日本は斜陽……でも世界では? 世界の繊維産業はどうなってる?
―― 日本では「斜陽産業」と言われて久しい繊維産業だが、人口増加や新興国の発展を背景に右肩上がりの拡大を続けている。2007年から2013年で、40%あまり規模を広げているのだ。
―― 日本では「斜陽産業」と言われて久しい繊維産業だが、人口増加や新興国の発展を背景に右肩上がりの拡大を続けている。2007年から2013年で、40%あまり規模を広げているのだ。
―― 現在、経団連の会長は東レの原元会長であり、前任の住友化学工業米倉氏と2連続で化学業界からの選出となっている。東レは、化繊業界では圧倒的覇者だ。なぜ、同社は財界総理と呼ばれる経団連の頂点についたのか──...
―― 世界トップクラスの企業の売り上げは年間5兆円以上。そのうち研究開発費は1兆円を超えることもあるという医薬品業界。そこでは利益追求のために特許の横取りに近い事態や、法外な価格設定や値上げ、時には論文の改...
―― ミステリ小説において法科学は、鉄板ネタ。ここでは、文芸評論家の円堂氏に、この秋読みたい、法科学ミステリを紹介してもらった。
―― 20世紀、二度の世界大戦や冷戦において、参戦国の科学技術は敵を殺す“武器”となり、“マッド・サイエンティスト”と呼び得る科学者たちも活躍した。そして今世紀になっても、科学は大国の軍事的な思惑によって発...
―― 住吉会系組長の三戸慶太郎容疑者(49)ら16人が東京・杉並区の接骨院で、実際には行っていない施術を繰り返し行ったように装い、療養費45万円をだまし取った詐欺の疑いで逮捕された診療報酬詐欺事件。
―― 最近、がんにかかる芸能人が増えている。というよりも、がんを公表し、その闘病生活を積極的に発信する芸能人が増えている、という言い方のほうが正確だろう。しかし、本人の言葉だけのブログや、どうしても美談とし...
―― 9月3日、厚生労働省は、医療保険や公費から支払われた2014年度の概算医療費が、およそ40兆円に上ったことを発表した。もちろん、高齢化の進行や治療方法の高度化による医療費の増加が占めるところが大きいの...
―― 月経(生理)にまつわる不調や婦人科系の病気をはじめ、女性の健康問題に訴えかける本は、一定数の読者を持つジャンルだ。しかしこの、男性は知らない女の園では、トンデモといっても差し支えないような説が流布され...
―― AVメーカーMAXINGイチオシの女優さんと時事問題を考える当連載。今回は、8月16日にデビューする新人のきみの奈津ちゃんに、少年犯罪について聞いてみました。
―― 日本の各地には、その土地独自の文化などを伝える出版社が存在している。その中には、東京の人間にはなかなかアプローチできない、地元ならではのタブーを暴いたものもあるという。ここでは、東京ではお目にかかれな...
―― ――好調だった中国経済には陰りが見え始めるが、ここにきてAIIBの設立など、アジア経済は新たな局面を迎えてきている。その背景には、一体どのような思想があるのだろうか? 21世紀の超大国・中国の経済事情...
―― 安保法制審議が山場を迎える中、“問題議員”や“問題作家”たちによる不適切発言が続出。結果、政権への支持率が急落し、野党や左派メディアが政権への攻撃を強める中、安倍首相はやおら守勢に回ることとなったわけ...
―― 森高千里が、2012年よりYouTube上にコツコツとセルフカバー曲をアップし続けているのを知っているだろうか? 最終的には200曲が上げられるというが、著書『歌姫2001』(太田出版)などで知られ...
―― 今や生活に溶け込んだスマートフォンも、かつてはSF作品に出てくるようなファンタジックなものだった。ならば、同様に現在すでに開発・研究が進んでいる、「夢の技術」もあるのだろう。テクノロジー最前線に萌芽す...
―― 大相撲といえば周知の通り、「タニマチ」という言葉を生んだスポーツだ。昨今では、そのおカネ事情というと「八百長問題」を喚起させるかもしれないが、本来、力士たちの収入ほど実力主義のものはない。果たして、そ...
―― うつ病やアルコール依存症の体験を赤裸々に描いた『失踪日記』(イースト・プレス)。2005年に出版された往年の人気マンガ家・吾妻ひでおによるこの作品は、文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞、手塚治虫文化賞...
―― テーマやストーリーからのみ論評されがちなマンガ。では、「絵」そのものやコマ割りや作画法など、技術的な側面からマンガを評することは難しいのだろうか?そこでマンガ評論家4氏にご登場いただき、純粋なビジュア...
―― 東日本大震災によって原発の「安全神話」は崩壊したかに見えたが、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」がごとく、川内原発の再稼働と新設の大間原発の運転に向けた手続きが動き始めている。日本は再び原発大国の道を歩むこ...
―― 2014年11月21日の衆議院解散に伴う選挙。同年12月2日公示、14日投開票。安倍晋三首相は今回の解散を「アベノミクス解散」と銘打ち、アベノミクスへの評価を最大の争点として位置づけた。しかし一方で、...
―― 私たちの多くは民主主義こそ望ましい政治のあり方だと考えています。民主主義とは、人民の意志にもとづいて統治がおこなわれる政治のあり方のことですよね。では、人民の意志はどのように抽出されるべきでしょうか。...
―― 12月14日に投開票された第47回衆議院議員総選挙は、公示後から自民党優勢の下馬評が声高に報じられてきた。では、自民党安倍政権が推し進めてきた「アベノミクス」という経済政策を中長期的な視点で見た場合、...
―― 大学全入時代といわれて久しいが、昨今、芸能活動を行うタレントであっても大学に進学する例は珍しくない。1999年に広末涼子が早稲田大学教育学部に入学した際、入学式に報道陣が押し寄せ世間を大いに騒がせたの...
―― 今年も年賀状の販売が始まったが、新年の挨拶はメールやLINEで済ませようとしている読者も多いだろう。
―― ――飲食店からオフィス、街中まで、あらゆるところで「禁煙」とされるエリアが広まっているように、近年は喫煙に対する規制がより激しくなっている。喫煙者の中にも「健康に対するリスクがあるものだから仕方ない」...
―― 本来ならば今回は、前号「裁判員制度導入で"得"をしたのは誰か?」の後編を展開する予定でした。そこに飛び込んできたのが、長崎県佐世保市の高校1年の女子生徒が同級生を殺害して遺体を解体したというショッキ...
―― 僕が初めて海外を旅した場所は、アフガニスタンとパキスタンでした。ストリートチルドレンに宗教論で言い負かされたり、物乞いに「1ルピーくれ」と言われてどうしていいかわからなかったり。外国人が日本人という概...
―― ――ロボット、コンピュータ、生命科学、現実がすぐにフィクションに追いついて追い越していくような社会状況の中で、SF小説は何ができるのか?自身ももともと理系の研究者であるSF小説家の瀬名秀明氏に、その可...
―― ――AVメーカーMAXINGさんイチオシのAV女優さんに時事問題を振ってみる当連載。今月のゲストは、新人の桃瀬れもんちゃん。実は彼女、AV女優業のかたわら某大学付属病院で働きながら看護師を目指して勉強...
―― ――本文にもご登場いただいたドラマ評論家・成馬氏が、EXILEグループ出演作を5点満点で採点!
―― 男は目、歯、まらから老いるということは前回書いたが、私はこれまで歯医者が年に1回くらい、痛風の薬をもらいにいくのが年に2回くらい。40代で胃の3分の1を取ってから、ほとんど病院のお世話になったことは...
―― ――昨年の『半沢直樹』の超ヒットや、今期2作もドラマ化して軒並みヒットしているように、今、作家・池井戸潤原作の小説がエンタメ業界からもろ手を上げて迎えられている。巷では、銀行員からのストーリーが現実的...
―― ――嫌韓嫌中ネタをひねり出すことで、なんとか延命治療を図る出版業界。だが、ブームに乗っかり、書きたい放題のメディアに、商業誌の、そしてジャーナリズムとしての未来はあるのか!? 自らもそうした記事にかか...
―― 先日、白内障の手術をした。今年1月から右目は失明状態だった。すべてを磨りガラス越しに見てるようなもので、近づこうと見えない。見えないことは本当にストレスだと、あらためて気づいた。
―― 「10万円チケットの販売」「追加で日本武道館公演」など、事前に大きな話題を振りまきながらも、予定されていた全4公演が中止となったポール・マッカートニー来日公演。複数の関係者により「腸捻転の手術のため」...
―― 現在、医療に関するある問題が、芸能界隈で密かに話題となっている。「キムタクが贔屓にしているプラセンタ治療の名医だと信頼して、越智医師にカネを貸したのに、踏み倒されるなんて」と債権者たちが憤っているのだ...
―― 最近、処方箋を持って病院に行くと、「ジェネリック医薬品」を勧められることが多くなった。ジェネリック医薬品は、後発医薬品の別名で、既存の先発医薬品の特許が切れた後に、成分や規格などが同一であるとして承...
―― ――STAP細胞騒動においては、メディアの報じ方も問題の一端を担っている。そもそも新聞のような一般メディアでは、論文はどう扱われてきたのか? 朝日新聞で30年にわたって科学記者として報道に携わってき...
―― ――陰謀論の裏でいつも名前が挙がるロックフェラー財団。世界をまたにかけた巨大財閥がゆえにそうした話題が上がってきてしまうのだが、医療の分野でもそれは同じようで……。
―― ――遺伝子や細胞の解析が進む昨今、これまでのような細胞全体に影響する薬ではなく、病気の患部に直接効く薬が海外では開発されている。だが、これに乗り気ではないのが、製薬会社。もちろん薬でボロ儲けできなくな...
―― 「夜回り2・0」と銘打って、ネット上の「死にたい」という声にこたえようとする活動がある。その一方でITのサービスには、SEという過酷な職業やネット炎上、さらにはネット依存という観点から、うつ病を大量に...
―― 「見て見ぬふり」「片目をつぶる」は、大人の所作として必要である。すべてを白日の下に晒す必要はないし、どうせ晒したところで本当のことはわからないこともある。だから、そのままにしておいたっていい。
―― 「フリーゲーム」とは、ネット上で無料公開されているゲームのことであり、パッケージ販売される商業ゲームの対極にある。そんなアンダーグラウンドなシーンの革新性に迫る!
―― 「会社の方針として、ずっと検察の捜査が入った事実を認めないでいくのかなど、後で今後のことについてご相談したいと思います」 「会社の方針として、ずっと検察の捜査が入った事実を認めないでいくのかなど、後で...
―― 現政権が「女性が輝く日本へ」といった成長戦略を掲げ、"イクメン"という言葉で男性の育児参加が話題になるなど、旧来の性別役割分業制に対する変革が叫ばれている。こうした動きが、少子化問題や低成長に悩む日...
―― フィギュアスケートといえば、名古屋のクラブ出身の有名選手が多いことで知られている。現在開催中のソチ五輪においても、浅田真央、鈴木明子(出身は豊橋市)、村上佳菜子と、女性選手は全員が名古屋勢だ。また、...
―― 安倍政権はこのほど、外国人労働者を大量に受け入れる労働市場の規制緩和に乗り出す方針を明らかにした。1月24日、閣僚会議で菅義偉官房長官が「建設業が構造問題に直面し、人材が枯渇する恐れがある。即戦力に...
―― 現在、雑誌を手に取るメイン層として知られるサラリーマン世代。中でも彼らが一番手に取るのは、ビジネス誌だといわれているが、現状はどうなのか? ネット化も進み、多くの雑誌がしのぎを削る中で、2013年...
―― 2013年末に発覚した、猪瀬直樹・前東京都知事が医療法人「徳洲会」グループから5000万円を受け取っていた問題で、両者の間を取り持った人物としてその名が挙げられた新右翼団体「一水会」代表・木村三浩氏...
―― ──江戸中期の禅僧・白隠(1685~1796)は、独特の禅画で知られるとともに、諸国を歩いて教化し、臨済宗中興の祖といわれる。その白隠の著作『夜船閑話』(やせんかんな)は、まさに江戸時代の精神疾患と、...