サイゾーpremium  > ニュース  > ビジネス  > エイベックス【JASRAC】脱退で揺れる音楽業界
ニュース
風穴を開けたイーライセンス

エイベックス1人勝ち!? JASRAC離脱劇で懊悩するレコード会社

+お気に入りに追加

風穴を開けたイーライセンス

2000年に設立された音楽著作権管理事業者。01年、それまで市場を独占していたJASRACの著作権管理事業に参入し、〈第二のJASRAC〉と呼ばれる。今年10月、第三のJASRACといわれるジャパン・ライツ・クリアランスと共にAMPに買収され、レコード会社が著作権管理事業に着手したことが大きく報道された。

1512_NS_02.jpg
JASRACのホームページでは、ご丁寧に「使用料計算シミュレーション」が可能となっているので、イーライセンスとの比較も可。

 10月16日、エイベックスが業界最大手の音楽著作権管理団体・JASRACから一部離脱し、その管理下から約10万曲の自社楽曲を引き上げるというニュースが報じられ、これまでJASRACが独占していた著作権ビジネスに大きな風穴を開けた。

 エイベックスは、この報道が出る約1カ月前、JASRACに次ぐ規模を誇る音楽著作権管理団体であるイーライセンスとジャパン・ライツ・クリアランスの両社の事業を統合・子会社化したことが明らかになっていた。離脱の報道が飛び交うと同時に、エイベックス・ミュージック・パブリッシング(AMP)とイーライセンスの社長を兼任する阿南雅浩氏が『日経ビジネスオンライン』のインタビューに応じ、「音楽著作権管理業界2番手と3番手を吸収し、業界再編を狙う」という強気な見出しが躍った。これについてエイベックスの関係者は、次のように語る。

「『日経ビジネスオンライン』の記事に対して『あくまでJASRACとイーライセンスの共存共栄を強調して取材に応対したのに、JASRAC離脱は言いすぎだ』と阿南さんがご立腹している、というメールがエイベックス全社に回ったようです。ただ、エイベックスは以前から著作権ビジネスに対して『一矢報いたい』と言っていたので、まさに有言実行でしょう」

ログインして続きを読む
続きを読みたい方は...

Recommended by logly
サイゾープレミアム

2018年12月号

禁断の映画と動画

禁断の映画と動画

"異能作家"たちが語る「文学、新宿、朗読」論

    • 【石丸元章×海猫沢めろん×MC漢×菊地成孔】対談

インタビュー

連載

    • 【橋本梨菜】ギャル男をマネタイズしたいんです。
    • 【RaMu】YouTubeで人気の美女が泡まみれ
    • 【ダレノガレ】は突然に
    • 日本の【AI市場】と日本企業のAI導入の真実
    • 【オスカー社員】が大量退社で瓦解!?
    • 祭事的【渋谷ハロウィン】分析
    • 【出前アプリ】を支えるライダーたちの過酷な日常
    • 【フレディー・マーキュリー】の一生
    • 町山智浩/『ボーイ・イレイスド』ゲイの息子と神のどちらを選ぶのか?
    • ジャーナリスト殺害事件で変わる【サウジ】の覇権
    • 小原真史の「写真時評」
    • 五所純子の「ドラッグ・フェミニズム」
    • 「念力事報」/それがジュリー
    • おたけ・デニス上野・アントニーの「アダルトグッズ研究所」
    • 【カーネーション】フェミ論点全部乗せの名作朝ドラ
    • 「俺たちの人生は死か刑務所だ」ギャングの豪快な人生
    • 辛酸なめ子の「佳子様偏愛採取録」
    • 【山陰】でビール造りに励む男
    • 【薔薇族】刊行で去っていく友と、死を恐れぬ編集者
    • 幽霊、紅衛兵たちのアニメ映画興行。
    • 『花くまゆうさくの「カストリ漫報」』