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PLANETS の検索結果

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サイゾー×プラネッツ『月刊カルチャー時評』VOL.45

『ウルトラマンX』――平成ウルトラマンシリーズの総決算をここに見た! 怪獣と特撮の未来

―― 2015年の「ウルトラマン」テレビシリーズは、ウルトラマン生誕50周年を目前に控え、平成ウルトラマンの客演も相次いだ記念すべき作だった。仮面ライダーに比べ、ここ数年は広く話題になりづらかったウルトラマ...

『ウルトラマンX』――平成ウルトラマンシリーズの総決算をここに見た! 怪獣と特撮の未来
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フィクションで解剖――オトメゴコロ乱読修行【11】

エルサはヤンデレおひとりさまだった!? 『アナと雪の女王』レリゴーに対するキラキラ女子の誤解

―― 国内女性タレントがブログアクセス狙いで行う「すっぴん公開」も、ハリウッドに場所を移せば若干のジェンダー臭と自己啓発臭を帯びてくる。唇とボディがエロすぎ姐さんことスカーレット・ヨハンソン然り。英国が誇る...

エルサはヤンデレおひとりさまだった!? 『アナと雪の女王』レリゴーに対するキラキラ女子の誤解
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サイゾー×プラネッツ『月刊カルチャー時評』VOL.44

『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』──期待値を上回る出来なれど、「映画」への欲望の変化を炙り出したSWフィーバー

―― 夏頃から尋常でない量の広告展開がなされ、満を持して昨年12月に公開された『スター・ウォーズ』エピソード7。生みの親であるルーカスが手を引き、J.J.エイブラムスが新たに監督の座に就いた本作が見せたのは...

『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』──期待値を上回る出来なれど、「映画」への欲望の変化を炙り出したSWフィーバー
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フィクションで解剖——オトメゴコロ乱読修行【10】

【マイ・インターン】情けない旦那よりも年上メンターに依存してしまうバリキャリ女性の病

―― というわけで、記念すべき紙上での初回は映画『マイ・インターン』。映画業界的にカテゴライズするなら、いわゆる「女子がお仕事頑張る系映画」だ。果たして興行側の狙い通り、本作は都市部で働く20~30代女性に...

【マイ・インターン】情けない旦那よりも年上メンターに依存してしまうバリキャリ女性の病
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サイゾー×プラネッツ『月刊カルチャー時評』VOL.43

『AKB48』――AKB48の10周年とこれからの課題

―― AKB48が結成10周年を迎えた。国民的アイドルグループとして認識されるようになり、総選挙が多くの人の耳目を引いた時期から比べると、最近はその勢いがなくなっているようにも感じられる。センセーショナルさ...

『AKB48』――AKB48の10周年とこれからの課題
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サイゾー×プラネッツ『月刊カルチャー時評』VOL.42

『心が叫びたがってるんだ。』――『あの花』スタッフの再集結作が見せた、オタク系コンテンツの成熟と限界

―― 大ヒット作『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』のメインスタッフが再び集まったことで話題を呼んでいる『心が叫びたがってるんだ。』が見せてくれたのは、彼らのテクニカルな熟達と、それがゆえの環境的な...

『心が叫びたがってるんだ。』――『あの花』スタッフの再集結作が見せた、オタク系コンテンツの成熟と限界
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【premium限定連載】フィクションで解剖——オトメゴコロ乱読修行【9】

貴女の夫はユニクロのフリースか? 男は「ステータス」、女は「タイミング」で結婚を決意する――W不倫マンガ『あなたのことはそれほど』から学べること

―― 今回は、自己中に不倫に突き進む女と、なんとなくそれを受け入れてしまう男のW不倫を描いたマンガ『あなたのことはそれほど』をピックアップ!

貴女の夫はユニクロのフリースか? 男は「ステータス」、女は「タイミング」で結婚を決意する――W不倫マンガ『あなたのことはそれほど』から学べること
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サイゾー×プラネッツ『月刊カルチャー時評』VOL.41

『ど根性ガエル』――大人になれない人たちのためにこそフィクションを…岡田惠和が獲得した“結論”

―― 実写化が発表された段階から、不安と嘲笑の声が大きかったドラマ『ど根性ガエル』。だがフタを開けてみれば、『銭ゲバ』『泣くな、はらちゃん』という名ドラマを手がけた脚本家・岡田惠和×河野英裕プロデューサーの...

『ど根性ガエル』――大人になれない人たちのためにこそフィクションを…岡田惠和が獲得した“結論”
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【premium限定連載】フィクションで解剖——オトメゴコロ乱読修行【8】

「高スペック既婚男性が都合よく離婚して自分のものに!」マンガ『姉の結婚』はアラフォー女性のポルノ!?

―― 今回は、アラフォー女性が、東京での生活に疲れ、戻った地元で恋をするマンガ『姉の結婚』をピックアップ! この8月、俳優・山本耕史(38歳)と女優・堀北真希(26歳)の結婚が報道された。ここで特に話題にな...

「高スペック既婚男性が都合よく離婚して自分のものに!」マンガ『姉の結婚』はアラフォー女性のポルノ!?
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サイゾー×プラネッツ『月刊カルチャー時評』VOL.40

『マッドマックス 怒りのデス・ロード』――タイミングの偶然が生んだ、20世紀と21世紀の境目を爆走する良作

―― 今夏、映画好きを熱狂させた話題作『マッドマックス 怒りのデス・ロード』。「ヒャッハー」しているだけでは終われない、この「映画」の本当のすごさと、その背景を読み解いてみよう。

『マッドマックス 怒りのデス・ロード』――タイミングの偶然が生んだ、20世紀と21世紀の境目を爆走する良作
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【premium限定連載】フィクションで解剖——オトメゴコロ乱読修行【7】

「専業主婦はハウスキーピングが完璧であるべき」ネットに渦巻く男のホンネ――フルボッコいじめ状態のレビューで荒れる『花のズボラ飯』の真実

―― キング・オブ・深夜の飯テロでおなじみ、ドラマ『孤独のグルメ』(テレビ東京)待望の第5シーズンが、10月2日よりスタートする。松重豊演じる井之頭五郎が、さまざまな名店で「ひとり飯」を楽しむ人気シリーズだ...

「専業主婦はハウスキーピングが完璧であるべき」ネットに渦巻く男のホンネ――フルボッコいじめ状態のレビューで荒れる『花のズボラ飯』の真実
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サイゾー×プラネッツ『月刊カルチャー時評』VOL.39

『バケモノの子』──批判力なきファンタジーに意味はあるのか?

―― 『時をかける少女』から『サマーウォーズ』、そして『おおかみこどもの雨と雪』と、大作劇場アニメを手がける監督として名をなした細田守。ポストジブリの筆頭格とされる彼の3年ぶりの新作は、実に肩透かし感の強い...

『バケモノの子』──批判力なきファンタジーに意味はあるのか?
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【premium限定連載】フィクションで解剖——オトメゴコロ乱読修行【6】

なぜ女の話は長い上にオチがないのか……人類最大の謎は、タランティーノが『レザボア・ドックス』で解決していた!?

―― 今回は、強盗を企てた男たちが、身内の中にいるであろう犯人探しをする映画『レザボア・ドックス』を始め、クエンティン・タランティーノの作品をピックアップ! ※本文中にはネタバレがあります。

なぜ女の話は長い上にオチがないのか……人類最大の謎は、タランティーノが『レザボア・ドックス』で解決していた!?
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サイゾー×プラネッツ『月刊カルチャー時評』VOL.38

『海街diary』ファンタジーとしての鎌倉で、回りまわる“サイクル”の物語──是枝裕和の円熟

―― 『吉祥天女』や『BANANA FISH』などの名作で知られる吉田秋生の連載中のマンガ『海街diary』が、是枝裕和の手によって実写化された。綾瀬はるか・長澤まさみ・夏帆・広瀬すずという豪華キャストが4...

『海街diary』ファンタジーとしての鎌倉で、回りまわる“サイクル”の物語──是枝裕和の円熟
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【premium限定連載】フィクションで解剖——オトメゴコロ乱読修行【5】

「花は都合のいい女」細田守が作り上げた童貞文化系男子の欲望的ヒロインに、リアル乙女から非難轟々!?『おおかみこどもの雨と雪』

―― 今回は、2人の子どもを持つ母親が、田舎でその子を育てる……という細田守監督による・アニメ『おおかみこどもの雨と雪』をピックアップ! ※本文中にはネタバレがあります。

「花は都合のいい女」細田守が作り上げた童貞文化系男子の欲望的ヒロインに、リアル乙女から非難轟々!?『おおかみこどもの雨と雪』
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サイゾー×プラネッツ『月刊カルチャー時評』VOL.37

『Gのレコンギスタ』富野由悠季の最終作!? 73歳の挑戦とロボットアニメの限界がリンクした問題作

―― 製作が発表された段階から話題をさらい、放映が始まってからもネットを中心に賛否の嵐を巻き起こしたガンダムシリーズ最新作。実に15年ぶりとなる富野由悠季自身が手がけるガンダムは、何を描き出していたのか?

『Gのレコンギスタ』富野由悠季の最終作!? 73歳の挑戦とロボットアニメの限界がリンクした問題作
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【premium限定連載】フィクションで解剖——オトメゴコロ乱読修行【4】

使命感に縛られる男と、直感で突き進む女性……『インターステラ―』に見る男脳と女脳の違いとは? 男の「べき」論は人類を殺し、「放射脳」を信じる女性の直感が世界を救う?

―― 今回は、『ダークナイト』を手がけたクリストファー・ノーラン監督のSF映画『インターステラー』をピックアップ!

使命感に縛られる男と、直感で突き進む女性……『インターステラ―』に見る男脳と女脳の違いとは? 男の「べき」論は人類を殺し、「放射脳」を信じる女性の直感が世界を救う?
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サイゾー×プラネッツ『月刊カルチャー時評』VOL.36

『山田孝之の東京都北区赤羽』映像作品に何ができるか?――切迫感が担保したフェイクドキュメンタリーの強度

―― 15年冬クール、1本のドラマが「なんか変なことをやっている」と視聴者の間で話題になった。それが本作だ。知る人ぞ知るコミックエッセイを原作に、俳優・山田孝之を主演に据えた作品は、どこまで本当でどこから演...

『山田孝之の東京都北区赤羽』映像作品に何ができるか?――切迫感が担保したフェイクドキュメンタリーの強度
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【premium限定連載】フィクションで解剖——オトメゴコロ乱読修行【3】

女は自分の商品価値を定量的に確認したい生き物で、男はそれがわからない。髪を失ったラプンツェルの存在価値とは?

―― 今回は、特殊な能力のために塔の中に囚われてしまったお姫さまの物語、ディズニー・アニメ『塔の上のラプンツェル』をピックアップ!

女は自分の商品価値を定量的に確認したい生き物で、男はそれがわからない。髪を失ったラプンツェルの存在価値とは?
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サイゾー×プラネッツ『月刊カルチャー時評』VOL.35

『問題のあるレストラン』『最高の離婚』から2年、脚本家・坂元裕二がたどり着いた“社会派”作品の新たな描き方

―― 『Mother』『それでも、生きてゆく』『最高の離婚』『Woman』と、ここ数年話題作を生み続けてきた脚本家が、14年冬クールに描いたテーマは現代日本のジェンダー問題だった。脂の乗った作家が見せた、到...

『問題のあるレストラン』『最高の離婚』から2年、脚本家・坂元裕二がたどり着いた“社会派”作品の新たな描き方
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【premium限定連載】フィクションで解剖——オトメゴコロ乱読修行【2】

男は女の求めるものが理解できない! 観れば結婚したくなくなる夫婦鬱映画

―― 今回は、妻に失踪された夫の苦悩と絶望を描く『ゴーン・ガール』をピックアップ!

男は女の求めるものが理解できない! 観れば結婚したくなくなる夫婦鬱映画
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サイゾー×プラネッツ『月刊カルチャー時評』VOL.34

『闘会議2015』ニコニコ史上初のゲーム特化型一大イベントで見えた、ゲーム業界の全体性

―― いまニコニコ動画では「ゲーム実況」と呼ばれるジャンルが、一大人気を誇っている。業界のあり方すら変えつつあるこのブームを含め、日本のゲームが置かれている状況を、ニコニコのゲームオンリーイベントから読み解...

『闘会議2015』ニコニコ史上初のゲーム特化型一大イベントで見えた、ゲーム業界の全体性
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サイゾー×プラネッツ『月刊カルチャー時評』VOL.33

『ベイマックス』 テクノロジー信仰を真っ向から描いたディズニー/ピクサーは、どこへ向かうのか

―― 2014年最大のヒットコンテンツとなった『アナと雪の女王』に続く、ディズニーアニメの最新作が昨年末公開された。ロボットと少年をメインに据えた新たな作品から読み取れる、ディズニー/ピクサーの志向とは?

『ベイマックス』 テクノロジー信仰を真っ向から描いたディズニー/ピクサーは、どこへ向かうのか
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サイゾー×プラネッツ『月刊カルチャー時評』VOL.32

『ごめんね青春!』 今『木更津キャッツアイ』を繰り返す理由とは? クドカン新作のつまずき

―― 『あまちゃん』以来の書きおろしながら、平均視聴率7.7%という低空飛行が驚きを与えた宮藤官九郎の新作。もともと宮藤作品は、内容の評価のわりに数字はついてこないと言われていたが、今回は内容に関しても、首...

『ごめんね青春!』 今『木更津キャッツアイ』を繰り返す理由とは? クドカン新作のつまずき
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サイゾー×プラネッツ『月刊カルチャー時評』VOL.31

『妖怪ウォッチ』もはや水木しげる超え!? 現代風俗と一体化した節操なさの魅力

―― 2014年ヒット番付等にも堂々の上位ランクインを果たし、『アナと雪の女王』と並んで今年社会現象化したアニメ『妖怪ウォッチ』。子ども向けということなかれ、大人にも大好評を博すその実力を徹底分析!

『妖怪ウォッチ』もはや水木しげる超え!? 現代風俗と一体化した節操なさの魅力
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サイゾー×プラネッツ『月刊カルチャー時評』VOL.30

『花子とアン』朝ドラ黄金期の中で「名作」扱いされる風潮に喝!中園ミホはこんなもんじゃない

―― 『あまちゃん』や『カーネーション』を上回り、過去10年で最高の平均視聴率(22.6%)をたたき出した『花子とアン』。だが本稿では、同作が名作扱いされることに「待った」をかけたい。

『花子とアン』朝ドラ黄金期の中で「名作」扱いされる風潮に喝!中園ミホはこんなもんじゃない
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サイゾー×プラネッツ『月刊カルチャー時評』VOL.29

『STAND BY ME ドラえもん』 高完成度な“電通の『ドラえもん』”が残した違和感と哀しみ

―― 今夏公開の3Dアニメ映画『STAND BY ME ドラえもん』は、すでに興行収入70億円を突破する大ヒット作となっている。「泣き」の側面を強調した宣伝手法や、広告と結託したやり方には批判の声もあるが、...

『STAND BY ME ドラえもん』 高完成度な“電通の『ドラえもん』”が残した違和感と哀しみ
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宇野常寛の批評のブルーオーシャン 最終回

休載のお知らせとこれからの話

――  突然だけど、今回をもってこのコラム欄を休載することにした。同じ雑誌に2本の連載は締め切り的にも、話題のチョイス的にもさすがにちょっとやりづらい、というのが主な理由だが、強いて意味付けをするのなら、僕...

休載のお知らせとこれからの話
第1特集
レーディングに厳しい欧米アニメの過激さ【2】

音楽評論家・丸屋九兵衛&アニメ研究者・津堅信之参戦! この海外産アニメがヤバイ!

―― 丸屋九兵衛氏が過激な作品として推す海外アニメは『ザ・スリム・シェイディ・ショウ』。ラッパーのエミネムが原案で、彼自身が3役の声優を務めた短編アニメ集だ。

音楽評論家・丸屋九兵衛&アニメ研究者・津堅信之参戦! この海外産アニメがヤバイ!
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サイゾー×プラネッツ『月刊カルチャー時評』VOL.28

『GODZILLA/ゴジラ』ゴジラを完全に「神」として描く勇気──日本特撮映画界が持てなかったもの

――  この夏、98年以来となるハリウッド版『ゴジラ』が日本でも公開された。渡辺謙の出演や国内テレビ番組での宣伝も話題を呼んだ本作は、はたして怪獣映画のアップデートとなることができたのか?

『GODZILLA/ゴジラ』ゴジラを完全に「神」として描く勇気──日本特撮映画界が持てなかったもの
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サイゾー×プラネッツ『月刊カルチャー時評』VOL.27

『機動戦士ガンダムUC』 ―― 40代男性の即物的欲望しか描けない”ロボットアニメ”の残念さ

――  小説家・福井晴敏が原作小説を執筆し、OVAシリーズとしてリリースされてきたアニメ『機動戦士ガンダムUC』が完結した。アニメ版は足掛け4年かけた富野由悠季原作でない本作、賛否がわかれる作品となった──...

『機動戦士ガンダムUC』 ―― 40代男性の即物的欲望しか描けない”ロボットアニメ”の残念さ
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サイゾー×プラネッツ『月刊カルチャー時評』VOL.26

『女のいない男たち』焼き直しのモチーフと繰り返される言い訳──村上春樹と日本文学の限界

―― 社会現象となった『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』から1年、村上春樹の9年ぶりとなる短編集が刊行された。書きおろし長編ほどは話題にならないが、ここには、近年の村上春樹が抱える問題と、残された...

『女のいない男たち』焼き直しのモチーフと繰り返される言い訳──村上春樹と日本文学の限界
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宇野常寛の批評のブルーオーシャン 第51回

ほんとうに「社会を変える」には

―― この原稿を書いている7月初旬、安倍政権が憲法解釈を変更し、集団的自衛権の行使を容認する動きを見せている。僕個人は、こうした動きはあまりにも性急であり、手続き上も当然許されることではないと思う。

ほんとうに「社会を変える」には
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宇野常寛の批評のブルーオーシャン 第50回

AKB48握手会襲撃事件を考える

――  去る5月、岩手県で行われたAKB48の全国握手会で、ファンを装った20代の男性が握手の列に並び、服の中に忍ばせていた刃物でメンバー達に斬りつけるという凶行に及んだ。メンバー2名と警備員1名が負傷し、...

AKB48握手会襲撃事件を考える
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サイゾー×プラネッツ『月刊カルチャー時評』VOL.25

『アナと雪の女王』――超大ヒット作で見るべきはディズニーの達成、だが“革命的”とは言いがたい

――  ついに『タイタニック』を抜いて日本国内観客動員数歴代3位の座についた『アナと雪の女王』。類を見ないほどのヒットとなったディズニー映画、さまざまな評が世間に飛び交うが、はたしてそんなに出来のよい作品と...

『アナと雪の女王』――超大ヒット作で見るべきはディズニーの達成、だが“革命的”とは言いがたい
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サイゾー×プラネッツ『月刊カルチャー時評』VOL.24

『クローズEXPLODE』――『クローズ』新章──大ヒットした『ZERO』2作を超えられるのか?

――  近年のヤンキーマンガの金字塔である『クローズ』が、最初に映画化されたのは07年の『クローズZERO』だ。小栗旬・山田孝之主演の“イケメン映画”としても人気を博してヒットを果たした同作は09年に続編『...

『クローズEXPLODE』――『クローズ』新章──大ヒットした『ZERO』2作を超えられるのか?
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宇野常寛の批評のブルーオーシャン 第49回

『美味しんぼ』を蘇らせるために

――  この原稿を書いている5月初旬現在、マンガ『美味しんぼ』(小学館)をめぐる状況が逼迫している。問題となっているのは福島第一原発を訪れた主人公(山岡士郎)が、帰京後に鼻血を出すという描写だ(「ビッグコミ...

『美味しんぼ』を蘇らせるために
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宇野常寛の批評のブルーオーシャン 第48回

『笑っていいとも』はつまらなかった

――  3月31日、フジテレビの看板番組であり、昼のバラエティの定番『笑っていいとも!』が32年間の歴史に幕を閉じた。個人的には同番組を面白いと思ったことは一度もない。しかしこの番組の終了は何か、この国の文...

『笑っていいとも』はつまらなかった
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サイゾー×プラネッツ『月刊カルチャー時評』VOL.23

【特別編】2014年の文化状況とメディアの未来

―― 普段は、月々の話題コンテンツを取り上げて評している本連載だが、今回はちょっと趣向を変えて特別企画でお届け。本連載のホストであるところの宇野氏が、現在の日本のメディア状況を踏まえた文化論を展開する──。

【特別編】2014年の文化状況とメディアの未来
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宇野常寛の批評のブルーオーシャン 第47回

「大組閣」と「地方⇔東京」問題

―― 去る2月24日、AKB48グループの「大組閣祭り」が行われた。「組閣」とはグループの各チームを再編成し、バランスを再調整、キャプテン等のまとめ役の人事異動を行うことを指す。

「大組閣」と「地方⇔東京」問題
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サイゾー×プラネッツ『月刊カルチャー時評』VOL.22

『かぐや姫の物語』――高畑勲が老境で見せた孤高の凄味

――  昨夏公開の『風立ちぬ』と同時上映予定だった高畑勲監督作品『かぐや姫の物語』が11月23日にようやく公開された。制作費50億円、制作期間8年の果てに生み出された本作には、高畑監督の神髄が詰め込まれてい...

『かぐや姫の物語』――高畑勲が老境で見せた孤高の凄味
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宇野常寛の批評のブルーオーシャン 第46回

野島伸司のゆくえ

――  日本テレビ系ドラマ『明日、ママがいない』が、いわゆる児童養護施設の描写を巡って批判を浴び、ファンタジー路線への変更を余儀なくされた。作中の児童養護施設の現実とは乖離した描写が視聴者の誤解を呼び、児童...

野島伸司のゆくえ
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宇野常寛の批評のブルーオーシャン 第45回

市場と思想をつなぐ言葉

――  先日、高校の同窓会に出かけてきた。15歳で出会った僕らも35歳、堂々たる中年だ。自然と集まった当時親しかったグループのテーブルで、今は某商社に勤めるMと話し込んだ。Mは言う。「宇野がやってることは確...

市場と思想をつなぐ言葉
第1特集
活況を呈す自主出版の最前線【1】

マンガ同人誌、アート系ZINE…… 採算度外視の"自主雑誌"の甘美な世界

――  出版不況という言葉も聞き飽き、毎年訪れる電子書籍元年にも慣れてきた編集者/デザイナー/ライターたちが、新たな活路として期待を寄せるのが「自主出版」の世界だ。まぎらわしいが、高いお金を出して自分の本を...

マンガ同人誌、アート系ZINE…… 採算度外視の
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サイゾー×プラネッツ『月刊カルチャー時評』VOL.21

『パズル&ドラゴンズ』──『パズドラ』ヒットに見るゼロ年代以降のゲーム史

――  2013年のヒットコンテンツとなったアプリゲーム『パズドラ』。GREEやDeNAというソーシャルゲーム2強とは異なる、ガンホーが繰り出したこのゲームからは、ゼロ年代以降のゲーム史の流れが透けて見える...

『パズル&ドラゴンズ』──『パズドラ』ヒットに見るゼロ年代以降のゲーム史
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2月号に関する訂正とお詫び

―― 2月号に関する訂正とお詫び

2月号に関する訂正とお詫び
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サイゾー×プラネッツ『月刊カルチャー時評』VOL.20

『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』──深夜アニメの外側へ!

――  2011年の放映時に話題を巻き起こしたアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』通称『まどマギ』(MBS系)。その完全新作となる劇場版3作目が今秋公開された。期待値も高かった本作は、果たして10年代のアニメシ...

『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語』──深夜アニメの外側へ!
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宇野常寛の批評のブルーオーシャン 第44回

ネットの言論空間の後退を止めるために

――  この2013年という年を総括するのなら、それは社会が変わるという機運が大きく後退した1年だった、と言わざるを得ない。昨年末の衆議院に続き、今年夏の参議院においても自民党が大勝し、向こう数年は自民党に...

ネットの言論空間の後退を止めるために
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サイゾー×プラネッツ『月刊カルチャー時評』VOL.19

『あまちゃん』──13年最大のヒット作にしてクドカンの新代表作、その"凄み"と"食い足りなさ"

――  9月28日に放映終了した朝ドラ『あまちゃん』。2013年最大のヒットとなった本作はこれから先、NHK朝ドラの金字塔としても、脚本・宮藤官九郎の代表作としても語り継がれてゆくだろう。 大フィーバーもい...

『あまちゃん』──13年最大のヒット作にしてクドカンの新代表作、その
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宇野常寛の批評のブルーオーシャン 第43回

「指先」と「動体視力」

――  AKB48の最新シングル「ハート・エレキ」(10月30日発売)には、表題曲に加え「快速と動体視力」というカップリング曲が収録されている。この2つの楽曲はともにある種の恋愛観、ひいては人間観を歌いあげ...

「指先」と「動体視力」
サイゾープレミアム

2025年5月号

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サイゾーパブリシティ