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第1特集
あなたの知らないヒップホップ大国・台湾の音楽的磁力【2】

争いごとは言葉で解決! バスケの試合から始まった台湾対中国のディス合戦

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ディス合戦とは関係ないが……特大パッケージ、写真集ふうなど、思い思いの仕様で発売される台湾ヒップホップCDの数々。

 2007年9月。台湾(中華民国)の「台灣啤酒」と中国(中華人民共和国)の「江蘇南鋼」による社会人バスケットボールの試合があった。試合の後半、中国チームの選手が(まず間違いなく故意に)台湾チームの選手の顔面に激烈エルボースマッシュ! 台湾選手は鼻から大出血、病院送りに。場内は騒然となり、双方入り乱れての乱闘事件となった。本来は友好試合だったのに……。

 この一件に憤りを覚えたのが我らが大支で、件の中国選手に反省を促す曲をインターネット上に発表。だが、これに対して、中国のラッパー「天津飯」が同じくネット上で反撃曲を出した。さらには、北京、上海、南京、成都、湖南省、甘粛省など中国大陸各地のラッパーたちが大支をディスし始める。たまらずSoft Lipaや、その仲間の台湾ラッパーたちが大支を援護する曲を発表すると、それに対して中国ラッパーたちがSoft Lipaを攻撃。それを「Soft Lipaを標的にするのは筋違いでは?」と冷静に咎める台湾ラッパーもいたりして、結果、20曲以上のディスラップが入り乱れる事態となった。

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