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テレビの上には民芸品を

【薄型民芸】──地デジ大使にもススめたい!? うす~くなった"日本の心"

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『薄型民芸(「KOKESHI」「AKABEKO」「KUMA」)』ベニヤでできた民芸品たち。木彫りの熊も表情にヌケ感があり、地デジ時代のリビングに合います。価格/各900円(税込) サイズ/H120×W205×D3mm(組立後の奥行き26mm) スーベニアフロムトーキョー(国立新美術館ミュージアムショップ)、Tokyo’s Tokyo(羽田空港ギフトショップ)ほかネットでも購入可能。

 7月のテレビ地デジ化に向け、地デジ対応したのは、テレビを薄型液晶に買い替えた消費者だけではありません。かつてのお茶の間の常連であったこけしに赤べこ、木彫りの熊といった民芸品も薄型化され、時代の変化にキャッチアップしていたのです。

「液晶テレビにした人は、ブラウン管だった時テレビの上に置いていた物をどこにやったんだろう? と思ったのがきっかけです」

 と語るのは、この「薄型民芸」を企画・デザインしたツチヤヒロノブさん。その疑問に、"お茶の間"が"リビング"になったことへの違和感が重なり、さらに「昔のお茶の間には民芸品があったなあ」という記憶がクロスして生まれたのだそうです。でも民芸品って、お土産でもらったものを仕方なく置いたりして、いつの間にかそこにあったものですよね。薄型化のニーズはあるんでしょうか?

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