サイゾーpremium  > 特集  > アダルト  > 性犯罪の【種類と量刑】解説

――性犯罪と一口に言っても、軽犯罪から無期懲役に至る罪までさまざま。ここでは、その種類とそれぞれの刑罰の程度を見ていこう。

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『性犯罪被害にあうということ』(朝日文庫)

■強姦罪
13歳以上の女性に対する暴行や脅迫を用いた姦淫行為。相手が13歳未満と知りながら姦淫をした場合は、同意があっても成立する。現状は加害者は男性、被害者は女性に限られる。3年以上の懲役。酒や薬などで判断能力を失わせて姦淫をした場合は、“準強姦罪”になる(刑罰は同じ)。

■強制わいせつ罪
13歳以上の男女に対する暴行や脅迫を用いたわいせつな行為。相手が13歳未満と知っていれば同意があっても成立する。6カ月以上10年以下の懲役。姦淫目的だが姦淫に至らなかった場合は強姦未遂。それ以外のわいせつな行為が当てはまる。酒や薬などで判断能力を失わせた場合は、“準強制わいせつ罪”で刑罰は同じ。

■集団強姦罪
2人以上の加害者による強姦罪。強姦罪、強制わいせつ罪と違って非親告罪なので、被害者の告訴がなくても起訴できる。4年以上の懲役で、通常の強姦罪より刑が長くなる。

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