サイゾーpremium  > 特集  > 疲弊しきった医師たちと、行き詰まる病院医...
第1特集
医療破綻を食い止める気鋭のドクター

疲弊しきった医師たちと、行き詰まる病院医学界に風穴を開ける救世主は現れるか?

+お気に入りに追加

──かつては世界トップレベルの技術を誇った日本の医師たち。だが、医療費抑制政策により手厚い医療制度に陰りが見え、医療崩壊が叫ばれている。こうした中、破綻寸前の医療制度に光明をもたらす医師たちはいるのだろうか?

1203_iryo.jpg
『医療大崩壊』(講談社文庫)。

 1990年代後半以降、「医療崩壊」という言葉を耳にするようになった。その根底には、長年の医療費抑制政策による医師の人手不足がある。既存の中型総合病院では、ひとつの科につき医師が1~2人というところが増え、昼夜を問わず休みを取れない医師は疲弊。これにより医師のモチベーションの低下、さらには救急患者の受け入れ拒否などといったさまざまな問題が噴出し、マスコミを賑わせてきた。そうした「医療崩壊」が叫ばれる中、追い討ちをかける問題が噴出しており、それが、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)への参加表明だという。

 11年11月、野田佳彦総理はTPP協議への参加を表明。これに対して日本医師会は「国民皆保険の堅持、医療の安全・安心の確保が約束されない限り、参加を認めることはできない」との懸念を示した。TPPへの参加は、日本の医療に一体どのような変化をもたらすのか? 医療経営雑誌「クリニックばんぶう」(日本医療企画)の清水大輔編集長が考えるシナリオはこうだ。

ログインして続きを読む
続きを読みたい方は...

Recommended by logly
サイゾープレミアム

2020年3月号

バンクシー&現代(危)アート

バンクシー&現代(危)アート
    • 【バンクシー】の矛先と日本
    • バンクシーと【パルコ】の関係
    • 社会を斬る【次世代アーティスト】
    • 【石川真澄×くっきー!】異端美術対談
    • レン・ハン自殺後の【中国写真】
    • 【舐達麻】が吐くラップとタトゥー
    • 【刀剣乱舞】狂騒曲
    • 芸術なのか?【AIアート】の真贋
    • AI推進国【韓国】のAIアート
    • 【高山明×中島岳史】「不自由展」圧力と希望
    • あいトリをめぐる【政治家たち】
    • 【書肆ゲンシシャ】が選ぶ(奇)写真集
    • 【天皇肖像】の含意とアート群
    • 【美術展ビジネス】に群がる既得権益
    • 現代アートの今がわかる書籍群

池田ショコラ、甘くて苦いオトナグラビア

池田ショコラ、甘くて苦いオトナグラビア
    • 【池田ショコラ】大人に脱皮

NEWS SOURCE

インタビュー

    • 【河合優実】「森永 in ゼリー」CMで話題の若手女優
    • 【ACE COOL】「本当の己」と「ラッパーである己」を見極める
    • 【BALLISTIK BOYZ】EXILE TRIBEの末っ子、世界への跳躍

連載

    • 表紙/都丸紗也華「このへんで跳ねたいんです」
    • 【ぴーぴる】天真爛漫娘の現代っ子放談
    • 必ず最後に【杏】は勝つ
    • 【ベビーテック】の伝道師が語る普及の道
    • 【萱野稔人】"殴り合い"はなぜ人間的なのか
    • 【イズム】が蘇る2020年の音頭
    • 米発【ミートテック】が狙う中国人の胃袋
    • 【丸屋九兵衛】アンバーを語る
    • 【町山智浩】「スキャンダル」TV局トップのセクハラを暴け!
    • 世界の左派が掲げる【反緊縮経済政策】
    • 小原真史の「写真時評」
    • 笹 公人「念力事報」/令和のマスク騒動
    • おたけ・デニス上野・アントニーの「アダルトグッズ博物館」
    • 稲田豊史/「So kakkoii 宇宙」小沢健二の鎮魂歌
    • 辛酸なめ子の「佳子様偏愛採取録」
    • 震災をきっかけに浸透した「んだ」のビール
    • 更科修一郎/幽霊、雑誌もまた老いて死んでいく。
    • 『花くまゆうさくの「カストリ漫報」』