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サイゾー×プラネッツ『月刊カルチャー時評』VOL.18

『半沢直樹』──時代劇+職業ドラマの手法とマンガ的演出で見せた、サラリーマン社会のリアリティ

――  今夏『あまちゃん』と並んで最大の話題を博し、「倍返しだ!」という流行語も生んだ、久々の大ヒットドラマが誕生した。一種社会現象化までした『半沢直樹』の成功の要因を、サラリーマン文化論から考える。

『半沢直樹』──時代劇+職業ドラマの手法とマンガ的演出で見せた、サラリーマン社会のリアリティ
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サイゾー×プラネッツ『月刊カルチャー時評』VOL.17

『恋するフォーチュンクッキー』──ディスコ・チューンで「指原センター」な曲が示す、これから始まる“AKB48第二章”

―― ──6月に行われた第5回AKB48選抜総選挙で、指原莉乃が1位になった。そしてセンターに彼女を迎えてリリースされたシングルが「恋するフォーチュンクッキー」だ。初動で100万枚を超えた同作が示す、AKB...

『恋するフォーチュンクッキー』──ディスコ・チューンで「指原センター」な曲が示す、これから始まる“AKB48第二章”
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サイゾー×プラネッツ『月刊カルチャー時評』VOL.16

『風立ちぬ』──宮崎駿の業と本質が凝縮された本作を受け、次の世代に課せられた使命

―― 『崖の上のポニョ』以来5年ぶりとなる宮崎駿の新作アニメが公開された。公開2週で早くも累計動員220万人、興行収入28億円を突破と今夏最大のヒット作となりそうだ。「遺作」とも銘打たれた本作で、宮崎駿は何...

『風立ちぬ』──宮崎駿の業と本質が凝縮された本作を受け、次の世代に課せられた使命
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サイゾー×プラネッツ『月刊カルチャー時評』VOL.15

『進撃の巨人』──圧倒的な破壊のファンタジーから人間ドラマへ、人気作はなぜジャンルを跳躍したのか

――  09年の連載開始以来、高い人気を誇るマンガ『進撃の巨人』。4月からはテレビアニメも放映され、その人気は加速し、単行本は累計2000万部を突破した。ネタバレ全開で、この作品の不思議な吸引力を読み解いて...

『進撃の巨人』──圧倒的な破壊のファンタジーから人間ドラマへ、人気作はなぜジャンルを跳躍したのか
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サイゾー×プラネッツ『月刊カルチャー時評』VOL.14

『海街diary』──大御所少女マンガ家はまだ挑戦をやめない! マンガ大賞受賞作を読み解く

――  栄えある2013年マンガ大賞を受賞したのは、『バナナフィッシュ』をはじめ数々の代表作を抱える、活動歴40年近い大ベテラン少女マンガ家の最新作だった。鎌倉を舞台にした4姉妹の物語は、いったいどれだけ見...

『海街diary』──大御所少女マンガ家はまだ挑戦をやめない! マンガ大賞受賞作を読み解く
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サイゾー×プラネッツ『月刊カルチャー時評』VOL.13

『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』──「論外」「これはまずい」村上春樹新刊に何ひとつ褒めるところナシ

―― 4月12日、今や日本を代表する大作家である村上春樹の新刊が発売された。わずか1週間で 100万部を突破し、それ以後のメディアや一部読者の狂騒ぶりは前ページまででもお伝えしてきた通りだ。だがしかし、皆が...

『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』──「論外」「これはまずい」村上春樹新刊に何ひとつ褒めるところナシ
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サイゾー×プラネッツ『月刊カルチャー時評』VOL.12

『泣くな、はらちゃん』──『銭ゲバ』コンビだからこそ成し得た、虚構と現実の新しい関係

―― 2013年春期クールのドラマは、かなり豊作だった。その中にあって、脚本・岡田惠和、プロデューサー・河野英裕(日テレ)という、ドラマファン注目のコンビがタッグを組んだのが『泣くな、はらちゃん』だ。長瀬智...

『泣くな、はらちゃん』──『銭ゲバ』コンビだからこそ成し得た、虚構と現実の新しい関係
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サイゾー×プラネッツ『月刊カルチャー時評』VOL.11

『特命戦隊ゴーバスターズ』──意欲作であることは間違いない、戦隊モノの新タイプへの挑戦

―― 毎週日曜朝7時30分から放映される戦隊ヒーロー番組。『仮面ライダー』よりもさらに低年齢層向けとあって、なかなか読者諸兄にはチェックしている人も少なかろうが、2012年放映作はかなりディープでハードな作...

『特命戦隊ゴーバスターズ』──意欲作であることは間違いない、戦隊モノの新タイプへの挑戦
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サイゾー×プラネッツ『月刊カルチャー時評』VOL.10

『DOCUMENTARY of AKB48』──AKBはもはや”社会”と同義だ

―― 峯岸みなみの丸刈り騒動の余韻覚めやらぬ2月1日、AKB48の3作目となるドキュメンタリー映画が公開。作中で板野友美の卒業が発表されるサプライズも含まれていた同作は、巨大コンテンツに成長したAKBとその...

『DOCUMENTARY of AKB48』──AKBはもはや”社会”と同義だ
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サイゾー×プラネッツ『月刊カルチャー時評』VOL.9

『平清盛』──低視聴率なんて関係ない! 制作陣が挑んだ、この傑作を観よ!!

――  今月号の小特集では大河ドラマについて取り上げてきたが、それでは12年まさに紛糾した『平清盛』の真の魅力とはなんだったのか? 『清盛』に魅せられた2人の男がアツく語り合う!

『平清盛』──低視聴率なんて関係ない! 制作陣が挑んだ、この傑作を観よ!!
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サイゾー×プラネッツ『月刊カルチャー時評』VOL.8

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』──ファンの度肝を抜いた新劇場版3作目、その物足りなさと歯がゆさのゆえん

―― 90年代カルチャー史に屹立するアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』。その再構築作品『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』は、07年から始まった。最初は『序』、そして09年に第2作『破』が公開され、3年経った今冬、3...

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』──ファンの度肝を抜いた新劇場版3作目、その物足りなさと歯がゆさのゆえん
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サイゾー×プラネッツ『月刊カルチャー時評』VOL.7

『桐島、部活やめるってよ』──ゼロ年代スクールカーストものへの批評性を得た、距離感の勝利

―― 今年8月に公開され、じわじわと人気を広げてロングランヒット上映中の本作。ゼロ年代に文芸を中心に流行したいわゆるスクールカーストものであり、不在の人物をめぐる群像劇でもある。公開後にはさまざまな読み解き...

『桐島、部活やめるってよ』──ゼロ年代スクールカーストものへの批評性を得た、距離感の勝利
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サイゾー×プラネッツ『月刊カルチャー時評』VOL.6

『リッチマン、プアウーマン』──試行錯誤を繰り返すフジの月9が見出した、新しい恋愛ドラマの形

―― 小栗旬と石原さとみ主演で、IT企業を舞台にした恋愛ドラマ──それが本作の大枠だ。これをフジテレビの月9でやるとなると、おサムいことになりそうなものなのだが、しかし、なかなかどうしてこれがクセモノの良作...

『リッチマン、プアウーマン』──試行錯誤を繰り返すフジの月9が見出した、新しい恋愛ドラマの形
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サイゾー×プラネッツ『月刊カルチャー時評』VOL.5

『ダークナイト ライジング』──ジョーカーの後に描かれた”個人”の物語、着地点はAKBと日本的匿名社会

―― 今夏、クリストファー・ノーラン監督による「バットマン」3部作の完結編が日本でも公開された。前作『ダークナイト』は、人々の想像を超えた驚異的な悪役”ジョーカー”のキャラクターを中心に、賛否両論さまざまな...

『ダークナイト ライジング』──ジョーカーの後に描かれた”個人”の物語、着地点はAKBと日本的匿名社会
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サイゾー×プラネッツ『月刊カルチャー時評』VOL.4

『おおかみこどもの雨と雪』──『サマーウォーズ』から3年……“子離れ”の物語が感じさせた細田守の新路線

―― 『時をかける少女』『サマーウォーズ』と、非ジブリ作品の中で健闘を続け、評価を高めてきた細田守監督の最新作が今夏公開されている。“おおかみおとこ”との間に生まれた子どもを育てる母と、その子どもたちの物語...

『おおかみこどもの雨と雪』──『サマーウォーズ』から3年……“子離れ”の物語が感じさせた細田守の新路線
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2024年5月号

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