ジェンダーの話でバグるのは必然? リベラル男性の思想の限界
―― 普段は「リベラルな思想の持ち主」というイメージなのに、ジェンダーの話になると時代錯誤で女性差別的な言説を披露してしまう……。そんな「ジェンダーの話になるとバグるリベラルおじさん」の存在が最近話題となっ...
―― 普段は「リベラルな思想の持ち主」というイメージなのに、ジェンダーの話になると時代錯誤で女性差別的な言説を披露してしまう……。そんな「ジェンダーの話になるとバグるリベラルおじさん」の存在が最近話題となっ...
―― 昨秋、国立歴史民俗博物館で開催された「性差の日本史」展が大きな反響を呼んだ。ジェンダーという観点から、歴史の新たな側面を照らす展示となった。歴史学という学問の世界そのものもジェンダーバイアスと無縁では...
―― 女性棋士が男ばかりのチェスの世界を制するドラマ『クイーンズ・ギャンビット』が大ヒットしたが、Netflixにはフェミニズムやダイバーシティに関して“意識が高い”コンテンツが数多い。それらはみな“リアル...
―― 日本の衆議院議員の女性比率は、世界の193カ国中165位(2019年発表の調査)。2020年12月には、「選択的夫婦別姓」の文言が第5次男女共同参画基本計画から削除され、自民党の女性議員も同制度の反対...
―― 日本でも、女性の地位向上やLGBTQなどへの意識が高まり、それにともなって求められる男性像も変化している。育児においては、いまだにその主体は女性側にある、または女性側に重きが置かれているといわれる中で...
―― 1969年10月5日の『サザエさん』の初回放送は、「75点の天才!」「押売りよこんにちは!!」「お父さんはノイローゼ」の3本だった(2020年12月25日まではAmazonプライム・ビデオで初回~70...
―― 1969年から半世紀にわたり放送されている『サザエさん』(フジテレビ系)。読者のほとんどが知っているであろう国民的アニメだが、磯野家の絶対的な家父長として君臨する波平は、家事・育児をまったくしないくせ...
―― 多くの女性ファンを魅了してきたジャニーズ事務所だが、そのジェンダー観は「前時代的」とたびたび批判されている。
―― 日本独自基準の軽自動車はどのようにアニメやマンガ作品で描かれてきたか――?
―― 車は単なる道具ではなく、ステイタスを表すシンボルとしても機能してきた。その中で、男女の恋愛に関するアンケートなどで「軽自動車で迎えに来られるのは恥ずかしい」といった結果がもてはやされてもきたわけだが近...
―― 男性は同性間で“競争”をベースにしたコミュニケーションスタイルを取ることが多いとされてきた。それによって男性同士の“ケア”が生まれず、その役割を女性に押し付けてきたことが今批判されている。男性同士のケ...
―― 「男性学が今アツい」と言われたところで、これまで継続的にジェンダー問題に関心を向けていなかった男性からすれば「なんのこっちゃ」という向きもあるだろう。そこで本稿では、日本における男性学の潮流を追いつつ...
―― 男というのは、いつの時代も変わらない。しかし、近年は「オトコのあり方」というものが、社会の変容によって崩壊しつつあり、男たちもそれに順応しようとしてきているが、そもそも「男らしさ」とは一体何なのだろう...
―― 大型書店には専門の棚がある「モテ本」「恋愛本」と呼ばれる書籍群。女性の書籍は「愛される」「選ばれる」といったキーワードを使った本が長く売れてきた。一方で男性の本はナンパ師が著者のものも多く、強引にセッ...
―― 前記事ではモテ本、恋愛本の現状や問題点について書いてきたが、実は子ども向けの本の中にはそうした問題に真摯に取り組む書籍があるという。
―― “LGBTドラマブーム”といわれる日本と同様、Netflixでもセクシュアルマイノリティが登場するコンテンツは多い。日本でも人気が高いのが、ゲイ5人組によるリアリティ番組『クィア・アイ』だ。同作登場人...
―― 今の時代、「ホモ」「レズ」といった言葉が侮蔑語にあたる……ということは多くの人が認識しているだろう。だが洋画や海外ドラマの字幕では、字数節約のためか、レズビアンを「レズ」、ホモセクシュアルを「ホモ」と...
―― 日本のマンガ雑誌や週刊誌では“伝統的”に掲載されてきた水着グラビア。しかし、それはやはり、フェミニズムにおいて批判の的となり得る“女性表象”なのか――。ポルノグラフィやセックスワークに関する議論も参照...
―― 「女性向けグラビア」をコンセプトに、グラビアの美しさを世の女性たちに伝えるため、企画から制作までをすべて女子大生のみで行う――。それが、グラビアフォトブックの『がるびあ~Girls Gravure~』...
―― 男女問わず、人類は古来から“美人”に惹かれ憧れてきた。それはいつの時代も変わらず、だからこそ古くからさまざまなコンテンツとして起用、消費されてきた。しかし昨今、美人を打ち出した企画の炎上が目立つ。女性...
―― 女性を描いた広告や作品が、ネットを中心に炎上することが珍しくなくなった。マーケティングに基づいたコンテンツとジェンダーが軋轢を生む中で、その背景にあるものとは一体なんなのだろうか?