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第1特集
アメコミ界の英雄の足跡【2】

巨匠は日本がお好きだった?――スタン・リーと日本の意外な関係

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2017年に放送されたアニメ『THE REFLECTION』。長濱監督はこの仕事を振り返り、書籍『スタン・リーとの仕事』(洋泉社)も上梓している。

――72年にアメコミ制作の最前線からは退いたスタン・リーだったが、晩年も日本とのコラボ作品を数多く発表していた。そんな作品群をご紹介。

 1969年に「月刊別冊少年マガジン」で連載開始した池上遼一作画のマンガ『スパイダーマン』(講談社)が、78年には東映が制作したテレビシリーズ『スパイダーマン』が放送を開始。だがこれらは独自の設定を盛り込んではいるものの、あくまでマーベル・コミックスからの翻案作品であり、スタン・リーが、日本のクリエイターとがっぷりと組んで作品を作り始めるのは、2008年以降。

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