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第1特集
ミュージシャンと陰謀論

政治発言より心配なQアノン化 ミュージシャンと陰謀論の関係

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――今年に入ってから、日本のミュージシャンたちの「Qアノン化」が話題になっている。なぜ、彼らがトランプに惹かれたのかはわからないが、一方で、もともとミュージシャンたちには、これまで陰謀論の標的にされてきた歴史もある。この関係性は一体何なのだろうか?

英語圏のネット掲示板「4chan」上の匿名アカウント「Q」からの真偽不明な一連のメッセージから始まったQアノンや、反ワクチンをめぐるインフォデミック。

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1月6日にアメリカ合衆国議会議事堂を襲撃するQアノンの信奉者たち。この中にはわりと有名なミュージシャンもいた。(写真/Lev Radin/Pacific Press/LightRocket via Getty Images)

今年の1月6日に発生したアメリカ合衆国議会議事堂襲撃事件などに関連して、国内外のミュージシャンたちのQアノン化が話題になった。

海外ではインディシーンのアリエル・ピンクや、メタルバンド・Iced Earthのギタリストが同襲撃事件の集会にいたことが注目され、国内でもKダブシャイン、平沢進、砂原良徳、BOOM BOOM SATELLITESの中野雅之らの、Qアノンに感化されたかのようなワクチンや不正選挙に関するツイートが耳目を集めた。

他方で昔からミュージシャンは「ポール・マッカートニー死亡説」や「ジミー・ペイジと黒魔術」など、陰謀論の的にもなってきた存在でもある。「テイラー・スウィフトは悪魔崇拝者のクローンだ」「レディー・ガガはカニバリストだ」といった類いの話は、枚挙にいとまがない。

本稿では、そんなミュージシャンと陰謀論の関係を考察していく。

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