サイゾーpremium  > 特集  > エンタメ  > 【今井哲也】細部にわたる科学知識に驚愕!
第1特集
SFマンガ家、海洋学者、プロダクトデザイナーが語るドラえもんの魅力【3】

【マンガ家・今井哲也】『のび太の恐竜2006』に見るリアリズムを追求した細部にわたる科学知識!

+お気に入りに追加
1411_doraemon_04.jpg
(絵/沖真秀)

今井哲也(いまい・てつや)
1983年、千葉県生まれ。05年、「アフタヌーン四季賞」05冬の四季大賞を受賞しデビュー。第17回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞受賞。

 ドラえもん映画で一番好きなのは『のび太の恐竜』【1】です。80年のオリジナルも、リメイク版の『のび太の恐竜2006』(06)も両方気に入ってるんですが、特にリメイク版が好きですね。

 正直、藤子F先生が亡くなってからのドラえもん映画にあんまり興味が持てなくなっていて。

 そんな中、05年にドラえもんの声優が一新。当時は、新しい声に違和感があるという意見がすごく出たんですけど、僕は当初から大賛成でした。なにより、先代と似た声優を使わない姿勢そのものが「これからは新しいドラえもんでいきます!」という制作側のメッセージじゃないですか。

 そんな心意気で挑んだ声優交代後、最初の映画が『のび太の恐竜2006』です。最新のアニメーション技術で表現を再構築しているのが素晴らしかった。タケコプターで空を飛ぶのはこんなにカッコいいんだと思わせてくれたり、ひみつ道具のデザインが絶妙にリファインされていたり。デフォルメのラインを崩さない範囲で、作画でここまでやるという挑戦。劇場で大興奮しましたね。

ログインして続きを読む
続きを読みたい方は...
この記事を購入※この記事だけを読みたい場合、noteから購入できます。

Recommended by logly
サイゾープレミアム

2026年11月号

ドーパミン時代の沼化するエンタメ業界

ドーパミン時代の沼化するエンタメ業界
    • 「沼化」するエンタメ業界
    • 膨らみ続けるグラビア市場
    • SNSがつくる「あなたの好み」
    • 映画界ハラスメントの実態
    • ゲーム実況者の高齢化問題
    • PS、ディスク販売廃止の衝撃
    • 私たちは「ドパガキ」なのか
    • AI時代の「生歌」の価値
    • 「ニコ生ホラー」とは何だったのか
    • テクノロジーが広げる学びの未来
    • AI時代のサイバー攻撃
    • リングを彩る美女たち
    • 〈Cosplay beauty〉もちむぎ

NEWS SOURCE

インタビュー

    • 滝藤賢一、名バイプレイヤーの境地
    • 唯一無二の音楽家・水槽
    • 小八重葵美が得たもの

連載

    • [マルサの女]高橋凛
    • 神保哲生×宮台真司の「TALK ON DEMAND」
    • 萱野稔人と巡る「超・人間学」
    • ドクター苫米地に聞け!
    • 井川意高の天上夜想曲
    • 韮原祐介の匠たちの育成哲学
    • 辛酸なめ子の「佳子様偏愛採取録」
    • GROOVE SEQUENCE
    • 笹 公人×江森康之の「念力事報」
    • 町山智浩の「映画でわかるアメリカがわかる」
    • 花くまゆうさく『カストリ漫報』
サイゾーパブリシティ