「ドドンガドン」ならなんでも音頭――大瀧詠一と音頭の深い関係
―― 近年の音頭~盆踊りリヴァイバルの文脈において、たびたびその名前が登場する音楽家がいる。それが大瀧詠一だ。70年代に細野晴臣らとのバンド〈はっぴいえんど〉で活動後、ソロ・アーティストとして日本の音楽史に...
―― 近年の音頭~盆踊りリヴァイバルの文脈において、たびたびその名前が登場する音楽家がいる。それが大瀧詠一だ。70年代に細野晴臣らとのバンド〈はっぴいえんど〉で活動後、ソロ・アーティストとして日本の音楽史に...
―― 昨年の12月7日、俳優の小松政夫が肝細胞ガンのためこの世を去った。享年78。2019年11月に肝細胞ガンが見つかって以降、入退院を繰り返していたというが、小松はその直前、芸能人生の集大成ともいうべき舞...
―― 2020年10月2日、「盆踊りでTOKYOカルチャーを世界へ発信する」というテーマを掲げた「東京大盆踊り大会」が開催された。この盆踊り大会は19年に東京・世田谷区の駒沢オリンピック公園で初開催されて大...
―― 秋といえば、文化祭・学園祭シーズンである。こうした文化祭も戦後になって全国に浸透した“新しい祭り”のひとつであるわけだが、コロナ禍の今、文化祭にも変革が起きている。今回はその現状をレポートしてみたい。
―― 時代が大きく動くとき、そこには音頭が生まれる。例えば、東京市が近隣の5郡82町村を編入し、人口530万人を超える大都市となった昭和7年の翌年に発売された「東京音頭」。戦時中には数多くの軍国音頭が生まれ...
―― 「オンライン祭り・盆踊り」と聞くと、コロナ以前であれば「どこかの代理店が仕掛けたひと夏限りの企画モノ?」と、あまり好ましくないイメージを持ったかもしれないが、リアルの盆踊りや祭りの再開が見えない今、オ...
―― 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、8月12~15日に開催が予定されていた徳島県徳島市の阿波おどりが戦後初めて中止されることになった。同市の阿波おどりが中止されることは、そうあるものではない。なにせ徳...
―― おそらく世界で唯一であろう現代音頭作曲家が愛媛県にいる。彼の名は山中カメラ。大友良英は東日本大震災以降の盆踊りリヴァイバルのきっかけのひとつともなった「ええじゃないか音頭」を作る際、山中作曲の「別府最...
―― なんとJAGATARA(以下、じゃがたら)が30年ぶりの新曲を発表した――そう書いてピンとくるのはおそらく40代後半以上だろう。なにせ前身バンドを結成したのが1979年、解散したのが1990年。僕もリ...
―― 2019年は台風が猛威を振るい、各地に甚大な被害をもたらした1年だった。気象庁の調査によると、台風の発生数は平年より多い29個。日本への接近数は15個で、そのうち5個が上陸した。世界的にも各地で異常高...
―― 先日、高知県高知市の中心地で「カーニバル00」と題された街フェスが開催され、さまざまなシンポジウムやワークショップに加え、地元の名産を並べたマルシェやイベントなどが展開された。映画監督の安藤桃子を中心...
―― 手前味噌ながら、今回は先日上梓した拙著『奥東京人に会いに行く』に関する話から始めたい。同書では東京の端っこを「奥東京」と名付け、都心~郊外のさらに奥に広がる世界の中に、今まで語られてこなかったディープ...
―― 毎年シーズンがひと段落した秋ともなれば、盆踊り関連のニュースはグッと減るものだが、2020年の東京五輪開催を控えた今秋は、引き続き話題がいくつか入ってきている。この9月には東京・浅草のご当地音頭「浅草...
―― この連載では「盆踊りが盛り上がっている!」ということを数年前から声高に叫び続けてきたわけだが、この夏はわざわざ自分から言うまでもなく、SNSなどを通じて各地からその盛り上がりが伝えられた。各地の櫓にD...
―― ここ数年、盆踊りのトレンドは次々に更新されている。櫓の上にDJブースを組むDJ盆踊りは、今や日本各地で見られるようになったし、昨年TRF「EZ DO DANCE」やボン・ジョヴィ「Livin' On ...