サイゾーpremium  > 特集2  > 重要メディアに変貌したニコ動の"スネの傷...
第2特集
ニコニコ動画研究──その死角と展望【12】

重要メディアに変貌したニコ動の"スネの傷"──著作権問題はクリアしつつもドワンゴ内部がヤバい!?

+お気に入りに追加

──プレミアム会員の増加で黒字化を達成し、超巨大コンテンツ企業へと変貌を遂げたニコ動の運営者たる株式会社ドワンゴ。では、足下に問題点はないのか? そして、ニコ動は今後、どこへ向かうのか?

1105_hiroyuki.jpg
「ニコニコ大会議FINAL」において、ニコニコ動画の今後の方向性について苦言を呈したひろゆきこと西村博之氏。株式会社ニワンゴの取締役でもある。

 動画共有サイトには、常に著作権にまつわるリスクがつきまとってきた。米グーグルが運営する動画共有サイトの代表格YouTubeも、米メディアグループViacomとの長期にわたる訴訟を抱えてきた。だが、違法動画の自動検出や迅速な削除対応などが功を奏し、YouTubeとコンテンツ企業との関係は改善、現在では、多くのレコード会社やテレビ局が公式チャンネルを開設するに至っている。

 一方のニコ動も、ほかのコンテンツ企業に対して同様の対応を取ってきた。テレビ番組や音楽PVなどの違法コンテンツに関する権利者からのクレームに対する、ニコ動の対応は迅速で、動画が削除された際に代わりに流れる音声アナウンス【音程が外れたリコーダーのジングルと、微妙に下手な女性によるメッセージ】を聞いたことのあるユーザーも多いだろう。こうしたこまめな対応、そして運営元のドワンゴが着メロ事業で音楽・芸能方面と良好な関係を築いてきたことも功を奏して、今ではニコ動上にアーティストやアニメ会社による多数の公式チャンネルが開設されるまでに至っている。

ログインして続きを読む
続きを読みたい方は...

Recommended by logly
サイゾープレミアム

2019年11月号

Netflix(禁)ガイド

Netflix(禁)ガイド
    • SNS時代の【アメリカ】動画
    • ケガしても【拡散希望】の狂気
    • 海外ポルノ界の【全裸監督】たち
    • 本家【全裸監督】の海外での評判は?
    • 【小林直己】ネトフリで世界進出
    • 世相を反映【ディストピアSF】傑作選
    • 【A-THUG】が推すドラッグ番組
    • 下品なだけじゃない【恋愛リアリティ番組】
    • 【恋愛リアリティ番組】一挙レビュー
    • 【みうらうみ】ネトフリドラマグラビア
    • ネトフリ人気作の【エロ依存度】
    • 【人気作6作】のエロシーン検証
    • 【奈良岡にこ】再生数アップのサムネ術
    • 【スタンダップコメディ】作品のトリセツ
    • 【スタンダップコメディアン】が語るAマッソ問題
    • 【クィア・アイ】と女言葉翻訳の問題
    • 【差別語】翻訳の難しさ
    • 配信で見返す【90年代ドラマ】
    • タブーな【民法ドラマ】6選

収監直前ラッパーD.Oの告白

収監直前ラッパーD.Oの告白
    • 【ラッパーD.O】悪党の美学

NEWS SOURCE

    • 【関電スキャンダル】3つのタブー
    • 【あいちトリエンナーレ】騒動の余波
    • 【浜崎あゆみ】ドラマ化と引退疑惑の真相

インタビュー

    • 【松本妃代】──実は踊れる演技派女優
    • 【FUJI TRILL】──モッシュを起こすヒップホップDJ
    • 【Neon Nonthana & Eco Skinny】──カップルの日常ラップ

連載

    • 表紙/福井セリナ「ポッと入ったんです。」
    • 【石田桃香】紫に包まれる肢体
    • 【真帆】がいるだけで
    • 【日本】で新しいことができないワケ
    • 【萱野稔人】宇宙生物学と脳の機能から見る人間(後)
    • 追悼【高須基仁】という男
    • 不要な【アレンジ】おもてなし魂
    • 【Lizzo】女性MCたちの一斉開花
    • 町山智浩/【ハスラーズ】ストリッパーの逆襲
    • 【アメリカに依存する】日本のサイバー戦争対策
    • 小原真史の「写真時評」
    • 五所純子「ドラッグ・フェミニズム」
    • 笹 公人「念力事報」/TOKIOの晩年
    • おたけ・デニス上野・アントニーの「アダルトグッズ博物館」
    • 稲田豊史/【愛がなんだ】がヒットする日本のヤバさ
    • アッシュ・ハドソンの「アングラ見聞録」
    • 辛酸なめ子の「佳子様偏愛採取録」
    • 元エンジニアが作る【古代クジラ】を冠したビール
    • 更科修一郎/幽霊、TVの国でキラキラの延長戦。
    • 『花くまゆうさくの「カストリ漫報」』