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第1特集
西野カナは浜崎あゆみの劣化版!ディーヴァの進化と退化【3】

沖野修也インタビュー!印税が未払い!? 仕掛け人が語るディーヴァ・ブーム

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──THE ROOMがなければ、ディーヴァ・ブームはなかった──。こう話すのは、渋谷にそのクラブを開店させたDJ/プロデューサーの沖野修也(KYOTO JAZZ MASSIVE)。90年代後半のあのブームについて、当事者の彼が証言!

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 大沢伸一君がUAの「リズム」やCHARAの『Junior Sweet』やbirdの1stをプロデュースし、僕がACOの「揺れる体温」に携わり、THE ROOMのDJだった佐々木潤さんがMISIAの「陽のあたる場所」をプロデュース……。当時、「俺は天下を取った!」と思っていました(笑)。

 大沢君と出会ったのは、京都でDJをしていた90年頃。その後、彼が結成したモンド・グロッソのマネージャーになりましたが、曲によっては作詞やアレンジにも深く関わりました。上京し、THE ROOM を渋谷に開店したのが92年。しばらくガラガラの状態でした。そこで、僕や大沢君がお客さん全員と友達になっていったんです。やがて友達が友達を呼び、カヒミ・カリィや小山田圭吾、スチャダラパーも来るように。京都時代からの知り合いだったUAは、ある日、藤原ヒロシさんプロデュースの「HORIZON」のデモを持って来ました。CHARAもMISIAもACOもbirdもTHE ROOMで初めて会ったんです。渋谷系の仕掛け人とされるHMV渋谷店の名物バイヤーだった太田浩さんも来ていましたね。

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