人に合わせる"不自由さ"『嫌われる勇気』の本質
―― ――昨今、巷で話題になっている一冊の本がある。それが、フロイト、ユングに並ぶ三大心理学者アドラーの思想を凝縮した『嫌われる勇気』(ダイヤモンド社)だ。ソーシャルメディアが定着して久しい今、我々は「人に...
―― ――昨今、巷で話題になっている一冊の本がある。それが、フロイト、ユングに並ぶ三大心理学者アドラーの思想を凝縮した『嫌われる勇気』(ダイヤモンド社)だ。ソーシャルメディアが定着して久しい今、我々は「人に...
―― ――当連載でも取り上げた遠隔操作ウイルス事件は、被告の全面自供によって新たな展開を迎えた。多くの報道の中には、被告の虚言はもちろん、それを見抜けなかった弁護団への批判も散見できたが、そもそも、なぜこの...
―― 「ノーベル賞モノの快挙」と称賛され、「リケジョ」なる流行語を生んだSTAP細胞の発見とその研究者・小保方晴子氏。だが周知の通り、論文に”不備”が見つかるや、STAP細胞そのものの存在を疑問視する大騒...
―― ――まだまだ本腰が入ってない様子の日本のサイバー犯罪対策の中で、警察が「これだけはいける」というものをピックアップ!
―― もはや説明する必要もないであろう「遠隔操作ウイルス事件」。容疑者は逮捕されるも、検察が示した情況証拠は二転三転し、さらに大本営発表を鵜呑みにしたマスメディアの、誤報ともいえる情報が世論を形成。正当な捜...
―― 今年1月、NHKの新会長就任記者会見において、籾井勝人会長による特定秘密保護法や竹島問題などに関する発言が物議を醸した。さらに、NHKの理事10人全員に辞表を書かせたことを明かし、非難の的となっている...
―― 現政権が「女性が輝く日本へ」といった成長戦略を掲げ、"イクメン"という言葉で男性の育児参加が話題になるなど、旧来の性別役割分業制に対する変革が叫ばれている。こうした動きが、少子化問題や低成長に悩む日...
―― 2013年は、安倍政権下の報道や特定秘密保護法の強行採決など、従来では考えられない事態が起こったことで、日本は底が抜けたような状態に陥ってしまった。哲学者の東浩紀氏は、そんな13年を"1993年に始...
―― 今年の10月末頃、阪急阪神ホテルズが自社のホテル内レストランのメニューにおいて"誤表記"があったと発表した。これを受けて、全国各地の飲食店などで同様のケースが次々と公表された。かねてより問題となって...
―― ――2020年に東京での開催が決定したオリンピック。早速「2020年オリンピック・パラリンピック東京大会推進室」が設置されるなど、着々と準備が進んでいる。しかし、近年オリンピックの商業化に批判があがっ...
―― ――今年4月に発表された福島第一原発での汚染水漏洩問題は、いまだ収束の気配を見せていない。先のオリンピック招致でのプレゼンテーションにおいて、安倍晋三首相が「The situation is unde...
―― ──今年8月、映画監督のオリバー・ストーン氏が来日。広島、長崎の平和祈念式典に参列した後、沖縄にて講演や記者会見を行っていたことが広く報じられた。歴史ドキュメンタリー『もうひとつのアメリカ史』を制作し...
―― ──7月の参議院選挙は、大方の予想通り自民党の圧勝で幕を閉じた。今回の参院選において、マスメディアで取り沙汰されたのは、「ネット選挙の解禁」や「憲法改正」などだった。電力各社が、原発の再稼働を申請する...
―― ──かつて民主党政権下で大きな話題となった八ッ場ダムは、この7月に業者の選定が行われ、年内には本体工事が着工されるという。民主党政権下より「無駄な公共事業」との指摘がありながらも、計画を中止できない理...
―― ──現自民党政権は、今夏の参院選に向け、選挙公約に憲法改正を掲げており、大きな論点となっている。だが、同党が提示した憲法改正案は、前時代的な国家主義を体現したものだという。
―― TPP参加が騒がれるなど、日本の食環境に大きな変革が起こりそうだ。そんな中、「マル激トーク・オン・ディマンド」では数多くの”食”に関するテーマを議論してきた。今回は”食”を題材にしたドキュメンタリー映...
―― 2月15日、公正取引委員会委員長に内定した元財務次官・杉本和行氏は、再販価格維持制度(通称:再販制度)について現時点で見直す考えがないと表明した。公共性を理由に再販制度を維持している新聞社だが、その是...
―― 2012年7月1日より、日本でも固定価格買取制度(FIT=Feed-in Tariff)が導入された。わが国の再生可能エネルギーの推進を示す第一歩となった同制度だが、導入から半年あまりたった今、再エネ...
―― 近年、水資源の問題に注目が集まっている。貴重な資源である水(特に飲用可能な淡水)をめぐって、国際的な紛争や水資源の争奪が、すでに世界各地で起こっているのだ。今回は、ジャーナリストの橋本淳司氏の話から、...
―― 2012年12月16日、第46回衆議院議員総選挙が行われた。大方の予想通り、民主党の議席は激減し、自民党が政権与党に返り咲いた。しかし、同選挙の投票率は戦後最低の59・32%を記録。また、小選挙区比例...
―― ――1999年の創刊以来、芸能界から政財界、ヤクザにIT業界まで、各業界のウラ側を見てきた「サイゾー」。巷間騒がれる小誌の魅力をもっと多くの人に知ってもらいたい! そんな思いから、「サイゾー」を愛読し...
―― 大阪地検特捜部証拠改ざん事件に代表されるように、昨今、警察や検察の不祥事が後を絶たず、挙げ句には布川事件、東電OL殺人事件といった冤罪被害までが起こっている。こうした問題の背後にある刑事司法の構造的...
―― 「マスメディアの報道は、スポンサーや広告代理店の圧力を受けている」。こうした言説によって指摘される「広告圧力」の問題は、ネットを中心に批判されてきた。ややもすると陰謀論に回収されてしまう同問題の実態と...
―― 「人間とは何か?」この普遍的なテーマに対し、哲学や科学はかねてより多様なアプローチを続けてきた。そんな中、遺伝的に人間に最も近いとされるチンパンジーの研究を続ける松沢哲郎氏は、人間とチンパンジーを比較...
―― 8月3日、ACTA(偽造品の取引の防止に関する協定)と呼ばれる国際条約の批准法案が参議院を通過した。同法案は、著作権侵害などを取り締まるという名目で、ネット上での言論の自由を侵害する恐れがあるとして、...
―― 6月下旬、ブラジルのリオデジャネイロで「国連持続可能な開発会議」(通称「リオ+20」)が開催された。20年前に同地で行われた地球サミットの成果検証や将来の目標設定のために開催された同会議だが、閉幕後に...
―― 本誌7月号に掲載した前編では、「性の解放」が唱えられた60年代後半、「乙女ちっく」と呼ばれる70年代から始まった一連の少女マンガブーム、さらには80年代に始まったナンパ文化から90年代の援交文化への変...
―― 7月1日に大飯原発が再稼働を開始した。これに伴い、大飯原発前や総理大臣官邸前をはじめ、全国で反原発デモが巻き起こったことも記憶に新しい。反原発の気運が一層高まる中で、京都大学原子炉実験所の山名元教授は...
―― 昨年、ある結婚情報サービス企業が新成人を対象に行なったアンケートによると、7割以上が「現在、交際相手がいない」と回答したという。その理由の多くが「恋愛がめんどうくさい」ということだが、現状はどうなのだ...
―― 総合資源エネルギー調査会基本問題委員会によるエネルギー基本計画の見直しが大詰めを迎えた。しかし、日本のエネルギー政策の基本的な方向性を示すはずの議論は、現状、枝葉末節に終始している。
―― 12年目を迎えた『マル激トーク・オン・デマンド』。メインパーソナリティであるビデオジャーナリスト・神保哲生と社会学者・宮台真司の2人が、迷走を続ける日本社会の問題を看破する。
―― 福島原発事故以降、これについて発言する多くの専門家や政治家の言い回しに違和感をもった人は少なくないはずだ。東京大学教授・安冨歩氏の著書『原発危機と「東大話法」』では、こうした違和感を丁寧に解説している...
―― 【前編はこちら】 【中編はこちら】 3・11以降、原発訴訟はどのように変わるのか...
―― 【前編はこちら】 原発訴訟で障壁となる専門技術的裁量とは? 神保 元裁判官の立場...
―― ビデオジャーナリストと社会学者が紡ぐ、ネットの新境地 今月のゲスト 海渡雄一[弁...
―― 【前編はこちら】 【中編はこちら】 職業ジャーナリストは消え去る運命なのか? 神...
―― 【前編はこちら】 テクノロジーが変えるメディアとネットの将来 神保 原発事故とそ...
―― ビデオジャーナリストと社会学者が紡ぐ、ネットの新境地 今月のゲスト 佐々木俊尚[...
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