> 連載  > 稲田豊史の「オトメゴコロ乱読修行」
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オトメゴコロ乱読修行【73/最終回】

女性ヒーローのポーズもイジるフェミからシスターフッドまで全部盛りの最新マーベル映画『ブラック・ウィドウ』

―― サブカルを中心に社会問題までを幅広く分析するライター・稲田豊史が、映画、小説、マンガ、アニメなどフィクションをテキストに、超絶難解な乙女心を分析。

女性ヒーローのポーズもイジるフェミからシスターフッドまで全部盛りの最新マーベル映画『ブラック・ウィドウ』
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オトメゴコロ乱読修行【72】

狂ってるけどバカ女ではない!『ザ・スーサイド・スクワッド』ハーレイ・クインの正しさ

―― サブカルを中心に社会問題までを幅広く分析するライター・稲田豊史が、映画、小説、マンガ、アニメなどフィクションをテキストに、超絶難解な乙女心を分析。

狂ってるけどバカ女ではない!『ザ・スーサイド・スクワッド』ハーレイ・クインの正しさ
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オトメゴコロ乱読修行【71】

『血の轍』は絵空事ではない!息子を“小さな彼氏”と呼ぶ母親の香ばしい承認欲求

―― ――サブカルを中心に社会問題までを幅広く分析するライター・稲田豊史が、映画、小説、マンガ、アニメなどフィクションをテキストに、超絶難解な乙女心を分析。 息子を溺愛するあまり、執拗に過干渉する母親。その...

『血の轍』は絵空事ではない!息子を“小さな彼氏”と呼ぶ母親の香ばしい承認欲求
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オトメゴコロ乱読修行【70】

恋愛のうわごとを歌い続ける『aiko』が25年間に達成した“オンナノコ”の冷凍保存

―― aikoについて、どんなイメージをお持ちだろうか。「恋愛ソングしか歌わない、地味顔の女性シンガー」「『カブトムシ』と『花火』とテトラポットの歌(『ボーイフレンド』)くらいは知ってる」あたりが30~40...

恋愛のうわごとを歌い続ける『aiko』が25年間に達成した“オンナノコ”の冷凍保存
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オトメゴコロ乱読修行【69】

マンガ『大奥』の完結!――SF歴史大河ドラマが浮かび上がらせた令和の現実

―― 2021年は「母の機能」をメインテーマに据えた2つの長期シリーズが大団円を迎えた。ひとつは『シン・エヴァンゲリオン劇場版』。もうひとつが『大奥』である。著者は『きのう何食べた?』で知られるよしながふみ...

マンガ『大奥』の完結!――SF歴史大河ドラマが浮かび上がらせた令和の現実
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オトメゴコロ乱読修行【68】

『花束みたいな恋をした』恋愛悲喜劇の名手が描く“根っこ”がない恋の顛末

―― 20代の頃、仕事で知り合った50代の男性に「同じ映画が好きとか同じ作家を好むとかね、そういうのは夫婦に必要ないよ」と言われた。彼は一流私大卒業後に入社した全国紙の新聞社を40代で辞め、当時気鋭のエンタ...

『花束みたいな恋をした』恋愛悲喜劇の名手が描く“根っこ”がない恋の顛末
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オトメゴコロ乱読修行【67】

妻の怨念、夫の観念『妻が口をきいてくれません』圧巻の“胸クソ”読後感

―― 「胸糞が悪い」。コミックエッセイ『妻が口をきいてくれません』(集英社)の感想を一言で言うと、こうなる。単行本の帯キャッチは「離婚よりも、生き地獄」。なお、こちとら離婚経験のある40代男性だ(多くは語る...

妻の怨念、夫の観念『妻が口をきいてくれません』圧巻の“胸クソ”読後感
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オトメゴコロ乱読修行【66】

又吉直樹原作映画『劇場』が描く“表現者ワナビー”の痛い恋――クズ男と都合のいい女の顛末

―― 太宰治に傾倒するお笑い芸人にして芥川賞作家、又吉直樹の恋愛小説『劇場』の映画版がヤバい。オフィシャルサイトには「切なくも心を震わせる、誰もが胸に秘める忘れられない恋を描いた」とある。が、端的に言えば本...

又吉直樹原作映画『劇場』が描く“表現者ワナビー”の痛い恋――クズ男と都合のいい女の顛末
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オトメゴコロ乱読修行【65】

女オタクという完全生命体――脳科学的見地から読む『腐女子のつづ井さん』

―― 『腐女子のつづ井さん』、および続編『裸一貫!つづ井さん』が、シリーズ累計50万部のヒットを記録している。その内容は、腐女子(BL好きの女オタク)を自認する作者(つづ井)が、女オタクの生態あるあるを絵日...

女オタクという完全生命体――脳科学的見地から読む『腐女子のつづ井さん』
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オトメゴコロ乱読修行【64】

『梨泰院クラス』は本当にハッピーエンドか?――セロイとイソの未来を憂う

―― 韓国ドラマ『梨泰院クラス』が人気だ。主人公は、巨大飲食チェーン・長家の会長とその息子に父親の事故死をもみ消され、刑務所で服役する羽目になった男、パク・セロイ(パク・ソジュン)。セロイは出所後に小さな居...

『梨泰院クラス』は本当にハッピーエンドか?――セロイとイソの未来を憂う
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オトメゴコロ乱読修行【63】

韓国映画『はちどり』“14歳、女子”に起こり得る地獄のすべて

―― 1994年の日本でもっとも有名だった14歳の少女と言えば、セーラームーンこと月野うさぎである(異論は認めない)。彼女は当時の女児にとって憧れの存在であり、男に頼らない“強い女子”の象徴であり、世界の救...

韓国映画『はちどり』“14歳、女子”に起こり得る地獄のすべて
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オトメゴコロ乱読修行【62】

胡蝶しのぶの自爆が表す現代女性の生きづらさ――『鬼滅の刃』女性キャラの悲愴

―― この出版不況下、単行本の売り切れ続出が報じられるほど盛り上がっているのが、2016年に連載が始まった、『鬼滅の刃』(「週刊少年ジャンプ」)だ。「オリコン年間コミックランキング 2019」では売り上げ1...

胡蝶しのぶの自爆が表す現代女性の生きづらさ――『鬼滅の刃』女性キャラの悲愴
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オトメゴコロ乱読修行【61】

男は別名保存、女は上書き保存――『マリッジ・ストーリー』で学ぶ離婚における女子行動学・初級編

―― ここ2年ほど、バツイチ男性に離婚の顛末(と、元妻への恨みつらみ)を聞く――という因果なルポを、某女性向けサイトで連載している。そういう身からすると、都会のクリエイティブ&インテリ夫婦の離婚劇を描いたN...

男は別名保存、女は上書き保存――『マリッジ・ストーリー』で学ぶ離婚における女子行動学・初級編
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オトメゴコロ乱読修行【60】

『So kakkoii 宇宙』に溢れる小沢健二の自己肯定と失われた20年へのアンサー

―― アップデートできないPCはサポートから外される。Windows 7のように。

『So kakkoii 宇宙』に溢れる小沢健二の自己肯定と失われた20年へのアンサー
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オトメゴコロ乱読修行【59】

“王子様無用のプリンセス”潔いが少々モヤる……『アナと雪の女王』エルサの選択

―― 日本が誇るロイヤルプリンセス姉妹といえば、彼の麗しきおふたりをおいてはほかにないが、ディズニーが誇るロイヤルプリンセス姉妹と言えば、アナとエルサである。

“王子様無用のプリンセス”潔いが少々モヤる……『アナと雪の女王』エルサの選択
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2024年11月号

サヨクおじさんが物申す 腐敗大国ニッポンの最新論点

    • 【青木理×川端幹人】ニッポンの最新論点

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