サイゾーpremium  > 特集  > エンタメ  > 【芸能マネージャー】が語る「おれたちが今、最も見たいドラマ
第1特集
芸能プロマネージャー覆面座談会【2】

松たか子、深津絵里、満島ひかりが競演!? 芸能マネが語る「こんなドラマが見たい!」

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──数々のドラマの制作現場に立ち会ってきたマネージャーたちが考える、「最高のドラマ」のための「最高の布陣」を聞いた。

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『ぼくらがドラマをつくる理由』(角川書店)

「新しい脚本家さんに、もっと出てきてほしい。ただし、制作側の意図に沿うものを書き、主演俳優がセリフや設定に文句を言ってきたなどの不測の事態にもすぐに対応できるような技量が必要。そういう意味では、経験豊富なベテラン脚本家に頼りたくなってしまう局側の気持ちもわかるけど……」(D)

「長期間きちんと愛してもらえるような作品を見たい。かつては『月曜ドラマランド』(フジ/83~87年)みたいな30分間のドラマ枠も結構あった。ああいう短い枠をゴールデンでも作るなどの新しい試みを、もっとやってもいいのでは」(A)

「実力派の松たか子、深津絵里、満島ひかり、尾野真千子あたりをずらっと並べたドラマが見たいな。日本では、『SEX and the CITY』を目指して失敗したような作品ばかりなので(笑)、演技派の女優ばかりで、ぜひ成功させてほしい」(B)

「フジテレビの演出家、西谷弘氏。この人はすごい。『任侠ヘルパー』(09年)、『月の恋人~Moon Lovers~』(10年)や、映画『真夏の方程式』の監督をした人。彼か、もしくは『半沢直樹』の福澤克雄氏が、演出家としては最高だね」(C)

 新しい風が吹いてほしいと思っている点は、視聴者も、そして現場の事情をわかっている芸能関係者も同じのようだ。

芸能マネに聞きました!
「うちのタレントを今、最も出したいドラマ」

 出演オファーが来た場合、芸能マネージャーはどんな点に注意するのだろうか?

「脚本家で仕事を選ぶというところは若干はあるね。『この人ならある程度のクオリティが見込める』という脚本家を判断して選ぶ。とはいえ、最近では『家政婦のミタ』など数々の名作を書いてきた遊川和彦氏が満を持して書いた『純と愛』(NHK/12年)が当たらなかったり……ドラマって難しいよね」(C)

 ドラマには、テレビ局が自社内で制作する枠と、外部の制作会社に委託する枠とがある。例えばフジテレビの場合、月9は局のブランドとして自社内で制作するが、この10月期には『ミス・パイロット』を予定している火曜9時の枠は、伝統的に共同テレビジョンの制作が多い。そういった枠の違いは気にならないの?

「昔は『月9に出たい』という思いがあったけど、今はないなあ。ただし、裏番組が何かはすごく重要。月9は、裏番組が強くないからある程度数字が取れるという面もあるしね。例えば、2時間ドラマ枠『金曜プレステージ』(フジ)の裏の日テレの映画枠『金曜ロードSHOW!』は本当に怖い。だって、“ジブリ爆弾”が来たら何をやっても勝てないんだもん。あの『バルス』は、ムスカじゃなくてフジテレビに向けての滅びの呪文(笑)」(B)

 マネージャーもいろいろと大変なのである。

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