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お騒がせ男の"最初で最後の懺悔録"──高須基仁 の「全摘」 No.29

ヘアヌード騒動で「KILL HIM」と言った藤田朋子が、抗議文を送ってきた!

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──年齢不詳、職業不明、痛風持ち……老獪タカスが、自らの五臓六腑をすする気合で過激に告白&提言

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写真集『Junco』を一緒に手がけたメンバー。三原も荒木も、今は人が変わり、私の元を離れていったが、3人が生み出した作品の価値は変わらない。300円で売られても、傑作は傑作だ。

へアヌード氷河期といわれてもう10年になるが、こんな時代だからこそ"高須ここにあり"ということを世に知らしめるために、かつて私がプロデュースした写真集3作の復刊を考えた。

 1冊目は、林葉直子の『罰』(横木安良夫撮影/モッツ出版/2001年)。将棋の女流名人を高須クリニックで豊胸させて、縛ってやりたい放題。この本は『罰と罪』と改題し、今年4月に出版した。

 2冊目は、発売当時、出版差し止めの仮処分命令が下った藤田朋子の『遠野小説』(風雅書房/1996年)。荒木経惟が撮影した。

 3冊目も、ヘアヌード黎明期に荒木が撮った三原じゅん子の『Junco』(ベストセラーズ/94年)。これを三原は"なかったこと"にしている。当然、復刊にあたって本人の許諾は取らない。裁判、抗議、そんなものは関係ない! 別に死刑になるわけではない。

 思えば女の人生、三者三様だ。林葉は師匠である日本将棋連盟前会長・米長邦雄と刺し違え、先に米長が逝った。林葉も重度の肝硬変を患っており、短命であることは間違いない。

 96年、『遠野小説』をめぐる記者会見で、同書出版は約束違反だとし、私に対して「KILL HIM!(彼を殺す!)」と言い放った藤田は、アコーディオン奏者と結婚して妙に幸せになっている。あの会見がきっかけで、私は「悪徳」「女衒」とあらゆる罵詈雑言を浴びた。以来、私は死んだも同然で生きているのに!

 そのいわく付きの作品の復刊に向けての瀬踏みとして「FLASH」2014年8月19日・26日合併号(光文社)に『遠野小説』からの写真を8ページ掲載したところ、すぐに藤田側から抗議文が届いた。「ネガ及びポジ、一切の撮影物を直ちに廃棄することを求めます」だと。何を言っているんだ。カメラの前でヘアを出したのは、藤田よ、あなた自身でしょう? 当時、出版差し止めの仮処分が下る前に、すでに1万冊が売れた。それが今、プレミアが付いて取引されている。

 三原はいまや国会議員だ。重い副作用の危険性がある子宮頸がんワクチンを推進しようとワーワーやっていたかと思ったら、いつのまにか口をぬぐって、今度は韓国人を責めて国士を気取っている。かつて「フライデー」(講談社)の記者への暴行事件を起こしておきながら、何を言ってるんだ。そんなのが国会議員になる日本はどうかしている。このままいったら大臣になるんじゃないか。これに歯止めをかけないといけない。

 三原よ、撮影の時の自分の言葉を覚えているか。「毛はいいけど、おっぱいはダメよ」。胸が小さいことをずいぶん気にしていたな。小淵沢での撮影を終えた荒木は私に「高須さん、ちゃんと脱がしてくれ」と困った様子だった。しょうがないから追撮して、一応ヌードが撮れた。そのあと使用した写真をめぐって三原と裁判になったが、出版社は売るもの売り切って回収せず、私ひとりきりで戦い、損害賠償もした。私は裁判で被告席に座りながら、原告側に立つ三原の弁論に、思わず聞き惚れた。演説は上手い。

 議員になったばかりの頃、赤坂見附ですれ違ったときは、とっさに顔をそむけていたが、過去は消えない。ヘアヌード写真集を出した唯一の国会議員。だが『Junco』はネットで300円ほどで叩き売りされている。プレミア付きの藤田と大違いだ。こんなのが国会議員になれるんだったら、林葉、藤田も国会議員になれ!

『Junco』と同じ頃、LiLiCoは『前夜』(加納典明撮影/95年/風雅書房)を出版している。LiLiCoはヘアヌードを撮ったことは自分でカムアウトしている。当時、ホームレスで車の中で生活していたことも認めている。そして、ブレイクした今も、私のことを悪く言わない。

 三原の裁判でも藤田の騒動でも、面倒は私がすべてかぶり、荒木は逃げ出した。荒木、あの時、私と確認したよな。「今後一切、これらの写真集の件で何も言わない」と。復刊しても、ガタガタ言うなよ。

 しかし、過去の3部作を復刊させるだけでは、単なる「あの人は今」のようになってしまう。これは単なる序章だ。10月初旬に、「ミスFLASH 2013」の池田裕子の"飛び出す写真集"を発売する。びっくりするぞ。凄まじい私の作品を、もう一度世間に見せてやる!

 そもそもヘアヌードなんてなし崩しに出版されるようになっただけで、本来は禁止されていること。騒動、裁判はつきものだ。私はすべて一身に受けてきた。だが、「KILL HIM」と吐き捨てたのは、藤田だけ。殺人予告したんだから、殺ってもらおうじゃないか。殺してみろ、バカヤロウ!

【今月の懺悔】
私がプロデュースした地下格闘技「モッツ・ターミネーター」(8月3日開催)はほぼ満員。日本航空学園の生徒が120名来てくれ、ローバー・美々がラウンドガールを1人で務めた。第2戦は、12月、私の誕生日に開催するぞ!

たかす・もとじ
90年代以降、出版プロデューサーとして、ヘアヌード写真集ブームを仕掛けたり、スキャンダルの渦中の人物に告白本を書かせたりするなど、ギョーカイの裏で暗躍。元学生闘士で、現在は多数の媒体で言論活動を展開している。

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