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EXILEバブル中で300万くらい端金?

HIROも被害に? 芸能界御用達医師の自己破産騒動の顛末

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VIPの間で流行するプラセンタ

各国の大物政治家やハリウッド女優が愛用しているアンチエイジング、それがプラセンタ治療だ。日本では、ひとりの医者がプラセンタをはやらせ、その効果からまたたく間に芸能界を中心に評判を呼び、多くの顧客を持つまでに至ったが、当の医者が自己破産したという。だが、一部では計画倒産だと見られており、密かに騒動になっている。

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被害に遭ったHIROだが、彼以外にも債権者は多い。

 現在、医療に関するある問題が、芸能界隈で密かに話題となっている。

「キムタクが贔屓にしているプラセンタ治療の名医だと信頼して、越智医師にカネを貸したのに、踏み倒されるなんて」と債権者たちが憤っているのだ。

 プラセンタとは、出産後まもなく娩出される、人や動物の胎盤のこと。この胎盤を材料として作られたプラセンタ(胎盤エキス)治療を行えば、細胞の新陳代謝、血液循環が改善され、免疫力が向上し、疲れにくくなるとされている。さらに、美肌効果があり、若さを保つことができるために、アンチエイジング(=不老)へのパスポートとまでいわれているものだ。

 そもそもは世界的なアンチエイジング治療で有名なスイスのクリニックが、羊の胎盤をもとに行っていた治療だが、その評判を聞きつけ、ハリウッド女優や世界各国の政治家が顧客となり、日本でも90年代、動物ではなく人間の胎盤をもとにした肝疾患治療薬「ラエンネック」を開発。それがアンチエイジング分野に応用され、一大ブームとなった経緯がある。

 日本でプラセンタ治療を広めた第一人者は、こうじんクリニック(東京都港区)の越智康仁医師とされているが、越智医師が発明した「胎盤エキス・つぼ注射」【1】が抜群に効くと話題になったのだ。

 越智医師は有名人との交友が幅広く、タレントやスポーツ選手のプラセンタ治療を行なってきた人物。たけし軍団のタレント・水道橋博士の著書『博士の異常な健康 文庫増毛版』【2】(幻冬舎文庫)第3章「胎盤エキスは火の鳥の生き血なのか?」でも越智医師は大々的に取り挙げられ、広島県で開業していた80年代から、水道橋博士の師匠ビートたけし主催の酒席に顔を出していたことや、「上はフランク・シナトラから下はダチョウ倶楽部まで」という、あまりにも広すぎる交友関係が紹介されている。

 また同書では、越智医師のプラセンタ治療を受けている有名人として、作家の村上龍に幻冬舎・見城徹社長、歌手のさだまさし、元F1レーサーの鈴木亜久里の名前が挙げられていたほどだ。健康に対する造詣も深い水道橋博士が、ここまで評価するとは、その腕は確かなものなのだろう。

「最近では中国の富裕層に向けて、『胎盤エキス・つぼ注射』を広めていると聞いていました。顧客のひとりであるSMAP木村拓哉の名前を出して、中国では キムタク御用達 として有名だそうです。日本の芸能界の人脈と、定評のある技術力……それが突然のクリニックの閉鎖、越智医師の自己破産と聞いて驚きました」(芸能関係者)

 その借金額は3000万円超。クリニックの医療機器の購入資金のほかに、越智医師の豪遊にも消えたという。

MEMO『HIRO』
ご存知、EXILEのリーダーにして彼ら所属事務所LDHの社長。本誌では、良くも悪くもたびたびネタにさせて頂いている。今回は計画倒産疑惑に巻き込まれているというが……。

「ある日、突然の破産手続開始決定の連絡があり、違法性はないものの、事実上、借金を踏み倒した格好です。あのEXILEのHIROも顧客であり、越智医師を信頼して、300万円を貸していたはずです」(債権者のひとり)

 突然の自己破産だったが、これは2012年9月のこと。債権者の怒りがここにきて高まっているのは、越智医師に計画倒産疑惑が持ち上がっているためだ。

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