『心が叫びたがってるんだ。』――『あの花』スタッフの再集結作が見せた、オタク系コンテンツの成熟と限界
―― 大ヒット作『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』のメインスタッフが再び集まったことで話題を呼んでいる『心が叫びたがってるんだ。』が見せてくれたのは、彼らのテクニカルな熟達と、それがゆえの環境的な...
―― 大ヒット作『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』のメインスタッフが再び集まったことで話題を呼んでいる『心が叫びたがってるんだ。』が見せてくれたのは、彼らのテクニカルな熟達と、それがゆえの環境的な...
―― 日本では佳子様ブームですが、実は国民の多くが眞子様のご不在に寂しさを抱いていたのではないでしょうか。
―― 日本では「斜陽産業」と言われて久しい繊維産業だが、人口増加や新興国の発展を背景に右肩上がりの拡大を続けている。2007年から2013年で、40%あまり規模を広げているのだ。
―― 現在、経団連の会長は東レの原元会長であり、前任の住友化学工業米倉氏と2連続で化学業界からの選出となっている。東レは、化繊業界では圧倒的覇者だ。なぜ、同社は財界総理と呼ばれる経団連の頂点についたのか──...
―― 日本人の受賞者が出るたびに報道をにぎわすノーベル賞。特集【1】では、利益追求の激しい医薬品業界の問題を見てきたが、ノーベル賞にはそのような時代の風潮に警鐘を鳴らす役割もあるのだという。
―― 世界トップクラスの企業の売り上げは年間5兆円以上。そのうち研究開発費は1兆円を超えることもあるという医薬品業界。そこでは利益追求のために特許の横取りに近い事態や、法外な価格設定や値上げ、時には論文の改...
―― 「アクネの黒のパンツに、カーキ色の謎のTシャツと、カーキ色のジャケットを合わせました」
―― 1990年代から00年代、K−1の石井和義館長と公私ともに仲良く、当社が「格闘伝説」(その後「リアルバトルトーク」と改称)というK−1に特化した月刊誌を作っていたことがあった。PRIDEでは、亡くなっ...
―― 毎クール、半分以上のテレビドラマが警察ものになる昨今。本が売れない時代でも相変わらずミステリは売れ続けており、そんな作品が映画やドラマになることも。現代の犯罪捜査の裏には、必ず科学捜査があり、それを司...
―― 自らの美や才能を売りに芸能界をサヴァイブする芸能人。しかし、年月を経て芸能界での仕事が減っていったときに、なぜか、自然食やヨーガなどの自然派路線に手を染める。なぜ、彼女たちはロハス志向になるのか? こ...
―― 「Mステで『刀剣乱舞』の外国人コスプレイヤーがB’zの『ultra soul』を歌ってる!」
―― 特集【1】から、近現代における科学と政治の関係を紐解いてきたが、もともと軍事的に開発・利用された科学技術を、私たちは知らず知らず享受しているのかもしれない。
―― 原爆・水爆の開発に、薬物を用いた洗脳実験、トンデモ農法の提唱、残酷すぎる人体実験……。ここでは、前世紀を代表する“狂気の科学者”を取り上げよう。
―― 20世紀、二度の世界大戦や冷戦において、参戦国の科学技術は敵を殺す“武器”となり、“マッド・サイエンティスト”と呼び得る科学者たちも活躍した。そして今世紀になっても、科学は大国の軍事的な思惑によって発...
―― 10月16日、エイベックスが業界最大手の音楽著作権管理団体・JASRACから一部離脱し、その管理下から約10万曲の自社楽曲を引き上げるというニュースが報じられ、これまでJASRACが独占していた著作権...
―― インディながら大きなインパクトを残した『SR サイタマノラッパー2』の主演から、朝ドラ『花子とアン』を経て、彼女がいま通過してゆく新しい“点”の話。
―― ストリーミングサービスが普及するにしたがって、音楽の楽しみ方が変わってきている。ミュージシャンが収入を得られるようになる可能性が広がる一方で、カネにまみれたプロモーション合戦に飲み込まれつつある事態も...
―― 発明家であり実業家でもあるアルフレッド・ノーベルが、その莫大な遺産で創設したノーベル賞。毎年日本でも受賞前からメディアに取り上げられるが、その総経費は実に年15億円。ここではそんなノーベル賞の選考や運...
―― 権力の監視役たる新聞業界に相も変わらず吹きすさぶすきま風。新聞業界のドンは吠えてみせれども、現場記者がドンに向ける視線は冷ややか。1000万プレイヤーの朝日新聞からさえ、“業界脱出”する者が続出だとい...
―― 今年も残すところあと1カ月半、毎年この時期になると芸能界で注目を集めるのが暮れの音楽特番『NHK紅白歌合戦』と『輝く! 日本レコード大賞』(TBS)だ。もはや形骸化されている祭典とはいえ、出場・受賞を...
―― 歌が下手でも、あとから修正――科学技術の進歩によって、音楽制作の現場に大きな変化が訪れた昨今。D.O.I.とDJ WATARAI、2人のプロフェッショナルがデジタル革命の功罪を説く。
―― 光の明滅する夕方のタクシーで、憂いを帯びた表情を見せる彼女、だが次に彼女を見るときは、まったく違う顔をしているかもしれない――。
―― 今月30日からフジテレビ系の昼ドラ枠で、2004年に女優の大河内奈々子と小沢真珠が姉妹の愛憎劇を演じ、社会現象になった「牡丹と薔薇」が約12年ぶりに復活した「新・牡丹と薔薇」(東海テレビ制作)が放送さ...
―― EXILE一族が総出で出演するドラマ『HiGH&LOW~THE STORY OF S.W.O.R.D.~』(日本テレビ系)がスタートした。視聴率は深夜帯ながら初回は1.9%、第1話2.7%、3話2.3...
―― 結婚する男性芸能人のニュースが続きました。西島秀俊、向井理、福山雅治…。そうしたニュースが出るたびに、さまざまなメディアでは、「女性ファンたちがショックを受けている」という記事を書きたてました。サイゾ...
―― 俗にライオンなどの獰猛な動物に襲われた場合、引いたら負けだと言われている。
―― いまだに違憲ともいわれる安保関連法案の強行採決をはじめ、総裁選では無投票で再選と相成った安倍晋三首相と自民党政権。どこか違和感を覚えざるを得ない安倍政権と自民党だが、何がきっかけで“こうなってしまった...
―― 実写化が発表された段階から、不安と嘲笑の声が大きかったドラマ『ど根性ガエル』。だがフタを開けてみれば、『銭ゲバ』『泣くな、はらちゃん』という名ドラマを手がけた脚本家・岡田惠和×河野英裕プロデューサーの...
―― 安保法制の抗議活動を続けてきたSEALDsを評価している。私がかつて安保闘争の際、丸太を持って防衛庁に突っ込んだことより、SEALDsの活動のほうがインパクトがある。今回の件でわかったことは、団塊世代...
―― 「演歌の殿堂」として知られた新宿コマ劇場が2008年に閉館し、今年4月、跡地に新宿東宝ビルがオープンした。歌舞伎町の象徴のような建物も、時代の流れには逆らえなかったのだろう。
―― この号の本誌特集テーマは「ヤクザ」と聞いたが、編集部からのメールは「今回のテーマ、プロ野球でどうでしょうか?」だった。よりにもよって筆者も担当編集も横浜DeNAベイスターズのファンなので「なるほど、8...
―― 「2014年1月から今年7月まで、北朝鮮は131回にわたり韓国軍にサイバー攻撃を仕掛けた――」
―― 山一抗争勃発時は、実話誌やヤクザ系専門誌も多数発行され、圧倒的な売り上げを誇っていたという。そして現在、山口組分裂騒動が巻き起こり、雑誌不況で風前のともしびとなった各週刊誌が、にわかに活気づいている。...
―― 最近、がんにかかる芸能人が増えている。というよりも、がんを公表し、その闘病生活を積極的に発信する芸能人が増えている、という言い方のほうが正確だろう。しかし、本人の言葉だけのブログや、どうしても美談とし...
―― AVメーカーMAXINGイチオシの女優さんに、あえて時事問題を振ってみる当連載。今回は、11月16日にデビューする大型新人の美涼りなちゃんに、「東京オリンピック」についてお聞きします。
―― 重大な事件、中でも性犯罪がらみの殺人が発生するつど、メディアによってクローズアップされる要素のひとつに、犯人の犯罪歴があります。まさにその典型が、2015年8月、大阪府寝屋川市の中学1年の男女2人が遺...
―― 日本にも起業文化が徐々に定着し、起業を目指す人やベンチャー企業が増加。日々のニュースでベンチャー企業や起業家の話題に触れることも多くなった。その中でも最近、注目を集めているのが「ハードウェア」を商品と...
―― 映画『ストレイト・アウタ・コンプトン』のポスターは、輸入版CDを買う人ならおなじみのParental Advisory(保護者への勧告)というステッカーのパロディになっている。このステッカーは、アメリ...
―― 暴力団員が銀行口座を開けない今、ヤクザの遺産はどこにあり、それはどう相続されるのか? また、遺産相続といえば一般人でもモメやすいが、ヤクザの身内ではどんなトラブルが起きるのか? ベストセラー『磯野家の...
―― 警視庁が発表する「暴力団情勢」には『指定暴力団一覧表』という項目がある。これを日本地図に落としてみると、あることに気づく。それは、日本国内における暴力団が九州、関西地方に集まっているのだ。では、なぜこ...
―― 互いに関係なさそうな2つの要素の、語られざるつながりを世に知らしめること。それはワシの特技であり、生き甲斐でもある。マーティン・ルーサー・キング牧師と『スター・トレック』、『ワイルド・スピード』とファ...
―― 東京オリンピックのロゴをめぐる騒動では、デザインにおける著作権・知的財産権の問題についても、熱い議論が沸き起こった。そんな中、山口組の分裂騒動では、組織を離脱した神戸山口組が山口組伝統の代紋を使用して...
―― 本稿では、「イレズミと信仰の関係」についてひも解いてきたが、イレズミはこれまでに、哲学や文化人類学など、さまざまなアプローチで研究が行われてきた。そんな中、東大医学部では、“コレクション対象”として扱...
―― 自らの体をキャンバスにして豪快に描かれる“イレズミ”を見て、“ヤクザ”を連想する人は少なくないだろう。その絵柄の多くは、不動明王や天女をはじめ、神仏や神話上の生き物たち。そこには彼らなりの“信仰”が込...
―― 一昨年の夏ごろに、突如発行され一部関係者の間で話題となっていた機関紙・山口組新報。司忍六代目の言葉や、川柳、時事放談などバラエティに富んだ記事が掲載されたその新聞を、ベテラン経済ジャーナリストが分析。...
―― エンタメ小説が隆盛を極めた戦後から、その奥底で人気を集めてきた任侠小説。それ以降も文学のトレンドの移り変わりにかかわらず、常に裏社会/ヤクザは小説のテーマになってきた。本稿では、対談を通してその歴史を...
―― 前記事まで、山口組の歴史と分裂への軌跡をたどってきた。90年代以降、痩せ細っていく日本経済界において邪魔者とされたヤクザビジネスの変容は、ここまで見てきた通り。では、分裂の引き金を引いた具体的なきっか...