異文化の調査で我々の文化を見直す――文化人類学が開く性の世界、セックス論文の“真意”を読む
―― 一般的に、セックスについて公に語ることは憚られてしまう。無論、それが生物にとって大事であることに疑いはないことを、我々は熟知している。そして、こうした人類の性行動について、学術界では多くの論文が記され...
―― 一般的に、セックスについて公に語ることは憚られてしまう。無論、それが生物にとって大事であることに疑いはないことを、我々は熟知している。そして、こうした人類の性行動について、学術界では多くの論文が記され...
―― フェミニズムといえば、「セックスは男性優位社会の象徴だ!」といった主張ばかりしている、というイメージを持っている読者も多いだろう。しかし、実際のフェミニズム=女性学はもっと多様であり柔軟だ。そこで、フ...
―― 前記事「気鋭の女性学者、田中東子・大妻女子大学準教授に聞く!すべてのセックスは強姦である!?フェミニズム「セックス論」の歴史」に続いて、この記事では著名学者によるフェミニズムの重要書籍を紹介する。
―― スマホのカメラ機能が飛躍的に向上したことで、SNSへの写真投稿が日常生活の一部となりつつある昨今。実はそれが、エロの世界にも大きな影響を与えている。素人によるセックス動画がネット上に溢れかえっているの...
―― テレビドラマは常にセックスを描いてきた。あの『北の国から』も、妻の不倫を目撃したことから故郷へUターンしていったのだ。セックス描写はドラマの鉄板。女性目線や社会派、男性向け……テレビドラマが見せてきた...
―― 日本では「芸術か、わいせつ物か」という議論がいまだに巻き起こるが、現代アートで“セックス”はいつの時代もテーマやモチーフとなった。では、これまで性をめぐる表現はどのように進化/深化し、その突端でアーテ...
―― RIZAPグループ(以下、ライザップ)の快進撃が止まらない。わずか14年前に設立された健康食品の通販会社は、今や21のグループ会社を抱える企業に成長した。有名人を使い、体型が見事に変身するテレビCM【...
―― 性的魅力をまき散らし、熱い視線を集める“セックスシンボル”と呼ばれる女性たち。日本では“売り文句”になりにくい要素だが、米国では時代と共に様式を変えながらも、ショウビズの世界で成功するための要因として...
―― 今年は『ワンダーウーマン』や『ムーンライト』といった、これまでハリウッドの主役には到底なれなかった女性や黒人ゲイなどのマイノリティが活躍する映画が多く公開されたが、実はそこにはある種の権力が行使されて...
―― 事務所とタレントの間のトラブルが目立つ最近の芸能界。来年での引退を発表した安室奈美恵(40)も「引退の背景には事務所との契約問題に不満を持つ安室が引退で事務所との関係を一旦、白紙に戻すためのもの」とい...
―― 精神疾患の患者の脳に外科的な手術を行い精神症状の改善を図る治療法を、「精神外科」と総称します。その代表例が「ロボトミー」で、この治療法を考案したのはポルトガル人の精神科医でリスボン大学教授であったエガ...
―― 音楽を奏でる新世代の打楽器ハンドパンを奏る、峯モトタカオ。神秘的なその音楽で、道行く人を魅了するそのパフォーマンスに出会える確率は、実はレア!?
―― 2017年10月22日に投開票が行われ、結局は自民党の圧勝に終わった第48回衆院選。振り返るとメディアや国民の関心は、民進党の事実上の解党や希望の党への合流、立憲民主党の結成など、もっぱら野党の混乱ば...
―― 新たな革命児の登場か、はたまた口先だけで終わってしまうのか――。歴史あるヒップホップ・レーベル〈デフジャム・レコーディングス〉よりソロ・デビューを飾ったSWAYの人物像を深く掘り下げた。
―― 数ある映画ジャンルの中でも、“スパイモノ”には根強いファンが多い。並外れた体力と叡智を誇り、ときに美女と深い仲になり、無理難題を解決するというのが同ジャンルのイメージだろう。だが、一体主人公は、誰と戦...
―― 近くて遠いと呼ばれる日本と韓国。韓国の近代史はすなわち、日本からの侵略の歴史であり、現代でも日本を敵視する人々は多い。それがゆえに、娯楽からドキュメンタリータッチのものまで、この歴史を取り扱った韓国映...
―― 韓国では、“反日”的な内容を打ち出すことが、すなわち“愛国”として大ヒットにつながることも多い。だが、約22億円かけた大作『軍艦島』では、そうもいかなかったようで……。
―― 映画本編では謳われていない社会的メッセージが潜んでいることで広く知られるディズニー映画。本稿では、アメリカを拠点に活躍し、過去にディズニー・スタジオにて勤務していたキャリアを持つ、アーロン・ウルフォー...
―― フタを開ければ与党の大勝利に終わった今回の衆議院議員総選挙。野党の分裂やアベノミクスへの評価など、その要因は多々あるだろう。結果として、日本国民は「現状維持」を選んだと慶應義塾大学法学部の小林良彰教授...
―― 現在公開中の映画『ゲット・アウト』を鑑賞された読者も多いだろう。同作がトレイラーやポスターなどに記された“ホラー映画”だけで済まされないことは、物語の端々から読み取れたはずだ。本稿では『ゲット・アウト...
―― またひとつ、コミック原作の実写化映画で黒歴史作品が誕生してしまったようだ。
―― 高度経済成長期以降、日本各地の地域社会のあり方は激変し、それまで地域の行事を支えてきた自治会や青年会が弱体化していく中で、盆踊りや神社の祭礼などの伝統行事も影響を受けた。過疎化や少子高齢化の大波に飲ま...
―― 日活ロマンポルノシリーズが1988年に幕を閉じ、いわゆるポルノ映画、ピンク映画はすでに製作されていない、と思っている読者も多いであろう。だが、上野や池袋にあるピンク映画専門の映画館では、今でもピンク映...
―― ラテンアメリカの映画はキューバ革命によって生まれた――ボリビアやチリなど軍事独裁の影響もあって不安定な政治状況が続く国々が歴史的に多い地域だが、かの地の映画監督たちは亡命を繰り返しながら制作し、革命だ...
―― ハリウッドの大物プロデューサーによるセクハラが発覚し、その毒牙にかかった女優の告発が続いている。これは氷山の一角にすぎず、業界内では枕営業が行われてきたのか? そして今、セクハラ問題が噴出した理由と...
―― 世界にはマーベルの許可を得ずに作ったであろう、スパイダーマン映画がたくさん存在する……それも、かなり現地の文化を相当反映した形で。こうした映画は一見すると、荒唐無稽なようにも思えるが、実はその国の文化...
―― ディーン・フジオカの「民放連ドラ初主演作」は、どうやら“黒歴史”となりそうな気配だ。
―― 年末が近づくと決まって出るのが中森明菜(52)の話題だった。「紅白に出る」「コンサートを開催」と言った話が主だったが、一昨年の「紅白」に米国のレコーディングスタジオから中継で出演したのを最後に、昨年か...
―― “ハゲ”ネタでおなじみの漫談家・ユリオカ超特急が11月4日、都内で行われたお笑いライブに登場。先の衆院選で“ハゲの天敵”豊田真由子前衆院議員を「急襲」した舞台裏を語った。
―― 例年にも増して「目玉なし」と言われる今年の『NHK紅白歌合戦』だが、NHKスタッフも顔面蒼白のようだ。
―― 2015年12月に広告最大手・電通の新入社員が過労自殺した事件で、17年9月、労働基準法違反罪に問われた法人としての同社の初公判が開かれ、出廷した山本敏博社長が「責任を痛感している」と謝罪しました。自...
―― 日露戦争の戦病死者数は日清戦争の10倍ともいわれる数に上り、全国津々浦々に軍人遺族が出現した。それに伴い各地の神社や仏閣では弾丸除けの祈願や、戦死者供養のための肖像が多数奉納されたという。
―― 米ハリウッドで大物プロデューサーによる女優へのセクハラ横行事件が発覚した。1人の女優の告発をきっかけに「こんなにいたのか」と驚くほど、次々と女優が「私も」と告発してきた。数多くの名画を世に送り出した敏...
―― ドイツ保険会社によると、東京は“ダントツ”で世界一災害に弱い都市だという。元々東京は、徳川家康が江戸に幕府を開いて以来、水害と戦ってきた歴史がある。氾濫を繰り返す利根川の流れを変えるなど、治水事業に注...
―― 急成長を遂げているフリマサービス「メルカリ」。その牽引力となったのは服飾品が容易に安価で売買できることであり、結果この7月には東京証券取引所への上場を申請していることがアナウンスされた。いったい、メル...
―― 筆者は〈元〉批評家だが、専門分野が軽佻浮薄なサブカルチャーなので、政治を語ることはできるだけ避けてきた。半可通が語ったところで床屋政談にしかならないからだが、最近の抜き打ち解散から衆院選、ついでに政界...
―― ファッションの歴史において、ゾゾはどのような存在に位置づけられるのだろうか? ファッション史などを専攻する井上雅人氏に話を聞いた。
―― 9月頭に閉幕した、世界柔道選手権。2020年に東京での五輪開催を控え、66キロ級の阿部一二三をはじめ、日本は大会最多となる8個の金メダルを獲得。井上康生監督の下で研鑽を積んだ、日本人選手の活躍にスポッ...
―― 女性ファッション誌はお察しの通り空前の「インスタ映え」ブーム。しかし、これがなんだかちょっとおサムい。女性カルチャーに明るいライター・稲田豊史氏が「サムさ」の原因を突き止める!
―― 元AKB48の篠田麻里子が、6年ぶりにBS-TBSで復活した時代劇『水戸黄門』11月8日放送の第6話から、くノ一役で出演することがわかった。由美かおるが演じた「かげろうお銀」を継ぐような役どころで、“...
―― いま、歌舞伎界において、あの若き天才・市川海老蔵の存在感が際立ってきているという。それは決して、彼の才能と、妻・麻央の不幸な死のみから来るものではないのだという。いったいいま、歌舞伎界で何が起こってい...
―― 「やられたら、やり返す」かつてのヒットドラマ『半沢直樹』を彷彿とさせるような戦いが芸能界に起きようとしている。9月8日に「ジャニーズ事務所」を退所した元SMAPの草彅剛(43)・稲垣吾郎(43)・香取...
―― 「アダルト・チルドレン」という言葉はもう死語になったと思っていたのですが、最近外来を受診した患者さんが「自分はアダルト・チルドレンなので」と言うのを聞いて、昔はやった流行語をふいに耳にしたときのような...
―― 森友学園・加計学園問題や閣僚・国会議員の相次ぐ失態、さらには2017年7月の東京都議選における自民党の歴史的大敗などにより、長く“一強時代”を謳歌していた安倍政権が、やにわに終焉へと近づきつつあります...
―― 本誌ではおなじみ、東京大学人文社会系研究科教授にして、美学・分析哲学が専門の三浦俊彦先生が、「エンドレスエイト」論を執筆中だという。2009年に放送され大反響を巻き起こした『涼宮ハルヒの憂鬱』第2期「...
―― 最近、見なくなったと思ったら意外な方向にシフトチェンジしていた!? 女優の小西真奈美が、自身作詞作曲のオリジナル楽曲からなる『I miss you』でシンガーソングライターとしてインディーズデビュー...
―― 歌手の安室奈美恵が9月20日に更新した自身の公式サイトで、1年後の来年9月16日に引退することを発表し、日本中を驚かせた。
―― 森友学園・加計学園など、教育と行政の関わりが問題視される中、日本の大学が危機的な状況にあるという。少子化が進んでいるにも関わらず、次々と新しい大学が作られ、今や私立大学の4割が定員割れ。一方、文科省は...
―― 古くから今に至るまで米大統領選では、対立候補へのネガティブキャンペーンが行われてきたが、トランプは昨年の大統領選で、これまでの戦略の常識を覆したといわれている。また、大統領になった今でも中傷動画を公開...
―― 日本でも昨年、ヘイトスピーチ対策法が施行され、大阪市にもヘイトスピーチ抑止を目的とした条例が登場。さまざまな面で、ヘイトスピーチへの対策が進んでいる。海外では、ヘイト動画に自社の広告が自動表示されたと...