サイゾーpremium  > インタビュー  > 【アサヌマ理紗】女優への遠回りも今では糧。

――映画『生きているんだ友達なんだ』は、バイト先で出会い、やがて離れ離れになった二人の女友達の物語。「途切れた縁」が静かに、温かく描かれる。

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(写真/林 哲郎)

伊参スタジオ映画祭シナリオ⼤賞で⼤賞を受賞した脚本家の上野詩織が、同映画祭でのサポートを得て、監督デビューすることになったのが映画『生きているんだ友達なんだ』の出発点だった。

「町おこしの一環でもあるので、映画祭の舞台である群馬県中之条町で撮るのが条件。廃校になった木造校舎をスタジオとして活用し、映画祭を運営するユニークな取り組みで、この映画もスタッフ・キャストが伊参スタジオに泊まり込んで撮影をしました。山奥にあるんですが、場所自体が異世界というか、ジブリ映画みたいな空間。映画に関わる一人ひとりの絆が強く、町の方々にも助けていただいて撮ることのできた作品です」

出演のきっかけは8年前に遡る。アサヌマは初めて出演した映像作品で、今回の映画のプロデューサーと縁ができた。その後、映画『茶飲友達』(23)に出演した際、伊参スタジオ映画祭の舞台挨拶に登壇していたところを、たまたま上野詩織が目にしていたという。

「上野さんは女性芸人のようなキャラクターを探していたそうなんですが、舞台挨拶で『めちゃくちゃしゃべる女がいる』と記憶していたみたいで(笑)。それでプロデューサーさんがつないでくださって、お声がけをいただきました」

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