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大石始のマツリ・フューチャリズム【53】

「ドドンガドン」ならなんでも音頭――大瀧詠一と音頭の深い関係

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――21世紀型盆踊り・マツリの現在をあらゆる角度から紐解く!

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発売から42年が経過しても音頭シーンの不朽の名作として知られる『LET'S ONDO AGAIN』。81年にリリースされた『A LONG VACATION』は、生誕40周年記念盤として3月21日に発売される。

 近年の音頭~盆踊りリヴァイバルの文脈において、たびたびその名前が登場する音楽家がいる。それが大瀧詠一だ。70年代に細野晴臣らとのバンド〈はっぴいえんど〉で活動後、ソロ・アーティストとして日本の音楽史に残るオリジナルアルバムを連発。97年にはドラマ『ラブジェネレーション』(97年/フジテレビ系)の主題歌ともなった「幸せな結末」がミリオンセラーを記録した。松田聖子「風立ちぬ」(81年)や森進一「冬のリヴィエラ」(82年)、小林旭「熱き心に」(85年)のソングライターとして大瀧の存在を認識している方もいることだろう。

 そんな大瀧は13年12月30日に解離性動脈瘤により死去。先日その死から7年目を迎えたばかりだ。現在でも彼が残した音楽作品は再評価の対象となっているが、中でもスポットライトが当たる機会が増えているのが、大瀧の音頭ワークスである。 

 大瀧によるノベルティ音頭の第1弾は、76年にリリースされた「ナイアガラ音頭」。ブルース・クリエイションの布谷文夫がボーカルを取り、シングル・バージョンでは坂本龍一がクラビネットを弾きまくるこの曲は、大瀧による音頭ワークスの最高峰ともいえる楽曲。21年の現在聴いても鳥肌モノの格好よさだ。

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