菅田将暉になくて、伊野尾慧にあるものとは? 雑誌を占拠するジャニーズ、被写体としての実力を問う!
―― アイドル誌、テレビ誌、情報誌、ファッション誌……ありとあらゆる媒体でフォトジェニックな姿を見せるジャニーズのアイドルたち。同じ誌面に並ぶほかのイケメンと彼らとでは何が違うのか。歌手やタレントとしてのマ...
―― アイドル誌、テレビ誌、情報誌、ファッション誌……ありとあらゆる媒体でフォトジェニックな姿を見せるジャニーズのアイドルたち。同じ誌面に並ぶほかのイケメンと彼らとでは何が違うのか。歌手やタレントとしてのマ...
―― ある人物や企業、組織などが発信した内容、行った行為に対し、SNSなどで批判的なコメントが殺到する現象を“ネット炎上”と呼ぶ。芸能人の不倫、組織の不正や汚職といったスキャンダルなど、内容は多岐にわたるが...
―― 深夜ラジオを本格的に聴き始めたのは高校時代だ。六畳に生徒会長の先輩と2人の座敷牢……もとい、寮生活はテレビ所有禁止だったので、勉強のふりをしつつヘッドホンでラジオを聴くしかなかった。当時、熱心に聴いて...
―― 80~90年代には女優への登竜門としても機能した、繊維メーカーやビール会社の水着キャンペーンガール。気づけばビール会社は水着のキャンペーンガールを起用しなくなり、キャンペーンガール出身の女優も出てこな...
―― 昨年を振り返ると、年始から年末までボーイ・ジョージがお悔やみ担当だった気がする。
―― 日本の祭りに欠かせないもののひとつに、にぎやかな太鼓のリズムがある。リズムを司る和太鼓団体には、伝統的な太鼓団体をはじめ、戦後になって新しく生まれた創作和太鼓団体、さらには伝統的なスタイルを元にして新...
―― 篠山紀信、渡辺達生、野村誠一……。グラビア写真界にはそのような大御所カメラマンがいるが、やはり一般的には被写体であるアイドルやタレントのほうに目を向けられることが多いだろう。では、その世界で活躍する写...
―― グラビア写真についてあれこれ語りたいなら、被写体のアイドルだけでなく、大御所カメラマンの経歴もざっと知っておいたほうがいいかもしれない。
―― 最近話題の「ユーザーエクスペリエンス(UX)」。デザインや製品開発の言葉と捉えがちだが、現在ビジネスのあらゆる分野で注目を集めている概念だ。物やサービスがあふれる現代において、今後のプロダクトデザイン...
―― こちらの記事ではでみなぎる筋肉グラビアを堪能していただいたことと思うが、ここからは、「なぜ女子が筋トレに走るのか?」を考察していきたい。じわじわとブームになりつつある背景には、ある意味では納得の理由が...
―― 2016年の秋~年末にかけて放映された『逃げ恥』は、久々の民放発のヒットドラマとなった。エンディングの「恋ダンス」がどれほどはやったかは、もはや説明不要だろう。主演の新垣結衣&星野源がいかに可愛いかを...
―― 昨年末にも開催された恒例のコミケにも出展し、同人誌界隈では知らぬ人間は存在しないほどのセンス、そして画力を誇る本条たたみ氏。普段は会社に勤務しつつ、仕事が終わればペンを片手にしこしことエロマンガ制作に...
―― 「メンヘル」という言葉が生まれて数年が経ち、今やSNSでは「メンヘラクラスタ」と呼ばれる集団すら誕生している。この言葉がカジュアル化していく過程で生まれた正負の両側面を見ていこう。
―― こちらの記事で触れてきたように、「メンヘラ」はもはや文化になってきた。では、元来は非常にネガティブな意味合いだったはずのこの言葉/文化が、どのようにして一般性を獲得したのか? “病気”をコンセプトに据...
―― 1960年代から日本の米軍基地周辺を被写体にした「占領」シリーズを撮影していた東松照明は、69年に極東最大の軍事基地を有する沖縄へと向かった。同年「基地の島」としての側面に焦点を当てた『OKINAWA...
―― 経済誌の年末の風物詩である“未来予測”特集。翌年の展望を占う予測は、読み手の興味を引く。ただ、現在の科学力で正確な経済の未来予測などは事実上不可能だ。それでは、各誌の編集者たちは、どのようにして、これ...
―― 日本に来るようになって4年が経つ。俺はいつもハプニング・バーやセックス・クラブ、セクシー・マッサージなど、あまり人に知られていない場所を探索している。そこで日本人の友人もでき、日本のアンダーグラウンド...
―― 2000年からパリで行われている「JAPAN EXPO」も今年で17年目を迎え、海外におけるマンガの浸透率はNo.1と言われるフランス。そんな同国において、近年では“日本では売れ筋とは一線を画す”作品...
―― サンタクロースは誰のところにもやってくるわけではない。家々で歓声が上がるクリスマスの朝、ある種の子どもたちは疎外感を味わうことになる。例えば、戦前、川崎臨海部の湿地帯に朝鮮人労働者が建てたバラック群が...
―― 翻訳家はどこまで訳す必要があるのか?──『おしえて! ギャル子ちゃん』『坂本ですが?』『エロ漫の星』など日本人にしか理解できなさそうな、マニアックな作品まで今では海外でも刊行されているが、そんな日本独...
―― 企業や経済をテーマにしたマンガは数あれど、90年代のバブル崩壊後から“金融”をテーマにした作品が多く見受けられる(気がする)。ここではそれら“金融マンガ”、中でも闇金や消費者金融に特化した作品を、金融...
―― 10通りのオナニーがあれば、10通りのネタが存在する。それは似ているようで、似ていない。性癖は人それぞれ――そんななかエロマンガは、読者のニーズに応えるべく、時代と共に細分化しながら進化している。ここ...
―― 昨年末、カジノ設置を謳うIR法案が衆院を通過、国会で成立した。賭博を禁止する刑法に例外をもたせ、新たな市場を創出すると目されているが、それ以前に慎重な精査がまるでなされていないと鳥畑与一氏は警鐘を鳴ら...
―― マンガの国の住人なので、呼吸するようにマンガを読んできたが、近年は電子書籍ばかり買っている。本棚のキャパシティが限界なので実に便利だが、気がついたら2000冊を超えていた。もっとも、半分以上が積ん読状...
―― この連載では未来の祭り・盆踊りのあり方と可能性を探究しているが、そんな「マツリ・フューチャリズム」のもっとも進化した形が南米のとあるエリアで人気を得ていることも放っておけない。それがパラグアイとアルゼ...
―― こちらの記事では、アラサーライターによる少女マンガのキスにおける分析を紹介した。この記事では、具体例6作分を持って分析してみよう。
―― 映像化された『この世界の片隅に』が異例のヒットを飛ばしている。同作は戦後生まれの作者が“戦争の日常”を描いており、戦中派/戦後派によって戦争マンガの設定や視点は異なるようだ。本稿ではこうした系譜を見て...
―― 年を忘れる、と書いて「忘年会」。実際に人は忘年会でどんなトークをしているのか? あえて注意しなければ、意外と何を喋っているか覚えていないものだ。まずは辞書的な意味をおさらいしておくと、忘年会とは「年末...
―― ネット上に「こじらせ女子マンガ」をリスト化した記事が多数あるが、なかでもアラサー女性からの支持が厚いのが、ドラマ化もされた『東京タラレバ娘』だ。ただ、この手の作品をどこか近寄りがたく感じている男性もい...
―― ひところの盛り上がりに比べ、近年はやや低調気味だった大河ドラマ。だが2016年は、12年ぶりの三谷幸喜作品によって一躍話題入りを果たした。「『真田丸』ロス」なる動きまで生んだ作品から、12年越しの作家...
―― 誰もが読んだことがあるだろう新聞や週刊誌の4コママンガ。実は僕らが知らないだけで、そこには規則やタブーが隠れているのでは……?そんな疑問を解消すべく、現在も朝日新聞夕刊に掲載中の4コママンガ『地球防衛...
―― 京都大学に残されていた華北交通株式会社(以下、華北交通)のストックフォトが発見され、研究や公開が進んでいる。ストックフォトとは、グラフ誌や広告などの媒体で繰り返し使用する前提で体系的に撮りためられ、管...
―― ハイスタが牽引したメロコアは衰退した一方、日本語ラップは若者が享受している文化のように見える。なぜ、このように”差”が生まれたのか──。本誌で「川崎」を連載する音楽ライター・磯部涼と、『SMAPは終わ...
―― 今秋、ハイスタの新譜「ANOTHER STARTING LINE」発売のニュースが飛び込んできた。しかし、彼らの全盛期にあたる16年前とは、音楽業界の状況はずいぶんと変わってしまった。街にはダンスミュ...
―― そこは、ネズミ色の世界だった。川崎駅の東口を出て、通称・市役所通りを1キロほど行くと川崎競輪場にたどり着く。エントランスは平日の昼間だというのにごった返している上、誰もが一様にくすんだ服を着ており、見...
―― 今年7月に起き世間を震撼させた、障害者施設殺傷事件。19人という死者を出したこの事件でも、結果としてのちの“大量殺人鬼”を世に放つことになってしまった「措置入院」というシステムが取り沙汰されたことをご...
―― 中高時代からお慕い申し上げていた紀宮様が、ご結婚前に勤めていた山階鳥類研究所。そちらの施設がジャパンバードフェスティバルの日に一般公開されたので、私もついに中に入ることができました。皇族方に縁が深い施...
―― 若者や子どもの貧困が取り沙汰される時、決まって「悠々自適な年金生活を送る老人たちが、社会保障財源を食いつぶしている」ことにその原因の一端があると指摘されることが多い。しかし、現実には老人の貧困が、深刻...
―― 皮かぶりは男の恥と言わんばかりに、包茎手術が推奨されているが、そもそも包茎は日本だけの問題なのか? 外国人はズルムケとも、よくいわれているが、実際は剥けてない? そんな、人には聞けない包茎の最前線を...
―― 本誌の特集は、Hi-STANDARDの新譜がチャート1位の件でパンクのおっさん化/若者のパンク離れ、とのことだが、筆者もムーンライダーズの「活動休止の休止」ライブに8000円払ったばかりなので、他人の...
―― アンドレ・ザ・ジャイアントと名乗るラッパーがいる……と言ったら、昭和プロレス・ファンは驚くだろうか。
―― 盆踊りが海外でブームとなっている。そう聞くと、海外在住の日本人と、その家族による手作りの盆踊りを想像する人もいれば、各地の日系人たちが自身のルーツを見つめ直し、子供たちに伝搬していこうというアイデンテ...
―― 南米やアジア、アフリカの発展途上国では、今でも独自の薬草などを使用した医療や呪術が執り行われている。そうした薬草は麻薬に近い効能もあり、一歩間違えれば死に至るわけで、各国でも規制されている場合がほとん...
―― クラウドファンディングという製作資金集めの手法と、主演ののんをめぐる一連の騒動で、公開前から話題を呼んでいた『この世界の片隅に』。公開後は、内容面への絶賛や批評、議論が活発に行われている。本作が描き出...
―― ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』の快進撃が止まらない。主演・米倉涼子が放つ「私、失敗しないので」という決め台詞が視聴者のカタルシスとなる一方で、医療界からは疑問の声もちらほら。本稿では『ドク...
―― 参院選で「医療用大麻の解禁」を訴えた後、大麻所持の疑いで逮捕された高樹沙耶。それを受けて、大麻の医療的効果を全否定するタレント医師。しかし、どちらの主張もレベルが低い!? 医療用大麻が多くの州で合法...
―― 我が国のアカデミズムにおける受容が徐々に開始され、彼の国の世界的美術館で展覧会が成功裏に終わろうとも、この国の美術館は門戸を開かなかった。それはなぜなのか?
―― 近代化が一段落ついたとき、日本人はやっと浮世絵の芸術性に気がついた。しかし、春画はなおそこからも排除され続けた。春画が学問の場に浮上するには、平成の世を待たねばならなかったのである。
―― 明治維新の混乱期を切り抜けた日本は、1894(明治27)年の対清戦争、1904(明治37)年の対露戦争へと突入する。そのとき兵士の懐中には春画があったともいわれているのだ。