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タブー破りのビジネス書【6】

辛口コラムニスト小田嶋隆が選ぶ「ビジネス書嫌いも読めるビジネス書」

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コラムニスト
小田嶋隆(おだじま・たかし)

1956年、東京都生まれ。コラムニスト。11年11月、「日経ビジネスオンライン」の人気連載「ア・ピース・オブ・警句」をもとに書籍『地雷を踏む勇気』(技術評論社)、『その「正義」があぶない。』(日経BP)を刊行。

■日経BPが自身の存在意義を否定!?ラブ&ピースなアンチビジネス書

──前提として、小田嶋さんは日頃ビジネス書ってお読みになりますか? 普段書かれているものからは、あまりそういうイメージがないですが......。

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タブー破りのビジネス書【5】

横浜DeNAベイスターズ社長・池田純が選ぶ「ビジネス書にあらざるビジネス書」

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横浜DeNAベイスターズ球団社長
池田 純(いけだ・じゅん)

76年、神奈川県生まれ。大学卒業後、住友商事、博報堂を経て、07年、株式会社ディ・エヌ・エーに入社。同社による横浜ベイスターズ買収に伴い、11年より、株式会社横浜DeNAベイスターズの初代球団社長に就任。

■空気の研究から戦国時代の処世術まで IT時代だからこそ使える経営手法

──新球団の初代球団社長に就任されましたが、今後のDeNAベイスターズはいろいろな意味で注目が集まると思います。そんな池田社長が選んだのは、師匠だった人から受け継いだという『「空気」の研究』【1】。昨今話題になることが多い"場の空気"について書かれた日本社会論の名著です。

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タブー破りのビジネス書【4】

サイゾー創刊編集長・小林弘人が選ぶ「企業のメディア化を考えるビジネス書」

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インフォバーンCEO
小林弘人(こばやし・ひろと)

1965年生まれ。株式会社インフォバーンCEO。東京大学大学院情報学環教育学部非常勤講師。「ワイアード」「サイゾー」「ギズモード」など、多くの雑誌、ウェブメディアを立ち上げた"メディア"のプロ。

■透明化、コモディティ化、メディア化......企業自らがタブーを破って見える将来

──『新世紀メディア論 新聞・雑誌が死ぬ前に』(バジリコ)に次ぐ著作『メディア化する企業はなぜ強いのか?』【1】を上梓されましたが、企業自らがメディア化するということは、やはり我々雑誌や新聞の"死"が近づいている印象を受けてしまいます(苦笑)。

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タブー破りのビジネス書【3】

角川書店社長・井上伸一郎が語る「メディアミックスに影響を与えたビジネス書」

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角川書店代表取締役社長
井上伸一郎(いのうえ・しんいちろう)

1959年、東京都生まれ。角川書店代表取締役社長。大学在学中からアニメ雑誌「アニメック」の編集者として活動。その後「月刊ニュータイプ」などの編集を経て、87年にザテレビジョン社に入社。07年から現職。

■メディアミックスは平成ライダーに学べ! モテる男はやっぱり仕事がデキる?

──2011年、角川書店は角川映画と合併し、出版と映像事業を併せ持つ業界最大のメディアミックス企業となりました。特に、角川書店拡大の最大の要因となった、アニメやライトノベルといった二次元コンテンツを広めた先駆者である井上社長に、"ヲタクビジネス"に役立つタブー破りのビジネス書を教えていただきたいと思います。普段ビジネス書は読まれますか?

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タブー破りのビジネス書【2】

元「Newsweek」日本版編集長・竹田圭吾が選ぶ「本質的問題を見抜くビジネス書」

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元「Newsweek」日本版編集長
竹田圭吾(たけだ・けいご)

1964年、東京都生まれ。ジャーナリスト、編集者。「Newsweek」日本版(阪急コミュニケーションズ)編集長を経て、『とくダネ!』(フジ)などのコメンテーター、『JAM The World』(J-WAVE)ナビゲーターも務める。

■グーグルの内幕からウンコの仕方まで "多角的な視点"を学ぶための3冊

──元「Newsweek」日本版編集長であり、現在、ジャーナリスト、編集者として活躍されている竹田さんに、今回は「タブー破りのビジネス書」を選んでいただいたわけですが。

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タブー破りのビジネス書【1】

「週刊東洋経済」編集長・大滝俊一が選ぶ「革新をもたらすためのビジネス書」

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「週刊東洋経済」編集長
大滝俊一(おおたき・しゅんいち)

1963年生まれ、長野県出身。慶應義塾大学法学部卒業後、東洋経済新報社入社。「株価四季報」編集長を経て、10年10月より「週刊東洋経済」編集長。著書に『物流業界の新常識』(こう書房)などがある。

■アメリカ海兵隊に学ぶ! 企業でタブー視される"上層部批判"の大切さ

──今回、「タブー破りのビジネス書」を、「週刊東洋経済」(東洋経済新報社)というビジネスパーソンに馴染みの深い経済誌編集長の立場から、挙げていただきました。どのようなテーマでお選びいただいたのでしょうか?

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プロ野球を100倍楽しむドラフト(裏)物語【5】

台湾、韓国、キューバ、イタリア......「完全ウェーバー方式は万能じゃない! 海外4リーグが抱える病巣」

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──日本のドラフト制度は、巨人の一党独裁のもとに振り回されて異様な変遷を遂げてきたが、世界のプロ野球リーグでは果たしてどうなのか?海外4リーグのドラフト含む球界事情を、その現場を知る人々に聞いてみたところ、やはりそれぞれに問題は存在しているようで......。

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「韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑」
(小学館スクウェア)。

 特集ではここまで、日本プロ野球のドラフト制度を取り巻く問題点やパワーゲームの内幕を見てきたが、海外のプロリーグでは、そうした問題はないのだろうか? オリンピック種目から外されてしまったことなどからマイナースポーツといわれることもあるが、アメリカや中米、東アジアはもとより、中東イスラエル(2007年の1年のみ開催)からヨーロッパまで、世界各国にプロリーグは存在する。ここでは、海外リーグのドラフト事情を中心に見ていこう。

 まずメジャーリーグ(以下、MLB)については、よく知られている通り「完全ウェーバー方式」と呼ばれる制度を採用している。シーズン終了時のチーム順位に従って、最下位のチームから順に選手を指名するやり方だ。指名はそのまま独占交渉権の獲得であり、日本のように1位指名であっても他チームと競合したら抽選に、といった事態は発生しない。これは、下位チームから順に獲りたい選手を獲ることで、戦力の均衡を図るためである。日本のドラフト制度が抱える問題点を解決するために、完全ウェーバー方式の導入を求める球界関係者や野球評論家もいる。スカウトによる家族や関係者への接触・接待や、球団によるバラマキが入り込む余地も少ないことが、その主な理由である。完全ウェーバー方式を導入するとなると、FA取得年数を現状よりも短縮する必要が出てくるなど、これひとつですべてが解決するわけではないが、現状、世界的に見ればこの方式を採用しているプロリーグがほとんどである。

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プロ野球を100倍楽しむドラフト(裏)物語【4】

「ドラフト1位以外は、どーせコネだろ!」ハマの裏番長が語るスカウトの裏側

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──小宮山悟を巴投げし、ハマの番長こと三浦大輔を運転手代わりに使い、東海大野球部横井人輝監督をして「僕の最高傑作」と言わしめた、元ベイスターズ投手の中野渡進。現在は東京国分寺で「もつ鍋わたり」を営む経営者の彼に、ドラフトと横浜ベイスターズの問題点を聞いた──。

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(写真/田中まこと)

──今日はドラフトについて、ハマの裏番長こと中野渡さんに話を聞きに来ました!

中野渡進(以下、わたり) ん? ドラフト? 知らねーよ、あんなもん。どーせ、ごく一部のドラ1(ドラフト1位指名選手)以外は、コネ入社みてぇなもんだろ。

──え? そうなんですか?

わたり 球界なんて、完全な縦割りの社会だからな。球団が獲りたい選手のつながりを欲しいがために、スカウトを起用してんのも見え見えだろ。結局ドラフトも人間のやること。野菜の仕入れと同じだよ。店側に大量に買ってくれた実績があれば、「今日はこの野菜がいいよ」と情報も教えてくれる。結果を残しての、初めての信頼関係。それが世の中の仕組みってやつだよな。

──確かに抱き合わせ指名なども、買い付けと似ているような気もしますね。

わたり だけど、それですんなりいかねぇのがドラフトよ。豊作・不作の年によって、去年なら指名確実のヤツが今年は指名なしとか、例年ならドラ3ぐらいの選手が1位になっちまったりな。ホント、「ドラフトは運命の一日」とはよく言ったもんで、巡り合わせで大きく変わっちまう。運も実力のうちってやつだな。

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プロ野球を100倍楽しむドラフト(裏)物語【3】

菅野事件"はKK事件の再来か──制度改革は"球界の盟主"のさじ加減? 読売巨人軍裏面史

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──特集【2】のドラフト事件と変遷史を始め、ドラフトの歴史を振り返ってみると、世間を騒がせてきた"事件"には、どれも読売ジャイアンツがからんでいる。もうひとつの側面からドラフトの歴史を覗いてみよう......。

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「巨人 ドラフト1位のその後」(宝島社)。

 ドラフト制度の変遷は、そっくりそのまま"球界の盟主"たる巨人の暗闘の歴史であるといっていい。

 そもそも、制度ができる以前、60年代前半の巨人といえば、「巨人・大鵬・卵焼き」なる言葉が流行したほどの超人気球団。プロを夢みる野球少年はみんな巨人に行きたがったし、当の球団は、その絶大なるブランド力の上にあぐらをかいてさえいれば、黙っていても将来のスター候補は向こうからやってきた。

 ところが、西鉄(現・西武)の西亦次郎オーナーが提唱する、契約金高騰の抑止と戦力の均衡を目的にした新制度の導入に他球団が同調したことで、本当は自由競争のままが断然よかった巨人も、渋々ながらこれを了承。かくしてアメリカのNHLを手本にした日本版ドラフトは、65年のシーズンオフに記念すべき初開催を迎えることになる。

 むろん、これまで欲しい選手を好き勝手に獲ることのできた巨人にとっては、制度がもたらすメリットなどこれっぽっちもあるはずがない。実際、68年には、法大・田淵幸一のようなトップスターをみすみす逃すことにもなっていたのだから、ここぞとばかりに盟主の存在感を発揮して、制度の形骸化を画策したとしても、なんら不思議はなかった。

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プロ野球を100倍楽しむドラフト(裏)物語【2】

田淵幸一強奪事件から、菅野の指名拒否問題まで! スカウトや選手の人生を翻弄したドラフト事件史

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──1965年にプロ野球へ導入されて以降、ドラフト制度は幾度かの改変を経てきた。ここでは、スカウトや選手が球団の都合やゴリ押しなどに翻弄され、ドラフト制度が改変される転機となった事件を、スポーツジャーナリストの小関順二氏にピックアップしてもらいつつ、その歴史をたどる。

小関順二(こせきじゅんじ)
スポーツジャーナリスト。緻密なデータ収集に定評があり、プロのスカウトやスポーツ業界からの信頼も厚い。著書に『プロ野球スカウティングレポート2011』(廣済堂出版)『プロ野球のサムライたち』(文藝春秋)など。

指名拒否は、5年で300人以上!

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■1965年~1977年 スカウト右往左往の時代
自由獲得競争時代は青天井だった契約金の高騰抑止と、戦力の均衡を目的にスタートしたドラフト制度も、70年代の後半までは過渡期。ドラフト制定前までは、山師まがいの手段で他球団を出し抜き、選手を引き抜いてきたスカウトたちは一転して、純粋な眼力を磨く必要に迫られた。制度自体も不備が多く、最初の5年間は実に約半数が指名を拒否するという散々な結果に。

[田淵幸一強奪事件/1968年]
のちに"空前絶後の大豊作"と呼ばれた68年のドラフトでは、巨人志望を公言していた法政大の田淵幸一を、抽選で3番手につけた阪神が強行指名(巨人は8番手)。会場をどよめかせた。「ドラフトに魅せられたのは、あの痛快な出来事がきっかけ」と小関氏が語るほど、それはファンの脳裏にドラフトを強く印象づける衝撃的な"事件"であった。

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