【欧州各地でテロ続発!】ピストルズが歌ったIRAから考える――世界はいま本当に「テロの時代」か?
―― 2017年5月にイギリス・マンチェスターのイベント会場で23人が死亡した自爆テロや、同年6月にロンドン橋で車が通行人をはねて8人が死亡した事件など、欧州で“多発”しているテロ事件。それらの多くはISも...
―― 2017年5月にイギリス・マンチェスターのイベント会場で23人が死亡した自爆テロや、同年6月にロンドン橋で車が通行人をはねて8人が死亡した事件など、欧州で“多発”しているテロ事件。それらの多くはISも...
―― 昨年1月に起きた「シャルリー・エブド」襲撃事件。同年11月には、同じくフランス・パリの複数の地で、イスラム国による同時多発テロ事件が起きた。フランスを拠点とするアーティストや、世界各国のミュージシャン...
―― 連日テロ関連の報道が続く中、シリア付近で消息を絶った29歳日本人女性、フリージャーナリストA氏らの安否も懸念されている。彼らの消息について、外務省関係者は「日本政府にできるのは、トルコなど周辺国の大使...
―― 風刺週刊紙「シャルリー・エブド」を襲撃したイスラム過激派の一人は、かつてラッパーとして活動していたという。その事実を不可解に思うかもしれないが、フランスにはムスリム系移民らによって育まれた"ラップ・フ...
―― 本稿では視点を変えて、熱心なイスラム教徒であるヒップホップのラッパーたちのリリックから、その"思想"を読み取りたい。なぜ、アメリカの黒人ラッパーたちはイスラムに惹き付けられたのか。そしてイスラムがヒッ...
―― ここまでは、法社会学の視点から、イスラムの禁忌に触れた風刺紙発行元へのテロリズムについて考察してきた。では一体、他国ではどのような"タブーなき雑誌"があるのだろうか? 表現の自由と共に、考察してみよう...
―― 「シャルリー・エブド」襲撃事件の犯人(アルジェリア系フランス人)然り、"首斬り執行人"ジハーディ・ジョン(エジプト系イギリス人)然り、「イスラム国」の構成員にはヨーロッパのイスラム系移民が多数参加して...
―― 本誌名物連載「法痴国家ニッポン」の河合幹雄氏が、今回は特集ページに特別出張。法社会学者であり仏在住経験もある氏が、1月にフランスで起きた"イスラムテロ"やその背景にある移民問題の本質を、歴史的な文脈も...
―― イスラム過激派……通常我々は、一部のイスラム教徒を総称し、こう口にする。だが、戒律を重んじるイスラム教徒からも非難を浴びるイスラム過激派とは、そもそもいかなる存在なのか? そしてテロリズムという定義は...
―― 「スポーツによる世界平和」という政治的メッセージのもとに始まり、ナチスによるプロパガンダに利用されつくしたベルリン大会、冷戦期の代理戦争としてボイコットが相次いだモスクワ・ロス両大会など、常に政治に翻...