幽霊、栄枯盛衰の構造を振り返る。
―― 幽霊の分際で、たまにうっかり世間の中へ紛れ込むと「美少女ゲーム、深夜アニメ、ライトノベルなど、90~00年代のオタク系サブカルチャーを語っていた批評家が、どうして語らなくなったのか?」と聞かれることが...
―― 幽霊の分際で、たまにうっかり世間の中へ紛れ込むと「美少女ゲーム、深夜アニメ、ライトノベルなど、90~00年代のオタク系サブカルチャーを語っていた批評家が、どうして語らなくなったのか?」と聞かれることが...
―― 大ヒット作『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』のメインスタッフが再び集まったことで話題を呼んでいる『心が叫びたがってるんだ。』が見せてくれたのは、彼らのテクニカルな熟達と、それがゆえの環境的な...
―― 女芸人の皆さまは新陳代謝が激しい。もちろん、彼女たちのお肌のことではなく、その活躍の場である。一時期はもてはやされてブームとなるが、気がつくと表舞台から姿を消した女芸人は数え切れない。不細工をウリにし...
―― 毎クール、半分以上のテレビドラマが警察ものになる昨今。本が売れない時代でも相変わらずミステリは売れ続けており、そんな作品が映画やドラマになることも。現代の犯罪捜査の裏には、必ず科学捜査があり、それを司...
―― 「Mステで『刀剣乱舞』の外国人コスプレイヤーがB’zの『ultra soul』を歌ってる!」
―― 相も変わらず炎上やステマがはびこるインターネット。ブログにSNSと新しいメディアが立ち上がっては荒廃していき、また新たに居心地のよいメディアを探し求めるというサイクルが続いている。今回登場する四家正紀...
―― 10月16日、エイベックスが業界最大手の音楽著作権管理団体・JASRACから一部離脱し、その管理下から約10万曲の自社楽曲を引き上げるというニュースが報じられ、これまでJASRACが独占していた著作権...
―― AVメーカーMAXINGイチオシの女優さんに、あえて時事問題を振ってみる当連載。今回は、11月16日にデビューする大型新人の美涼りなちゃんに、「東京オリンピック」についてお聞きします。
―― 日本にも起業文化が徐々に定着し、起業を目指す人やベンチャー企業が増加。日々のニュースでベンチャー企業や起業家の話題に触れることも多くなった。その中でも最近、注目を集めているのが「ハードウェア」を商品と...
―― 芸能界のイケメンに、自分のルックスとの付き合い方を尋ねる本連載。6回目は、名古屋のイケメングループに所属しながら、『ミュージカル テニスの王子様』『仮面ライダー鎧武』出演、そして元パティシエとして情報...
―― エンタメ小説が隆盛を極めた戦後から、その奥底で人気を集めてきた任侠小説。それ以降も文学のトレンドの移り変わりにかかわらず、常に裏社会/ヤクザは小説のテーマになってきた。本稿では、対談を通してその歴史を...
―― K-POPとは異なるアプローチで世界的にバズを引き起こしている、韓国のラップ・レーベル〈ハイライト・レコーズ〉。その所属ラッパーたちは、何を企んでいる?
―― 1990年代以降一般化し、多くのライトマニアを生み出した「廃墟ブーム」。「軍艦島」に象徴されるように、いつの間にやら好事家の嗜好品から「我々日本人の記憶」へと変貌を遂げた廃墟をめぐる歴史を追う!
―― 映画が好きだった。いや、今も好きだが。20年くらい前は名画座に入り浸り、近所にできたばかりのTSUTAYAでVシネを借りまくっていたくらい好きだった。
―― 2010年5月のある日、中国遼寧省の省都・瀋陽の中心部にある大型の北朝鮮レストラン「七星食堂」に、北朝鮮の若者たち数十人が続々と到着した。中国や東南アジアにある北朝鮮レストランの多くは、地元資本と北朝...
―― 反撃反論のあり方の究極を見た。8月23日放送のBS1スペシャル『大越健介 メジャーリーグをゆく~知られざるアメリカの素顔~』のことである。3月まで『ニュースウオッチ9』のキャスターを務めていた大越の2...
―― 読者の皆様、こんにちは。当連載のナビゲーターを務めさせていただく横山美雪と申します。サイゾーさんにはたびたびお世話になっている私ですが、過去の取材で「ラスベガスにも足を運んじゃうくらい、カジノが大好き...
―― 『時をかける少女』から『サマーウォーズ』、そして『おおかみこどもの雨と雪』と、大作劇場アニメを手がける監督として名をなした細田守。ポストジブリの筆頭格とされる彼の3年ぶりの新作は、実に肩透かし感の強い...
―― 国境の川・豆満江(トウマンガン)を挟み、北朝鮮の対岸に位置する中国吉林省の延辺朝鮮族自治州図們市。同市は、北朝鮮の行政機関と共同で、同国のエンジニアが大規模に就労する工業団地「朝鮮工業園」を造成し、2...
―― テレビというメディアの変革期に伸びてきたマツコは、トリックスターなのか、時代の申し子なのか? 社会学的視座から考える。
―― インターネットが社会のあらゆる面に浸透した昨今。一方で、ウェブ上では、日々炎上を繰り返しているが、ネットでのお作法については議論が始まったばかりだ。今回、クロサカタツヤ氏の呼びかけにより、佐々木俊尚氏...
―― 本誌特集のマツコ・デラックスをイメージしたかしないでか、ムチムチのビッグバルーンにむぎゅっと挟み込まれるビジュアルワークにご協力いただいたのは女優の小松美咲さん。本日の撮影いかがでしたか?
―― 全体主義の国家で、子どもたちが殺し合いゲームを強要される……。2008年にアメリカでスーザン・コリンズの『ハンガー・ゲーム』がベストセラーになって以来、ヴェロニカ・ロス『ダイバージェント異端者』、ジェ...
―― ――好調だった中国経済には陰りが見え始めるが、ここにきてAIIBの設立など、アジア経済は新たな局面を迎えてきている。その背景には、一体どのような思想があるのだろうか? 21世紀の超大国・中国の経済事情...
―― 写真集だけでなく、昨今その出版が話題となっているのが、プロレスラーたちの“啓発系”の本だ。気になるその中身を、小誌で連載をしていた「プロレス読闘記」の筆者が徹底レビュー!
―― 国生さゆりとメッセンジャー黒田の熱愛が話題になっている。さほど大物のカップルではないと思うが、テレビやスポーツ紙は大騒ぎだ。
―― 1962年生まれの筆者が幼い頃、未来はバラ色だった。『鉄腕アトム』や『宇宙家族ジェットソン』や真鍋博のイラスト、映画『2001年宇宙の旅』に描かれた21世紀は、月に旅客ロケットが飛び、都市ではつるつる...
―― 2014年は、ディズニーによる外国産アニメ映画が話題を呼んでいたが、今夏以降、日本のアニメでも注目作品が続々と公開される。一方で、残念ながら、一部の恵まれた作品以外は、良作であってもなかなかスポットが...
―― AVメーカーMAXINGイチオシの女優さんに時事問題を振ってみる当連載。今回は、7月にデビュー4周年を迎える大人気女優・由愛可奈ちゃんに、橋下徹大阪市長についてお聞きします。
―― 永野というピン芸人がいる。現在、どれほど注目を浴びている芸人さんなのかを示すエピソードをまずご紹介したい。
―― 私はかつておもちゃのトミーに勤めていた。その立場から、ドローンについて言いたい。
―― 日本における「天皇」とその“影”を深く長い射程距離をもって抉り出したノンフィクションといえば、猪瀬直樹の『ミカドの肖像』をおいてほかにない。猪瀬氏は『天皇の影法師』でデビューし、『ミカドの肖像』から始...
―― そもそも角川書店は、その昔から内部闘争と大再編を繰り返してきた。90年前後の春樹・歴彦兄弟間の抗争に始まり、映画会社の買収、映画部門の切り離し、雑誌事業部の分割、持ち株会社化……と、めまぐるしく新陳代...
―― ITで地方を再生するという謳い文句のもとに、流行のSNSブームに便乗するように広がった地域SNSは「筋が悪い」と言われながらも、人と人の新たなつながりを目指していた。だがIT音痴の地方自治体が多い中、...
―― 『Mother』『それでも、生きてゆく』『最高の離婚』『Woman』と、ここ数年話題作を生み続けてきた脚本家が、14年冬クールに描いたテーマは現代日本のジェンダー問題だった。脂の乗った作家が見せた、到...
―― 今米英のテレビドラマの充実ぶりがすごい。まあ、去年や今年に始まった話ではないのかもしれないが。
―― 写真系の専門学校のみならず、美大・芸大でも基本的には実技系の講義が多いが、それでも座学系の学問もないではない。そこで本稿では、実技系とは違う、「学問として」教えられている写真関連の学術体系のいくつかを...
―― 少女マンガにおいて、憧れの大人のオトコとして「カメラマン」という職業についている人物が登場する頻度は低くない。「カメラマン」は、なぜ少女マンガにおいて人気のアイコンなのか? 柴門ふみ、新條まゆ、矢沢あ...
―― 音楽に関しては、やっぱり親の影響がいちばん大きいかもしれないですね。母が大ファンだったので、ユーミンさんの音楽は私も物心つく前から聴いていて、いまだにすごい好きですね。あと、昔のフォークソングなんかも...
―― いまニコニコ動画では「ゲーム実況」と呼ばれるジャンルが、一大人気を誇っている。業界のあり方すら変えつつあるこのブームを含め、日本のゲームが置かれている状況を、ニコニコのゲームオンリーイベントから読み解...
―― ジャーナリストらがその創業者や初期メンバーから深く取材をし批判も含めて綴った、テクノロジー企業の内実を描くノンフィクションには良書が多い。いま現在テック業界を牽引する企業の本来の姿が描かれたそうした書...
―― ニコニコ動画を中心に「踊ってみた」という文化がムーヴメントとなったのは、もう何年も前のこと。ダンス動画の制作背景や受容方法は、その後もどんどん進展しているのだ。そこで、ウェブとダンスの歴史をあらためて...
―― 昨年から乃木坂46を兼任し、広く人気を集める松井玲奈。ライブで見た彼女は、その淑やかな外見から想像もつかない激しさで踊り、会場を盛り上げていた。線の細い〈薄命の美少女〉のイメージを鮮やかに覆された。
―― 人生は思春期を起点にねじ曲がり続ける。奇才フリードマン・フリーゼによる『むかつく友達、行きたくないパーティ』(『Fiese Freunde Fette Feten』)は、10代に始まるさまざまな苦難を...
―― 最近注目を浴びる「最貧困女子」なるキーワード。仕事を失い、家を失った女性の中には、売春に活路を見いだす人もおり、組織的に売春を行う「援デリ」に身を寄せる人もいる。そこではスマホ、SNSが顧客を獲得する...
―― 日米含む21カ国の政府による秘密交渉ゆえ、一切公表がなされないTPPだが、大手メディアでは農産物の自由化に焦点が行きがちだ。だが、それ以上に日本社会の根幹を揺るがす可能性があるのが著作権問題だ。メディ...
―― すでに国内でも大小多くの成功例が出始め、じわじわと浸透してきているクラウドファンディング。インターネットを通じて、企画者が掲げたプロジェクトに不特定多数の人々が資金援助をするこのシステムは、これまで個...
―― ツイッターもフェイスブックも米国生まれ。グーグルもアマゾンだってそう。気がついたら日本のインターネットは、米国生まれの企業に席巻されてしまっている。日本で起業やベンチャーが増えたといっても、米国に比べ...
―― 今や生活に溶け込んだスマートフォンも、かつてはSF作品に出てくるようなファンタジックなものだった。ならば、同様に現在すでに開発・研究が進んでいる、「夢の技術」もあるのだろう。テクノロジー最前線に萌芽す...
―― 女、酒、傷害……古今東西、バンドというのは些細なことでモメるもの。そんなバンドづくりの難しさが、クールにエンターテインメント化されたボードゲームに『ニューオリンズビッグバンド』(1990年/アメリカ)...