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【premium限定連載】芸能ジャーナリスト・二田一比古の「週刊誌の世界」

森田剛の結婚と岡田准一の結婚の違い――ジャニーズの結婚に新たな地図

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ジャニーズの結婚に新たな地図の画像1

 “V6”の岡田准一(37)が女優の宮崎あおい(32)と結婚したのに続き、今年3月に同じ“V6”のメンバー・森田剛(39)も女優の宮沢りえ(44)と結婚を発表した。これでグループは6人中、4人が既婚者のアイドルグループとなった。

 年齢的にいえば、今回の2人も含めすでに三十代後半。社会的には結婚適齢者。結婚してもおかしくないが、ファンにとっては今もジャニーズのアイドル。結婚どころか、熱愛だけでもファンからはブーイングが出る。人気にも影響する。それでも結婚を決意した背景にはタレントの意識変化が見て取れる。

 かつてジャニーズは「結婚するなら事務所を辞めてからにして」という暗黙のルールがあったという。芸能プロ関係者によれば、「結婚すればファンが離れる。人気も落ちれば仕事もなくなる。結婚か仕事を取るかと言われれば、せっかく築いた人気を捨てることはできず、結婚を諦めることになる」という踏み絵みたいな縛りがあったという。それを変えたのが2000年の木村拓哉(44)の結婚。工藤静香との“デキ婚”は世間を震撼されるほどの衝撃だった。

 当時、グループの中でもトップの人気を誇っていた木村が結婚。周囲は反対したが、2人の意志は固く幹部は結婚を許諾。条件としてツーショットを見せることはもちろん、木村が妻の工藤静香や子供の話をするのはNGとされていたという。しかし、ジャニーズ内で「僕たちも結婚できる」という意識変化が起き、徐々に結婚は許されるようになっていった。今では年中行事のように1人、2人と増えていった。岡田、森田の結婚もその流れに過ぎないが、結婚した流れはそれまでとは異なる。岡田の相手、宮崎はバツイチ。しかも「不倫の末に」という疑惑もかけられていた。周囲の反対を遮るように岡田は実に堂々と交際していた。ドライブに買物デートが週刊誌に撮られていた。さらには昨年夏に完成した豪邸。2人の新居とするのは見え見えだった。

「交際をオープンにすることは、世間にも事務所にも暗黙のうちに“結婚します”と宣言したようなもの。反対できない状況を作った。岡田はアイドルというよりすでにジャニーズを代表する役者。事務所の後押しがなくとも、役者としてやっていけると自信を持っているし、映画界でも今後を背負う役者とまで評価されている」(テレビ関係者)

 結婚で人気も仕事も失うことはない。という自信が岡田にはあった。

 一方、森田の相手の宮沢はバツイチにして8歳になる娘がいるシングルマザー。岡田以上にハンデがあり、結婚への障害も大きかった。演劇関係者によれば、「2人は本格的な舞台役者。仕事を通じての仲。傍から見ても相思相愛でした」と周囲も認めるベストカップルだったという。

 2人の交際は岡田以上にオープンだった。都内のレストランでのデート。宮沢の家に通う森田の姿。沖縄や京都に仲良く旅行と、人目を気にする様子はまったくなかった。障害は内にあり。最大の障害は娘の問題。宮沢にとっても再婚に求める絶対条件は娘との関係。仲良くやっていけるかにあった。芸能関係者が話す。

「宮沢は将来、娘を女優にしたいという思いがある。宮沢自身が母親から芸能界を薦められたように、遺伝子みたいなものでしょう。役者として認める森田は好都合な相手。少しずつ慣れていき、今では父子のように仲がいいと聞きます」

 娘との良好な関係で結婚の決断を下した。

 岡田はバツイチ、森田はシングルマザーと、事務所の結婚許容範囲も広がったことを意味する。次はどんな相手と結婚するアイドルが出てくるのか?それとも婚約会見や結婚披露宴を開くまでになるのか?

 ジャニーズの結婚事情はさらに進化を続ける。

(敬称略)

二田一比古
1949年生まれ。女性誌・写真誌・男性誌など専属記者を歴任。芸能を中心に40年に渡る記者生活。現在もフリーの芸能ジャーナリストとしてテレビ、週刊誌、新聞で「現場主義」を貫き日々のニュースを追う。

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