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連載
高須基仁の暴言・放言・妄言録 私は貝になりたい 第73回

パイパン礼賛文化は、反逆者を徹底排除する感覚に通じている!

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「しゃべるな!」と言われたことを、あちこちでしゃべりまくり、命まで狙われたこともあるというタカス。周囲から怒られる度に「貝になる」と誓うのだが、その放言癖はいまだ健在だ。

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10月21日、「第11回熟女クイーンコンテスト」が開催された。ゲストは官能小説家の丸茂ジュン、パントタイマーの中村有志ら、会場には約250人の熟女ファンと高須マニアが集まった。審査員長のやくみつるが「"熟女の土俵際のしぶとさ"と"熟女の反骨心"に乾杯」とコメントしたことが印象的だった。

 テレビで男子の「世界体操」を見ていて、ふと思った。金メダルを取った内村航平選手のワキ毛が濃い。欧米の選手や中国の選手を見ると毛がない。ワキ毛ボーボーなのは日本人選手だけ。記録より点数より、ワキ毛が気になって仕方がなかった。

 昔はショーン・コネリーなど、胸毛が濃いハリウッド俳優が大勢いた。長嶋茂雄も濃くて「胸毛の長嶋」と呼ばれていた。胸毛は男の肉体美のひとつとされていたのだ。私も4~5本生えている。しかし、最近は胸毛の生えている俳優は見たことがない。ブラピもツルツルである。剃っているのか自然に生えなくなったのかはわからない。ヒゲも昔より薄い男が増えた気がするので、俗に言う「草食化」と関係があるのだろうか。男性が女性化しているというのか。いや、私は自分で処理しているのではないかと思う。

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