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サイゾー×プラネッツ『月刊カルチャー時評』VOL.48

『ズートピア』――ディズニーの自己批評路線が作り上げた、嫌になるくらいの完成度

―― 興行収入も右肩上がり、各所で絶賛の声が上がっている『ズートピア』。可愛らしいウサギとキツネが活躍するアニメ映画は、すでに言われている通り、差別や偏見をテーマにした社会派な作品に仕上がっている。この作品...

『ズートピア』――ディズニーの自己批評路線が作り上げた、嫌になるくらいの完成度
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サイゾー×プラネッツ『月刊カルチャー時評』VOL.47

『サイレントマジョリティー』――ポンコツ少女たちが演じきった硬派な世界観と、秋元康詞の巧みさ

―― 昨夏誕生したAKBの“公式ライバル”第二弾である欅坂46が、ついにデビューを果たした。MVはすでにYouTubeで再生回数1000万回を越え、『ミュージックステーション』への出演も果たしたこの曲と彼女...

『サイレントマジョリティー』――ポンコツ少女たちが演じきった硬派な世界観と、秋元康詞の巧みさ
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サイゾー×プラネッツ『月刊カルチャー時評』VOL.47

『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』――“月9史上最低視聴率”の9文字で烙印を押すな! 「他者のために生きること」を描いた良作

―― 『東京ラブストーリー』の脚本家・坂元裕二が手掛ける久々の月9作品として、ドラマファンの期待が高かった『いつ恋』。平均視聴率は9.4%と振るわず、終了後にはさんざん揶揄もされたが、むろんドラマの価値は視...

『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』――“月9史上最低視聴率”の9文字で烙印を押すな! 「他者のために生きること」を描いた良作
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サイゾー×プラネッツ『月刊カルチャー時評』VOL.46

『おそ松さん』――もはや社会現象化した“覇権アニメ”が内包するテレビ文化の隔世遺伝

―― 特集雑誌は完売、グッズには長蛇の列、放映後は考察がツイッターに躍る、前期・今期の圧倒的“覇権アニメ”となった『おそ松さん』。この大ヒットの理由を、テレビバラエティとの密接な関係を中心に読み解いてみたい...

『おそ松さん』――もはや社会現象化した“覇権アニメ”が内包するテレビ文化の隔世遺伝
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サイゾー×プラネッツ『月刊カルチャー時評』VOL.45

『ウルトラマンX』――平成ウルトラマンシリーズの総決算をここに見た! 怪獣と特撮の未来

―― 2015年の「ウルトラマン」テレビシリーズは、ウルトラマン生誕50周年を目前に控え、平成ウルトラマンの客演も相次いだ記念すべき作だった。仮面ライダーに比べ、ここ数年は広く話題になりづらかったウルトラマ...

『ウルトラマンX』――平成ウルトラマンシリーズの総決算をここに見た! 怪獣と特撮の未来
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サイゾー×プラネッツ『月刊カルチャー時評』VOL.44

『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』──期待値を上回る出来なれど、「映画」への欲望の変化を炙り出したSWフィーバー

―― 夏頃から尋常でない量の広告展開がなされ、満を持して昨年12月に公開された『スター・ウォーズ』エピソード7。生みの親であるルーカスが手を引き、J.J.エイブラムスが新たに監督の座に就いた本作が見せたのは...

『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』──期待値を上回る出来なれど、「映画」への欲望の変化を炙り出したSWフィーバー
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サイゾー×プラネッツ『月刊カルチャー時評』VOL.43

『AKB48』――AKB48の10周年とこれからの課題

―― AKB48が結成10周年を迎えた。国民的アイドルグループとして認識されるようになり、総選挙が多くの人の耳目を引いた時期から比べると、最近はその勢いがなくなっているようにも感じられる。センセーショナルさ...

『AKB48』――AKB48の10周年とこれからの課題
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サイゾー×プラネッツ『月刊カルチャー時評』VOL.42

『心が叫びたがってるんだ。』――『あの花』スタッフの再集結作が見せた、オタク系コンテンツの成熟と限界

―― 大ヒット作『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』のメインスタッフが再び集まったことで話題を呼んでいる『心が叫びたがってるんだ。』が見せてくれたのは、彼らのテクニカルな熟達と、それがゆえの環境的な...

『心が叫びたがってるんだ。』――『あの花』スタッフの再集結作が見せた、オタク系コンテンツの成熟と限界
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サイゾー×プラネッツ『月刊カルチャー時評』VOL.41

『ど根性ガエル』――大人になれない人たちのためにこそフィクションを…岡田惠和が獲得した“結論”

―― 実写化が発表された段階から、不安と嘲笑の声が大きかったドラマ『ど根性ガエル』。だがフタを開けてみれば、『銭ゲバ』『泣くな、はらちゃん』という名ドラマを手がけた脚本家・岡田惠和×河野英裕プロデューサーの...

『ど根性ガエル』――大人になれない人たちのためにこそフィクションを…岡田惠和が獲得した“結論”
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サイゾー×プラネッツ『月刊カルチャー時評』VOL.40

『マッドマックス 怒りのデス・ロード』――タイミングの偶然が生んだ、20世紀と21世紀の境目を爆走する良作

―― 今夏、映画好きを熱狂させた話題作『マッドマックス 怒りのデス・ロード』。「ヒャッハー」しているだけでは終われない、この「映画」の本当のすごさと、その背景を読み解いてみよう。

『マッドマックス 怒りのデス・ロード』――タイミングの偶然が生んだ、20世紀と21世紀の境目を爆走する良作
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サイゾー×プラネッツ『月刊カルチャー時評』VOL.39

『バケモノの子』──批判力なきファンタジーに意味はあるのか?

―― 『時をかける少女』から『サマーウォーズ』、そして『おおかみこどもの雨と雪』と、大作劇場アニメを手がける監督として名をなした細田守。ポストジブリの筆頭格とされる彼の3年ぶりの新作は、実に肩透かし感の強い...

『バケモノの子』──批判力なきファンタジーに意味はあるのか?
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サイゾー×プラネッツ『月刊カルチャー時評』VOL.38

『海街diary』ファンタジーとしての鎌倉で、回りまわる“サイクル”の物語──是枝裕和の円熟

―― 『吉祥天女』や『BANANA FISH』などの名作で知られる吉田秋生の連載中のマンガ『海街diary』が、是枝裕和の手によって実写化された。綾瀬はるか・長澤まさみ・夏帆・広瀬すずという豪華キャストが4...

『海街diary』ファンタジーとしての鎌倉で、回りまわる“サイクル”の物語──是枝裕和の円熟
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サイゾー×プラネッツ『月刊カルチャー時評』VOL.37

『Gのレコンギスタ』富野由悠季の最終作!? 73歳の挑戦とロボットアニメの限界がリンクした問題作

―― 製作が発表された段階から話題をさらい、放映が始まってからもネットを中心に賛否の嵐を巻き起こしたガンダムシリーズ最新作。実に15年ぶりとなる富野由悠季自身が手がけるガンダムは、何を描き出していたのか?

『Gのレコンギスタ』富野由悠季の最終作!? 73歳の挑戦とロボットアニメの限界がリンクした問題作
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サイゾー×プラネッツ『月刊カルチャー時評』VOL.36

『山田孝之の東京都北区赤羽』映像作品に何ができるか?――切迫感が担保したフェイクドキュメンタリーの強度

―― 15年冬クール、1本のドラマが「なんか変なことをやっている」と視聴者の間で話題になった。それが本作だ。知る人ぞ知るコミックエッセイを原作に、俳優・山田孝之を主演に据えた作品は、どこまで本当でどこから演...

『山田孝之の東京都北区赤羽』映像作品に何ができるか?――切迫感が担保したフェイクドキュメンタリーの強度
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サイゾー×プラネッツ『月刊カルチャー時評』VOL.35

『問題のあるレストラン』『最高の離婚』から2年、脚本家・坂元裕二がたどり着いた“社会派”作品の新たな描き方

―― 『Mother』『それでも、生きてゆく』『最高の離婚』『Woman』と、ここ数年話題作を生み続けてきた脚本家が、14年冬クールに描いたテーマは現代日本のジェンダー問題だった。脂の乗った作家が見せた、到...

『問題のあるレストラン』『最高の離婚』から2年、脚本家・坂元裕二がたどり着いた“社会派”作品の新たな描き方
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2024年5月号

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