サイゾーpremium  > 連載  > 神保哲生×宮台真司「マル激 TALK ON DEMAND」  > 北海道警裏金問題から見える記者クラブの監...
連載
神保哲生×宮台真司 「マル激 TALK ON DEMAND」 第61回

北海道警裏金問題から見える記者クラブの監視能力と疲弊【中編】

+お気に入りに追加

【前編はこちら】

新聞と警察で交わされた不健全すぎる手打ちとは?

神保 後々になって高田さんを冷遇した北海道新聞の幹部たちが、その時は"宣戦布告"をよく許しましたね。

高田 少なくとも当時は「警察とケンカするつもりか?」とたしなめるような人はいなかったし、社内の雰囲気も「やってやろう」という感じでした。きちんとした取材をして、裏付けが取れて、ニュースの確度も文章もしっかりしていれば、紙面に載っていましたね。

神保 そして04年12月、道警が職員3000人以上の処分を発表。北海道新聞の全面勝利です。ところがその後、風向きはどのように変わっていったのでしょうか?

ログインして続きを読む
続きを読みたい方は...

Recommended by logly
サイゾープレミアム

2024年5月号

NEWS SOURCE

サイゾーパブリシティ