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島田紳助の功罪と引退の是非【2】

ジャーナリスト・田原総一朗が語る紳助「テレビと吉本興業は紳助を守るべき! 引退の必要は全くない!!」

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■島田紳助とは「『わからない』と言える人」である

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田原総一朗氏の著書『ジャーナリズムの
陥し穴』
(ちくま新書)。

 紳助さんは引退はすべきではなかった。なぜなら、引退する理由が何もないから。メディアは「すぐにスキャンダルが暴かれるだろう」と書き立てたが、結局、本人が話したこと以外には何も出てきていない。つまり、あれはとても正直な会見だったわけです。

 紳助さんが暴力団と関わりを持つ発端となったのは、テレビ番組での右翼に関する発言。十数年前のバラエティ番組でのことで、本人は収録現場を盛り上げるために、カットされることを前提で話したはず。なのにカットしなかったのは、テレビ局のミスだ。その上、テレビ局と所属事務所は、右翼の攻撃から紳助さんを守ろうとしなかった。紳助さんは弁護士に相談したけれどもいい解決策がなく、親しい元ボクサーに頼るほか手がなかった。その結果、元ボクサーが暴力団に解決を頼んだ。紳助さんを非難する人はこういう場合、「ではどうすべきだったか」意見を言うべき。解決策を何も言わずに一方的に批判するのは、説得力がない。

 僕も『サンデープロジェクト』(テレ朝)で右翼を批判して、街宣車が15台ほど来たことがある。そのときは、ひとりで右翼団体200社相手に2時間以上討論して解決した。でも、それは僕がジャーナリストだからできること。タレントには無理でしょう。

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島田紳助の功罪と引退の是非【1】

『行列』『深イイ話』『鑑定団』は終わらない!? 王様"島田紳助"がテレビにもたらせた賛否

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(絵/金子ナンペイ)

 8月23日、突如芸能界引退を発表したタレント・島田紳助。騒動の余波も冷めやらぬ中、彼の魅力と負の側面を検証するべく、本誌でも緊急特集を行うこととした。田原総一朗による「司会者としての実力」、宮崎学による「裏社会とのつながり方」、ラリー遠田による「お笑いタレントとしての軌跡」などなど、紳助のさまざまな顔を、それぞれのスペシャリストが独自の目線で評価。さらにさらに、まさかの相方・竜助まで登場(降霊)!島田紳助とは、何者であったのか──?

 暴力団との"黒い交際"が発覚し、電撃引退を発表した島田紳助。引退会見では利害関係のある交際は否定したものの、その後の報道では、山口組系極心連合会の相談役とされる元ボクシング世界チャンピオンの渡辺二郎被告を通じて、同会の橋本弘文会長に送っていたメールの詳細な内容が報じられるなど、親密な関係が明るみになっている。

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"通"が選ぶタブー破りの海外ドラマDVD【8】

NHK・海外ドラマ担当Pが選ぶ「韓国歴史モノから『グリー』まで! NHKが送る話題作」

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【選者】
荒谷紀子[NHKプロデューサー]

 NHKは『刑事コロンボ』(72年~)や『大草原の小さな家』(75年~)の時代から海外ドラマを放送し、この分野の草分けの役割を果たしてきたのは確かですが、実は編成局内の海外ドラマ担当はたった3人、しかも私自身はもともと報道の人間で、長年この分野に携わってきたわけではなく......。けれども、作品選定にあたって視聴者目線にならざるを得ないことが、かえってプラスに働いている部分もあるかもしれません。

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ホームズがスマホを駆使して現代のイギリスに復活!?
/Colin Hutton (C)Hartswood Films 2010

 そういう私の視点でこの夏イチオシの作品は『SHERLOCK(シャーロック)』【1】です。『シャーロック・ホームズの冒険』(85年~)や『名探偵ポワロ』(90年~)など、根強い人気を誇る英国ミステリーの系譜に連なる作品ですが、ホームズが現代でスマホを駆使して活躍するという設定が非常に新鮮です。

 オススメ作品の2つ目は、これまた看板コンテンツである韓国歴史ドラマの『トンイ』【2】。朝鮮王朝を舞台にした作品で、韓国歴史モノの人気に火をつけた『宮廷女官チャングムの誓い』(04年~)や『イ・サン』(09年~、現在総合テレビで放送中)と同じ、イ・ビョンフン監督作です。韓国歴史モノは50~70回の長編なので、ストーリーが重層的で見ごたえがあります。

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"通"が選ぶタブー破りの海外ドラマDVD【7】

日韓で活躍する女優・笛木優子が選ぶ「週2放送で視聴率50%!! 王道と疲弊の韓国ドラマ」

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【選者】
笛木優子[女優]

 まだ日本に韓流ブームが訪れる前から、私はユミン(유민)という名前で、韓国でも女優として活動しています。20歳過ぎの頃、韓国専門チャンネルの放送を友人に録画してもらって観るうちに、自分が好きなタイプの映画やドラマが多いことに気づき、一念発起して韓国へ短期留学をしたことがそのきっかけでした。

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『愛の選択の』主演は、『人魚姫』『妻の誘惑』などで
話題をさらったチャン・ソヒ!!/(C)SBS

 韓国ドラマの現場というのは、監督の力が非常に強く、キャスティングの権利も演出も、「PD」(プロデューサーディレクター)として監督が持っています。役者は完全実力主義で、本当にサバイバルみたいな感じですよ。

 亡くなったパク・ヨンハさんが出演なさっている『オンエアー』【1】は、そんな韓国ドラマの裏側を描いています。脚本家、演出家、事務所の社長、女優の4人が織り成す物語で、「こういう人現場にいる!」って感じ。ちょっと大げさな演出もありますが(笑)。


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"通"が選ぶタブー破りの海外ドラマDVD【6】

ジャック・バウアーの声優・小山力也が選ぶ「吹き替えで見るべき"背徳の美学"に溢れた佳作」

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【選者】
小山力也[声優]

 私は、『24―TWENTY FOUR―』のジャック・バウアー(キーファー・サザーランド)の声を吹き替えたことで、視聴者の方にも広く名前を知っていただけるようになりました。しかし、海外のスター俳優が戦国武将だとしたら、私たち吹き替え声優は影武者で結構! ただ、影武者には影武者なりの生きざまがあるので、吹き替えならではの魅力を視聴者の方々に少しでも感じてもらえれば、と思います。

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硬派な政治ドラマを描き、韓国で人気を博した『レディ
プレジデント~大物』。小山氏は政治家カン・テサン
(写真左より2人目)の吹き替えを担当。/(C)Victory
Production & SBSCH

 今回は、そんな私がオススメする吹き替えドラマを紹介します。

 まずは私が2010年に主人公の声を吹き替えた『スパルタカス』【1】です。史実を基に、有名な古代ローマの剣闘士奴隷による反乱を描いた物語で、戦闘シーンで首や腕が飛んだり、海外ではラブシーンもモザイクなしで超過激だったりと、R指定がかかるほど強烈な映像になっています。本作はそんな迫力ある映像と、グイグイと画面に引き込まれてしまうようなリアリティにあふれた歴史大作ドラマです。また、ゴールデンタイムでよく聞く洋画の吹き替え声優さんが、過激なシーンにもチャレンジしています。そんな"背徳の美学"を存分に堪能してください!!

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"通"が選ぶタブー破りの海外ドラマDVD【5】

英国スタイリスト・トニー=クロスビーが選ぶ「酒とたばこがステータス!? 広告業界の明暗を描く秀作」

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【選者】
トニー・クロスビー[スタイリスト]

 海外ドラマは、日本でまだ放送されてないものを取り寄せたりして、いろいろ観てきたけど、一晩で1シリーズを一気に観ちゃうくらいハマるものでないと、途中でやめちゃうことが多いよね。

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「『マッドメン』は、リアリティを追究しつつ、今見てもカ
ッコイイスタイリングにも注目!」とトニー氏。/(C)M
MIX Lions Gate Television Inc. All Rights Reserv
ed.

 いくら巷で人気でも、「今日は半分観たから、続きは今度にしよう」なんて思った瞬間に、もうアウト。『LOST』なんかも、最初は面白いなと思って観てたけど、だんだんプロットそのものがロストしてきちゃったから、そのうち観るのをロストしちゃったもんね。時間をロスするだけだしさ。

 だいたい、飛行機が落ちて人も死んでるのに、スーツケースからビキニ引っぱりだして日焼けを楽しむヤツなんて、普通は絶対いないじゃない(笑)。リアリティがあんまりないよね。

 そういう意味で、俺が一番ヤバい!って思うのが、1960年代のアメリカ・ニューヨークが舞台の『マッドメン』【1】。マディソン・アベニューっていう広告代理店が集まる街と、そこで働く広告マンの日常を描いた話なんだけど、モダンでスケベな60年代の雰囲気がまんま出ていて、これがいいんだよね。

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"通"が選ぶタブー破りの海外ドラマDVD【4】

エジプト人タレント・フィフィが選ぶ「イスラム圏"娯楽"のタブーとアラブ社会の現実」

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【選者】
フィフィ[タレント]

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『ビバリーヒルズ青春白書』より。/(C)2007 Tor
and Productions Inc. All Rights Reserved. CB
S and related marks are trademarks of CBS
Broadcasting Inc. All Rights Reserved. TM,(R)
& (C) By Paramount Pictures. All Rights Rese
rved. Licensed for Private Viewing Only. Any O
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 海外ドラマといえば、アラブ圏の国でも『冬のソナタ』【1】が放送されていて、すっごい人気あるんですよね。エジプトの普通の若い女の子の待ち受け画面がヨン様だったりする。日本と同じように韓流俳優への憧れは強いんだけど、エジプト人からすると、韓国人も中国人も日本人も区別がつかないから、ヨン様のおかげで日本人男性も現地でモテますよ(笑)。でも私個人としては、いわゆる純愛ものとか、恋人が病気になったり交通事故に遭ったり、好きになっちゃいけない人を好きになるとかの話はあんまり好きじゃないけどね。   

 あと『冬ソナ』同様、かつて日本のドラマ『おしん』がアラブ圏でもブームになったことがありました。今でもアラブの男性は、日本の女性はみんな「おしん」みたいだと思っていて、本気でお嫁さんにしたいと思ってる。もう、そういう男たちには渋谷のギャルとか見せてやりたいですよ。今の時代、真冬に冷たい水を我慢して洗濯板で服洗ってる女なんていねーから! って。

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"通"が選ぶタブー破りの海外ドラマDVD【3】

「GOSSIPS」編集長が選ぶ「高校生からマフィアの妻まで非難轟々なセレブらのリアリズム」

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【選者】
大柳葵理絵[「GOSSIPS」編集長]

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『アントラージュ★オレたちのハリウッド〈サード〉』(5
枚組/5229円)より。

 日本初の海外セレブ専門ゴシップ誌「GOSSIPS」の編集をしていますが、庶民には想像もできない"特別な人たち"のタブーな生活を見ることができる海外ドラマを選んでみました。

 まずは定番どころで、ニューヨークにある名門私立高校の高校生たちの恋愛模様を描いた『gossip girl/ゴシップガール』【1】。パーフェクトなルックスと存在感あるキャラクターでアッパー・イーストに君臨していた主人公の高校生セリーナは、一緒にドラッグを楽しんでオーバードーズ(過剰摂取)になった友人を見殺しにしてしまう。その後、逃げるように街を出た彼女はニューヨークに戻ってきた......。

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"通"が選ぶタブー破りの海外ドラマDVD【2】

国際派女優・田村英里子が選ぶ「殺人鬼、男社会、性犯罪......アメリカの暗部を切り取った怪作」

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【選者】
田村英里子[女優]

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凶悪犯だけを狙うシリアルキラーが主人公の『デクス
ター』。異常殺人者の立場から、正義とは、悪とは何か
? 道徳の矛盾について問いかけ、全米では大人気
を誇っているという。

 私が日本から、ハリウッドにわたって、だいたい10年。ドラマは好きでよく見てます。私がドラマを見る際は、最初は出演している役者で選ぶことが多いですね。例えばほかの作品で好きになった俳優さんや、一緒に仕事をした俳優さんが出ているものは、見るようにしています。

 オススメのドラマというと、『デクスター』【1】は、連続殺人鬼が主人公のドラマ。でも、シーズン1から観ていると、主人公は連続殺人を犯すのにもかかわらず、観ていると引き込まれてしまいます。彼が狙うのは、連続レイプ犯とか、"そうなって当然"というような凶悪な犯罪者だけなんです。彼の殺人に正当性があるので、視聴者も納得してしまうんでしょうね。

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"通"が選ぶタブー破りの海外ドラマDVD【1】

元祖セレブ叶姉妹が選ぶ「ガールズやゲイたちが熱狂! 階級社会のエグさを描いたドラマ」

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【選者】
叶姉妹[ライフスタイルプロデューサー]

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登場する豪華なファッションでも注目を集めた『goss
ip girl/ゴシップガール』。/(C)2011 Warner Bros.
Entertainment Inc. All rights reserved.

叶恭子(以下、) 私たちは、2003年に日本でブレイクする2年ほど前から、海外の友人たちの勧めで『24―TWENTY FOUR―』【1】を観ていました。正体不明のテロリストが暗躍するミステリアスな展開、同時多発的に状況が進展するテンポのよさは、海外ドラマの王道であり、その魅力といえるんじゃないかしら。加えて、過去の出来事がほったらかしで、つじつまが合わなくなることの多さといったら、ねぇ(笑)。おかげで次の展開が読めず、夢中になってしまいました。

叶美香(以下、) 姉は一緒に観ていると「次はきっとこうなるわよ」と予想をはじめて、それが結構な確率で的中するんです。私は情報を入れずに最後まで楽しみたいので、本当に好きな作品は自分の部屋でこっそり観ようとするんですが、やっぱり姉が入ってきて話し始めるんですよ(苦笑)。

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