萱野稔人と巡る【超・人間学】――ウクライナ危機と“大国”をめぐる地政学
―― 人間はどこから来たのか 人間は何者か 人間はどこに行くのか――。最先端の知見を有する学識者と“人間”について語り合う。 ロシアがウクライナに軍事侵攻を開始、国際秩序はこの戦争によってどう変わるのか。プ...
―― 人間はどこから来たのか 人間は何者か 人間はどこに行くのか――。最先端の知見を有する学識者と“人間”について語り合う。 ロシアがウクライナに軍事侵攻を開始、国際秩序はこの戦争によってどう変わるのか。プ...
―― 小学生の頃に水に向かって「ありがとう」と言い続ければ、きれいな結晶になるという、「水からの伝言」を道徳の時間で習ったことのある若者が多数いる。小学校では疑似科学的なものが教えられがちだが、なぜ教育現場...
―― 自動運転に電動スクーターにリニアモーターカーと、日本の交通インフラにもどんどんと新しい波が押し寄せている。おまけにカネ配りオジサンなんか、宇宙ステーションへフラッとお出かけしちゃっている。世界を見ても...
―― 大学受験の頂点とも言われる東大理Ⅲの合格者の半分以上のシェアを持つ、圧倒的な塾「鉄緑会」。基本的には中高一貫の名門進学校生が入塾すると言われている。そんな凡人には縁のない、あるいはあまり知られていない...
―― 夫ルシオ・デ・ソウザ氏との共著『大航海時代の日本人奴隷 増補新版』(中公選書)で知られる東京大学の岡美穂子准教授。多忙を極める気鋭の歴史学者であるが、コロナ禍以前、なんと娘が通う小学校でPTA会長を務...
―― 東京の住宅街にある小さな寺の門前に貼られた「あなたのお話 お聴きします」という紙。過去20年、この寺を訪れた相談者は数多く、「お話」は主に自殺に関するものだった。住職はいかにして「死にたい」苦しみと向...
―― 気候変動への対応が世界で進む中、そのシンボル的存在としてメディアに登場することが多いグレタ・トゥーンベリ氏。彼女の行動は世界の若者世代に称賛・支持され、世界を大きく動かしたが、日本のネット上では彼女へ...
―― SDGsはあらゆる貧困を終わらせると目標を掲げているが、その実現は相当困難に思える。そこで当企画ではアジア諸国の貧困、格差を扱ったドキュメンタリーに注目し、貧困の本質を問い直してみたい。その問題の解答...
―― テレビをつけると芸能人が積極的にSDGsを啓蒙している。「本当に取り組んでいるのか?」と猜疑心を抱きながらも、持続可能な開発目標とはなんだろうか……と首を傾げる。本稿では、外務省のSDGs推進大使とし...
―― 一般的に認知や理解をされないまま、SDGsが取り上げられるようになったため、世間と実際にこの取り組みに携わっている者たちとの間で乖離があり、なんとなくでしかその実態を理解していない者も多いだろう。そこ...
―― 2022年1月、講談社から「大友克洋全集」の刊行がスタートする。漫画作品だけではなく、映像作品やイラストレーションなども含めた全仕事を収録した決定版全集とのこと。このような漫画家の個人全集は、ファンに...
―― メディアでやり玉に上げられる、あの娘が心配! お節介でうだつの上がらない中年コラムニストが、世の中で報道されているネガティブな事象をポジティブに考察する。 10月29日、女優・長谷川京子と、ポルノグラ...
―― パブリックアフェアーズなんて耳慣れない単語が、一部のテック企業界隈ではやっているそうだ。小難しく感じるけど、企業なり団体なりが、自分たちが活動する上で、既存の法律とぶつかってしまったり、逆に法律がない...
―― 今夏の一大騒動となったフェス『NAMIMONOGATARI2021』を真正面から批判するツイートで、一躍時の人となった愛知県東浦町在住のラッパー、REINO。ツイートがバズる前から楽曲を積極的に発表し...
―― 現在、日本に存在する地域の公共図書館や学校図書館。その「原型」はGHQの占領政策の中で誕生したといっていい。しかしながら当時掲げられた「理想」は、とある事情によって崩壊。法律やサービス、人材などをめぐ...
―― あまりにも速すぎるデジタルテクノロジーの進化に、社会や法律、倫理が追いつかない現代。世界でさまざまなテクノロジーが生み出され、デジタルトランスフォーメーションが進行している。果たしてそこは、ハイテクの...
―― 人間はどこから来たのか 人間は何者か 人間はどこに行くのか――。最先端の知見を有する学識者と“人間”について語り合う。 コロナ禍は、社会全体にいくつもの“倫理的な問い”を突きつけた。そこに“答え”はあ...
―― 小さなおっぱいやたわわなおっぱい、そして谷間などの「胸」分野。丸みや割れ目などの「尻」分野。世のフェティシズムに応える作品は、こうしたパーツがメインだったが、昨今は“+α”が上乗せされた写真集が続々と...
―― ハーバード大学の教授が、日本軍の慰安婦制度が「商行為」だったとする論文を発表――。日本の右派メディアや韓国メディアが今年報じたこのニュースは、次第に国際化。世界的な批判が集まった。なぜ日本の歴史修正主...
―― 時代劇やアニメなどでは定番のキャラクターである、女の忍び「くノ一」。実はこのくノ一、後世の創作物において作り出された架空の存在であるというのは、あまり知られていない。それでは、歴史上いなかったとされる...
―― ソーシャルゲームの世界では、毎月のように新作がリリースされ、さらに近年は国内だけではなく、『原神』のように海外からの作品も増えてきている。さまざまなジャンルのあるソシャゲだが、一方で最近は「三国志」を...
―― メディアでやり玉に上げられる、あの娘が心配! お節介でうだつの上がらない中年コラムニストが、世の中で報道されているネガティブな事象をポジティブに考察する。 ひき逃げ事故を起こし謹慎していた俳優・伊藤健...
―― 自他共に認める日本史フリーク、KOHEI JAPAN。生業はラッパー兼料理人。過去にリリースした作品の宣材写真やアートワークからもわかるように、浮世絵を模したり、和装でしゃれ込んだり。そんなヒップホッ...
―― ――今年に入ってから、日本のミュージシャンたちの「Qアノン化」が話題になっている。なぜ、彼らがトランプに惹かれたのかはわからないが、一方で、もともとミュージシャンたちには、これまで陰謀論の標的にされて...
―― ――サブカルを中心に社会問題までを幅広く分析するライター・稲田豊史が、映画、小説、マンガ、アニメなどフィクションをテキストに、超絶難解な乙女心を分析。 息子を溺愛するあまり、執拗に過干渉する母親。その...
―― 今年3月の日本アカデミー賞では、草彅剛がトランスジェンダーの主人公を演じた映画『ミッドナイトスワン』が最優秀作品賞と最優秀主演男優賞の2冠に輝いた。あるいは、4月に公開されたNetflixオリジナル映...
―― 今月のゲストは、日本を代表する音楽グループ〈m-flo〉のメンバーで、DJ/音楽プロデューサーである☆Taku Takahashiさん。実は私の人生において、とても影響を受けたプロデューサーのひとりな...
―― テレビやネットニュースなどで死刑囚の名前が匿名やイニシャルになっていたり、またメディアで死刑囚の写真が載ることが少なくなった。さらに、さまざまな媒体が利用しているフォトライブラリーなどでも、死刑囚の写...
―― 「音楽活動を通じ、犯罪被害防止や交通安全を呼びかける」ことを理念に掲げる警察音楽隊。「そもそも警察音楽隊って?」と思われる読者も多いだろう。本稿では音楽隊の広報や楽長の話をはじめ、元警察音楽隊経験者に...
―― 2014年12月、DJ JET BARON名義で『ENAK DEALER』をメジャーレーベルであるユニバーサルからリリースした高野政所氏。しかし、その3カ月後に大麻取締法違反で逮捕。レコード会社のサイ...
―― SNSでの誹謗中傷が問題として取り沙汰される昨今。こと、犯罪に置いてはあらぬ方向で、これが活発になるケースがある。犯罪被害者や、その家族、関係者に対する誹謗中傷がなぜか多発しているのだ。この事象はすで...
―― 立憲民主党・小川淳也衆院議員の歩みを追った『なぜ君は総理大臣になれないのか』。本作が政治家を題材にしたドキュメンタリー映画としては異例のロングラン上映&ヒット作となった理由は、時に「政治家に向いていな...
―― 個性的な番組、複数の名物テレビマンたち、自由な社風――テレビ東京の評価はこの数年上がり続けている。だがその実、イメージとは裏腹に局内では締め付けもしっかりと存在し、親会社である日経新聞社との関係に左右...
―― 今は気軽に街角で受けられるようになった新型コロナウイルスのPCR検査だが、民間業者が行う検査には、さまざまな問題があり、この検査によって、国内の医療体制が混乱することも懸念されている。中国や台湾のよう...
―― 2021年は「母の機能」をメインテーマに据えた2つの長期シリーズが大団円を迎えた。ひとつは『シン・エヴァンゲリオン劇場版』。もうひとつが『大奥』である。著者は『きのう何食べた?』で知られるよしながふみ...
―― 新型コロナウイルス感染症のワクチン接種が始まったが、テレビでは盛んに副作用が報じられており、こうした情報を見ると正直怖くなる。世間にはワクチン接種に否定的な者もいるということは、同時にワクチンに対する...
―― 人間はどこから来たのか 人間は何者か 人間はどこに行くのか――。最先端の知見を有する学識者と“人間”について語り合う。
―― 女性棋士が男ばかりのチェスの世界を制するドラマ『クイーンズ・ギャンビット』が大ヒットしたが、Netflixにはフェミニズムやダイバーシティに関して“意識が高い”コンテンツが数多い。それらはみな“リアル...
―― 「フェイスブックを利用しているのはおじさんだけ」というイメージが、世間一般では定着しつつある。実際のデータを見ると、必ずしも「おじさんだけ」というわけではないが、なぜそのようなイメージを抱かれるのか?...
―― 1969年から半世紀にわたり放送されている『サザエさん』(フジテレビ系)。読者のほとんどが知っているであろう国民的アニメだが、磯野家の絶対的な家父長として君臨する波平は、家事・育児をまったくしないくせ...
―― 半世紀にわたり、数々の多彩な男性アイドルたちを世に送り出してきたジャニーズ事務所。彼らは時代時代のスーパースターとなり、女性ファンの歓声を大いに浴びてきた。近年は退所のニュースが立て続いているが、今も...
―― 車は単なる道具ではなく、ステイタスを表すシンボルとしても機能してきた。その中で、男女の恋愛に関するアンケートなどで「軽自動車で迎えに来られるのは恥ずかしい」といった結果がもてはやされてもきたわけだが近...
―― 日本人は牛肉を食べることが大好きだ。牛丼、焼肉、しゃぶしゃぶ、ステーキ……。街を歩けばあらゆる牛肉料理の店を見かけるし、個人でも小売店やネットを通じてあらゆるタイプの牛肉を簡単に入手できる。また、国産...
―― 2040年、日本の人口の約半分が独身者に! 急速に進んでいく“ソロ社会化”。 何が日本社会にソロ化をもたらしたのか、いま何が起こっているのか、そして未来は――。独身研究家・荒川和久氏と語る。
―― 「男性学が今アツい」と言われたところで、これまで継続的にジェンダー問題に関心を向けていなかった男性からすれば「なんのこっちゃ」という向きもあるだろう。そこで本稿では、日本における男性学の潮流を追いつつ...
―― 欧米諸国の100分の1程度の感染者数にもかかわらず、早くも医療逼迫や医療崩壊が騒がれている日本の新型コロナ対策。世界屈指の病床数を誇っているものの、なぜこのような事態に陥っているのだろうか。その背景に...
―― まことしやかにささやかれ続けてきた「シャブはサウナで抜ける」という都市伝説。まさか昨今巻き起こっているサウナブームは、そんな側面を持ち合わせているというのだろうか……? 確かに芸能人やスポーツ選手など...
―― 最近、CBDという単語を目にした読者がいるかもしれない。大麻に含まれる成分であるが、ハイになるものではなく、それを配合したオイルやクリームが街中のコスメショップで売られ、オーガニック/ウェルネス志向の...
―― 世間的なヒットはできなかったものの、今年の夏クール、薬剤師にスポットを当てた珍しいドラマ『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』が放送された。医師や看護師に耳目が集まることはあるが、では今回改め...
―― 太宰治に傾倒するお笑い芸人にして芥川賞作家、又吉直樹の恋愛小説『劇場』の映画版がヤバい。オフィシャルサイトには「切なくも心を震わせる、誰もが胸に秘める忘れられない恋を描いた」とある。が、端的に言えば本...