サイゾーpremium  > 特集  > IT  > ストリーミング放送は日本のスポーツを変える?【1】/DAZNバラマキの功罪
第1特集
ストリーミング放送は日本のスポーツを変える?【1】

Jリーグを押さえても、やっぱり赤字……? DAZN巨額投資回収を阻む壁

+お気に入りに追加

――巨額の契約料でJリーグの放映権を獲得し、鳴り物入りで日本市場に乗り込んできたストリーミング界の黒船・DAZN。だが、現在は投資の段階で、会員数100万人を突破しても、実は回収できるほどには稼げていないのが実情だ。果たして、日本でもこの有料課金モデルのサービスが根付いていくのか?

Jリーグを押さえても、やっぱり赤字……? DAZN巨額投資回収を阻む壁の画像1
DAZNマネーが入ったおかげもあって、Jリーグには続々と大物外国人が移籍してきている。いつかネイマールクラスの選手も、日本のクラブチームにやってくるかも!?

 今年8月、DAZNの会員数が100万人を突破したと発表された。16年8月のサービス開始からわずか1年というスピードで達成したこの数字。まさにDAZNは破竹の勢いで日本のスポーツビジネスを侵食しつつあり、『ネットフリックスの時代』(講談社現代新書)などの著書を持つジャーナリストの西田宗千佳氏も「ネットでの有料配信はまだ初期の段階にある日本市場で、契約のハードルは決して低くない。その中で100万人という値は、この時期としては十分満足できるレベルではないか」と一定の評価を与えている。

 Jリーグの放映権を10年間で2100億円という桁外れの金額で獲得し、資金難にあえぐJリーグの「救世主」として注目を集めたDAZNは、17年2月に「DAZN for docomo」としてNTTドコモとの提携を発表し、その注目度はグイグイと急上昇。さらに、この夏にはUEFAチャンピオンズリーグの配信やメイウェザーvsマクレガーの異種格闘技戦などJリーグだけにとどまらないビッグマッチの配信を行い、サッカーファンのみならずさまざまなスポーツファンを取り込むことで、100万会員という大台に乗った。だが、まだ「黒船」が「大船」に変わったとは言い難い。AV Watch編集長の臼田勤哉氏は、「Jリーグの放映権料だけで年間210億円。他のスポーツの放映権やインフラにかかるコスト、番組制作のコストなどを加味すれば、収益化はまだ遠く、現在の数倍は加入者が必要でしょう」と語る。

 また、あるスポーツ誌のライターは、「10年間で2100億円という数字が話題ですが、詳しい契約内容は非公開。どうもその契約が、1年おきに見直しとなっていると思えるフシがある。ニュアンスとしては「10年最大で……」というくらいのものかもしれず、撤退してしまうかもしれません。関係者に、来年以降の契約がどうなってるかを突っ込んでも、回答は得られないんです」という話も聞こえてきた。果たして、DAZNは日本で成功を掴むのだろうか?

ログインして続きを読む
続きを読みたい方は...
この記事を購入※この記事だけを読みたい場合、noteから購入できます。

Recommended by logly
サイゾープレミアム

2019年10月号

欲望のグラビア学

欲望のグラビア学
    • 【都丸紗也華】とタピオカのモード撮
    • 三代目JSB【ELLY】の七変化
    • 【西村歩乃果】TikToKのアイドルが魅せる
    • 【MC・DK】ヒップホップの筋肉美
    • 奇跡の三十路【森ニーナ】がB-GIRLに!
    • 【100センチバスト】がウケる理由
    • 【撮影会】の元祖は海女さんだった!?
    • 【#MeToo時代】の問うグラビアの是非
    • 【心霊写真】のグラビア的価値とは

大和田南那"青の衝撃"

大和田南那
    • 【大和田南那】20歳目前の美ボディ

NEWS SOURCE

    • 【サイゾー×Fresh!】グラドル発掘
    • 【ラウンドガール】圧巻の美脚!

インタビュー

    • 【中村里帆】──変顔が得意なCM美女
    • 【なみちえ】──藝大JDがラップする理由
    • 【DaichiYamamoto】──京都の新世代ラッパー

連載

    • 表紙/【北向珠夕】33歳に見られたんです。
    • なんとなく、【クリステル】
    • 【リクナビ】内定辞退率が法律違反以上にマズイわけ
    • 【萱野稔人】宇宙生物学と脳の機能から見る人間(前)
    • 高須基仁/年末にブレイクするのは【山里良太と稲垣吾郎】
    • 【盆踊り×SNS】の親和性
    • 世界最強の【麻雀AI】を生んだ中国人研究者
    • 【ライオネル・リッチー】の逆襲
    • 町山智浩/【アメリカン・ファクトリー】中国資本の米工場を追う
    • 【ラグビーW杯】醍醐味はブレークダウン
    • 小原真史「写真時評」
    • 五所純子「ドラッグ・フェミニズム」
    • 笹 公人「念力事報」/笑う全裸監督
    • おたけ・デニス上野・アントニーの「アダルトグッズ博物館」
    • 稲田豊史/【さよならミニスカート】を読む娘へ
    • アッシュ・ハドソン「アングラ見聞録」
    • 辛酸なめ子「佳子様偏愛採取録」義
    • ビールと人を作る!【ブルワーを育てるブルワー】
    • 更科修一郎/幽霊、箱の中で覗き込むエロと未来。
    • 『花くまゆうさくの「カストリ漫報」』