サイゾーpremium  > 特集  >   > 「モテる映画」学

「モテる映画」という言葉があるように、異性に「好きな映画は?」と聞かれた際、好印象につながる正解ともいえる作品は存在する。そんな、映画好きでも答えに困るかもしれないモテる映画について、映画コメンテーターと恋愛・婚活アドバイザーに語ってもらった。

2608_cyzo_toku1-5_01-01.jpg
マッチングアプリ「with」の「好みカード」は、自分の興味や関心を表現できる機能。登録枚数が多いほどマッチング率が高まる傾向があり、男性では映画を含む趣味を積極的に開示している人のマッチング率が、そうでない人に比べて16倍高かった。(株式会社with「映画についてのアンケート」より)

気になる女性に「好きな映画は?」と聞かれたとき、皆さんはどう答えるだろうか? 小誌を読んでいる、「サブカル」という肩書を誇りに思う(?)男性読者なら、『ファイト・クラブ』や『ゴッドファーザー』と答えるかもしれない。

ただ、残念ながらその回答は「正解」ではない。どちらも男性ウケはいいが、女性人気は決して高くないからだ。

「むちゃくちゃ言うな!」と思う人もいるだろう。しかし、相手がサブカル中年に寄り添ってくれる夢のような女性でもない限り、そこから会話は広がりにくいのだ。

それでは、「モテる映画」とは何なのか? よくある話題のようで、深く語られにくいこのテーマについて、映画コメンテーターの有村昆氏と恋愛・婚活アドバイザーの菊乃氏に徹底討論してもらった。

──マッチングアプリ「with」を運営する株式会社withの調査によると、「マッチングアプリで出会った、気になった方との映画館デートはありですか?」という質問に対し、「はい(あり)」と回答した人は、男女共に8割以上でした。そのような意味では、「映画」は恋愛において重要なツールだといえそうです。

菊乃 ただ、映画館デートは意外と会話が少なくなりがちなんです。観終わったあとに感想を言い合って終わることも多く、お互いの距離が縮まりにくい面もあると思います。相手をよく知る前に終わってしまうので、そこから友達以上の関係に発展するような会話まで広がらないことも多いですね。

2608_cyzo_toku1-5_01-02.jpg
マッチングアプリ「with」のユーザーに、好きな映画を選ぶ決め手を尋ねたところ、男女共に8割以上が「ストーリー」と回答した。「監督」「俳優」「音楽」などを大きく上回っており、物語性を重視する傾向が鮮明に表れている。(株式会社with「映画についてのアンケート」より)

有村昆(以下、有村) 僕も初回から映画デートはしない派です。行くとしても2回目以降ですね。男女関係において、映画は「リトマス試験紙」のような役割があると思うんです。例えば『花束みたいな恋をした』を一緒に観ても、共感するポイントや理解できない部分は人によって違います。そこで感想を話し合うことで、お互いの価値観が見えてくる。映画は登場人物に自分を重ねながら観るものなので、「どこに共感したか」を聞くと、その人の人間性が見えてくるんですよね。

──有村さんは以前、ご自身のYouTubeチャンネルのショート動画「【悪用厳禁】絶対に口説き落とせる映画Best3」で、『トップガン』を1位に挙げていました。なぜ同作は「口説ける映画」だと思ったのでしょうか?

MOVIE REVIEW

2608_cyzo_toku1-5_01-07.jpg

1『踊る大捜査線 THE MOVIE』(1998年)
湾岸署管内で発生した殺人事件の解決に向け、警視庁本部と対立しながら、青島俊作ら所轄の刑事たちが奔走する。小泉今日子が猟奇殺人鬼役を怪演。


2608_cyzo_toku1-5_01-08.jpg

2『ハリー・ポッターと賢者の石』(2001年)
伯父一家に虐げられて育った少年ハリー・ポッターは、魔法使いとしてホグワーツ魔法魔術学校へ入学。親友たちと出会い、自分の居場所を見つけていく。


2608_cyzo_toku1-5_01-09.jpg

3『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』(2026年)
高速道路で連続爆破事件が発生。コナンは神奈川県警と共に真相を追う。久しぶりに観る人は、知らないキャラクターばかりで驚くかもしれない。


2608_cyzo_toku1-5_01-10.jpg

4『銀河特急 ミルキー☆サブウェイ 各駅停車劇場行き』(2026年)
宇宙を旅する少女たちは、広大な銀河を舞台に友情や夢、自分らしい生き方を模索する。孤独や悩みを抱えながら、不思議な出会いを重ねていく。


2608_cyzo_toku1-5_01-11.jpg

5『アバウト・タイム 〜愛おしい時間について〜』(2013年)
タイムトラベル能力を持つティムは後悔するたびに時間を巻き戻し、理想の人生を追い求める。しかし、かけがえのない日常こそが大切だと気づいていく。


ログインして続きを読む
続きを読みたい方は...

Recommended by logly
サイゾープレミアム

2026年8月号

世界を映す映画、映画が変える世界

世界を映す映画、映画が変える世界

NEWS SOURCE

インタビュー

連載

    • 【マルサの女】南みゆか
    • 【井川意高】天上夜想曲
    • 【神保哲生×宮台真司】マル激 TALK ON DEMAND
    • 【萱野稔人】超・人間学
    • GROOVE SEQUENCE
    • 【辛酸なめ子】佳子様偏愛採取録
    • 【韮原祐介】匠たちの育成哲学
    • 【町山智浩】映画でわかるアメリカがわかる
    • 【ドクター苫米地】僕たちは洗脳されてるんですか?
    • 【笹 公人×江森康之】念力事報
    • 【花くまゆうさく】カストリ漫報
サイゾーパブリシティ