5課【1】に逮捕された女優の沢尻エリカ被告。12月6日には東京地検に起訴され、同日に保釈金500万円を支払い保釈さ...
―― いつの間にか世界の最先端テクノロジー大国になっていた中国。それを認めたくない人々からの批判として、常に引き合いに出されるのが顔認証技術やAIを使った国民の監視だ。一党独裁国家による不当な人権侵害である...
―― AI監視とともにすでに中国で採用されているのが“スコアリング”。プライバシーや個人の尊厳にかかわる問題だが、こうした技術はすでに導入されようとしている。
―― しばしばニュースとなる著名人の薬物事件。とかく逮捕された瞬間ばかりがクローズアップされがちだが、その後、薬物犯罪で逮捕された者が不起訴処分や執行猶予判決を得られるよう、弁護士が繰り出す“戦術”があると...
―― 薬物常用者たちが逮捕を避けるために訪れる“解毒病院”なる場所があるという。そこでは、どんな治療が行われているのか――。実態を見ていこう。
―― 18年暮れに出版された小説『官邸ポリス』が永田町や霞が関で話題になっている。2011年3月1日、東日本大震災から始まる同書は、「日本国民を安心させる」という大義名分のもと、時の官房長官・戸田裕紀が偽情...
―― 2018FIFAワールドカップロシア大会の開幕を間近に控えた2018年6月11日。国民やメディアの関心はサッカーばかりに向けられていましたが、少なくとも私にとっては、それよりはるかに注目に値する、重大...
―― 今年に入り、ヒップホップ界のアーティストが大麻やドラッグの所持・使用などで逮捕される事件が続いている。ここ数年のラップ・ブームによりシーンは盛り上がっていたように見えたが、現在、戦々恐々としているラッ...
―― 受刑者の行動を制限する高い塀や頑丈な鍵などのない開放的な刑事施設、いわゆる「塀のない刑務所」。そのひとつである愛媛県今治市の松山刑務所大井造船作業場から受刑者が逃走した事件は、連日メディアによって大々...
―― 2017年2月の発覚以来、幾度となく立ち消え寸前の局面を迎えながらも、くすぶり続けた森友学園問題。しかし18年3月、財務省理財局による公文書改ざんに関する朝日新聞のスクープによって、一気に潮目が変わり...
―― 世界各地でしばしば露見し、ときに国際紛争の火種ともなる、各国の情報機関によるスパイ活動。2018年3月には、ロシアの元情報部員とその娘が、亡命先のイギリスで神経剤による襲撃を受けて重体となったニュース...
―― グウィネス・パルトロウやアンジェリーナ・ジョリーら複数のハリウッド女優が、米大物映画プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインによる性的被害をメディアで告白したことに端を発する、ツイッター上の「#Me...
―― 前回はAV出演強要問題について、実はその核心に「過去の出演作品を消してほしい」というAV女優の切実な願いがあるという背景を解説しました。
―― 「神奈川・座間9人“猟奇殺人”『宮﨑勤』との共通点」(「AERA dot.」2017年11月6日付)「《座間9遺体 史上最悪の『快楽殺人』》白石隆浩は遺体損壊をスマホで撮影していた」(「週刊文春デジタ...
―― 森友学園・加計学園問題や閣僚・国会議員の相次ぐ失態、さらには2017年7月の東京都議選における自民党の歴史的大敗などにより、長く“一強時代”を謳歌していた安倍政権が、やにわに終焉へと近づきつつあります...
―― 今年7月、警察庁がカジノ法案のギャンブル等依存症対策強化の付帯決議を受けて「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行規則」および「遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則」の改正を発表した。...
―― 日本のぱちんこ業界の資金が北朝鮮に流れていた時代など、とうの昔に終わっている。ぱちんこ店をたたまざるを得ない経営者も増えるなか、自分たちの生活を投げ打ってまで“遠い”祖国を支援できるほど、皆余裕はない...
―― 「2016年7月、福岡市で男性らが7億6000万円相当の金塊を盗まれる」「2017年4月、福岡市で男性が金塊の買いつけ資金3億8400万円を奪われる」「2017年4月、金塊密輸を目的に福岡空港から現金...
―― 「捜査機関が常時国民の動静を監視するようになるといったご懸念はまったく無用のものであります」「この条約(国際組織犯罪防止条約)の締結に必要な国内法としてテロ等準備罪処罰法を成立させ、この条約を早期に締...
―― 「メキシコ国境に壁を建設する」「環太平洋連携協定(TPP)から離脱する」――。2017年1月20日の就任直後からトランプ大統領は、選挙公約として掲げていた突飛な政策を実行に移すべく、数々の「大統領令」...
―― 2017年1月、文部科学省高等教育局の吉田大輔元局長が、同省大臣官房人事課の斡旋により、早稲田大学総合研究センターの教授に就任していたという、同省による組織的な天下りの事実が発覚。同省は調査の最終報告...
―― 「本件疑惑の根拠として指摘された点はいずれも実質的な証拠価値に乏しいものであったといわざるを得ず、三浦棋士が本件不正行為に及んでいたと認めるに足りる証拠はない。(中略)連盟の三浦棋士に対する本件処分は...
―― 「特定複合観光施設区域の整備の推進は、地域の創意工夫及び民間の活力を生かした国際競争力の高い魅力ある滞在型観光を実現し、地域経済の振興に寄与するとともに、適切な国の監視及び管理の下で運営される健全なカ...
―― 「政府としては、一連の事故を80歳以上の方が引き起こしたことも踏まえ、更なる対策の必要性について、専門家の意見を聞きながら、検討を進めてまいります」(首相官邸ホームページより抜粋)
―― 繰り返される、学校現場でのいじめによる重大事件。そのつど巷では、厳しい刑事罰を求める議論が加熱し、いじめは犯罪である、とのお題目が繰り返されます。被害者がいじめを苦に自殺したのなら、それは加害者やその...
―― 前回は、強姦や交通犯罪などにおいて、加害者が民事賠償によって“刑事責任を免れた”かのように見えるケースは確かに少なくないけれども、それはあくまで結果に過ぎず、実際にはそうではないことを解説しました。 ...
―― 俳優の高畑裕太が、ホテル従業員の女性への強姦致傷容疑で逮捕された一件。人気の2世タレントによる性的な不祥事というマスコミの格好のネタだっただけに、大騒動となりました。
―― ここまで、アパレル業界における制服市場の大きさを明らかにしてきたが、では、実際に着用している公務員たちは、その制服にどんな思いを持っているのか? 現役の警察官、自衛隊員、消防士に話を聞いた。
―― 「制服」と聞くと「ファッション」からはかけ離れたイメージがあるかもしれないが、実は、「アパレル産業」にとっては切っても切り離せない。私服とは違い、“必要経費”として確実にカネを生む、そのマーケット事情...
―― 2016年7月26日未明、神奈川県相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で発生した大量殺傷事件。死者19人、重軽傷者26人という戦後最悪クラスの凶行は、文字通り一夜にして日本中をパニックに陥れました...
―― 8月3日に発覚し、全国紙でも報じられる大問題となった、大分県警による「盗撮事件」。一部には、「権力による左翼陣営への監視活動がいまだに行われているのか!」と糾弾する向きもあったが、どうやら実態は違う模...
―― まさに選挙一色のひと月となった2016年7月。選挙権年齢の18歳以上への引き下げ後、初めて実施された第24回参議院選挙と東京都知事選挙は、共に投票率こそ低調だったものの、わが国の行く末を占うものとして...
―― 横浜刑務所横須賀刑務支所――神奈川県南東部・三浦半島に位置するこの刑務所は、収容定員こそ227名と全国最小規模ながら、他の刑事施設にはない、ある大きな特徴を備えています。それは、日本で唯一の米兵受刑者...
―― 前回、薬物規制における法的な“善悪”の判断は、各時代・各国家の文化的・社会的素地を背景にしてなされており、その意味において、殺人等の“絶対的な悪”と比べれば、極めて高い恣意性を持っている、ということに...
―― 違法薬物問題で揺れるスポーツ界。2016年2月、元プロ野球のスター選手・清原和博が覚せい剤取締法違反で逮捕、起訴されたのに続き、4月には、未成年のスノーボード男子選手2名が遠征先のアメリカ・コロラド州...
―― 2015年10月に発覚したプロ野球・読売ジャイアンツの現役選手の野球賭博への関与。球団は賭博にかかわった4選手の契約解除、渡邉恒雄最高顧問ら幹部3名の引責辞任という形で火消しに努めたものの、問題は収束...
―― ベッキーの不倫疑惑、SMAPの解散騒動、宮崎謙介衆議院議員の不倫辞職と、年明けから連発された“文春砲”の中でも最強の破壊力を有していたものといえば、やはりこの事件でしょう。2016年1月、甘利明前経済...
―― ニッポン警察に自動小銃が配備される――。年の瀬も押し迫った2015年12月19日、こんなニュースが飛び込んできました。テロへの対応力強化のため警察庁が、都道府県警の機動隊に設置されている銃器対策部隊へ...
―― 2015年10月に発覚して世を騒がせている、神奈川県横浜市の大型マンションの傾斜問題と杭打ち工事のデータ偽装事件。メディアは、建設業界の職業倫理の欠如やチェック体制の甘さ、あるいは工事費用確保のために...
―― 明治大学法科大学院の青柳幸一元教授が教え子の女性に司法試験の問題と模範解答を漏洩したとして、2015年10月に国家公務員法違反罪で在宅起訴された事件。前回は、“司法試験の異常な難しさ”を切り口に事件を...
―― “国家資格試験の最難関”とされる司法試験。その本試験において2015年5月、問題の作成などを行う考査委員を務めた明治大学法科大学院の青柳幸一元教授が、恋愛感情を抱いていた教え子で受験生の20代女性に対...
―― 重大な事件、中でも性犯罪がらみの殺人が発生するつど、メディアによってクローズアップされる要素のひとつに、犯人の犯罪歴があります。まさにその典型が、2015年8月、大阪府寝屋川市の中学1年の男女2人が遺...
―― 前記事まで、山口組の歴史と分裂への軌跡をたどってきた。90年代以降、痩せ細っていく日本経済界において邪魔者とされたヤクザビジネスの変容は、ここまで見てきた通り。では、分裂の引き金を引いた具体的なきっか...
―― 初代・山口春吉が神戸に本拠を構えてから今年で100年。その実子の二代・山口登、飛躍を見せた三代・田岡一雄、凶弾に倒れた四代・竹中正久、その後を継いだ五代・渡辺芳則、そして分裂騒動を迎えた六代・司忍……...
―― 8月27日、山口組六代目・司忍組長の出身母体である「弘道会」(名古屋市)を中心とした支配体制に対し、五代目・渡辺芳則組長の出身母体で二次団体「山健組」(神戸市)の出身者たちが反旗を翻したことが報道され...
―― 死刑に関する論考の第3回目となる今回はいよいよ、謎多き死刑制度の中でも特に分厚い秘密のベールに包まれてきた、死刑執行の現場を取り上げます。今日、その実態に関しては、長年死刑執行に携わった経験を持つ元刑...
―― 今回は前々回に引き続き、日本の司法の象徴的刑罰である死刑について考察します。中でも中心的に論じたいテーマが、死刑制度の存廃についての国民の意識に関する問題です。