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第1特集
アプリ配信では「童貞」と「包茎」がNGワード!?

『ブルーロック』は腐女子に人気 2023年のマンガ業界(秘)話

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ーーマンガを読まなくなって久しい読者もいるかもしれないが、近年は話題作が目白押し! それでは、今のマンガ業界で、注目の作品とは一体何なのだろうか? そこで、編集者やマンガアプリ関係者、そして現役マンガ家たちに集まってもらい、2023年のマンガ業界の論点を語り合ってもらおう。

[座談会参加者]
A…マンガ雑誌編集者(30代)
B…マンガアプリ関係者(30代)
C…現役マンガ家(30代)
D…新人マンガ家(20代)

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(写真右より)【1】『ウィッチウォッチ』、【2】『ブルーロック』、【3】『東京卍リベンジャーズ』

A 久々のマンガ特集みたいだけど、サイゾーを読む人たちは、今の「週刊少年ジャンプ」(集英社)に載っているマンガを知っているのかな?

B 今だと『呪術廻戦』はもちろん、『タコピーの原罪』の作者の新連載『一ノ瀬家の大罪』や『アオのハコ』が注目作といったところか。

C 『アオのハコ』はジャンプにしてはストレートな青春恋愛モノで、アニメ化したらエロ同人が増えそうだよね(笑)。

D 『ウィッチウォッチ』【1】も勢いがありません? 声優にコマごとにセリフを読み上げてもらう、ボイスコミックがうまく当たった例だと思うんですよね。

A そんなのがあるんだ!? それは、マンガを読み慣れていない層にも訴求できそうだ。

B ジャンプといえば看板作品『ワンピース』が昨年、最終章に突入したことも話題になった。

A 今は、ちゃんと終わらせてもらえるんだね。『鬼滅の刃』もそうだったけど、『ドラゴンボール』の時代とは編集部が大きく変わっている。

D もう100巻を超えているから、尾田栄一郎先生には休んでいただきたい。

C そういえば、業界では有名な話だけど、尾田先生は「焼き肉だけをする家」を持っているらしい。打ち上げなんかをするときに「本邸に焼き肉の臭いがつくのが嫌だから」という……異次元だよ。

D 「野郎ども宴だ!」を地で行っていて、夢がありますね。

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