『24時間テレビ』の羽生結弦のスケートを、あえて「感情」抜きで観てみると…
―― リオオリンピックが終わりました。以前この連載で書いたことがあるような気がしますが、私は採点競技が好きでして、夏のオリンピックでダントツに好きなのが体操です。今回のオリンピックでは観戦に熱が入りすぎ、そ...
―― リオオリンピックが終わりました。以前この連載で書いたことがあるような気がしますが、私は採点競技が好きでして、夏のオリンピックでダントツに好きなのが体操です。今回のオリンピックでは観戦に熱が入りすぎ、そ...
―― ウェブのコンテンツやニュースの配信手段が、巨大なプラットフォームをベースにするようになって久しい。そうしたプラットフォームは、政治的にもビジネス的にもある程度中立的な立場を保つことが理想とされてきた。...
―― 作家・嶽本野ばら氏が久しぶりの新刊を上梓する。これまで自らの言葉であえて語られることのなかった、秘められた思いとは?
―― 右翼団体会長、首相補佐官、憲法学者、ジャーナリスト……。日本会議を語る上で本当に注視すべきは、これらの人物かもしれない。
―― Amazon.comによるKindle Unlimitedのサービスが開始された。哲学者・萱野稔人氏は、「月刊サイゾー」の連載において、『複製技術時代の芸術』(ヴァルター・ベンヤミン/晶文社)を引用し...
―― イスラム教をめぐる昨今の事件は、日本にとって多くの問題を投げかけることとなった。そもそも、日本の宗教観は諸外国とはまったく異なっており、我々日本人には理解し難い部分も少なくはないはずだ。そしてさらに2...
―― 世の中には2種類の女性がいる。新海誠作品を許せる女性と、新海誠作品に「キモい」「マジ無理」と吐き捨てる女性だ。今回は後者のオトメゴコロについて考えたい。
―― オンラインストアの覇者として世界に君臨するアマゾンが、昨年から実店舗を運営している。実店舗で持てる在庫はオンラインストアをはるかに下回るというのに、いったい何が目的なのか、ユーザーやジャーナリストたち...
―― 今月の特集では、観光や宗教、または芸能、音楽といったアプローチから“京都”という街を見てきた。だが一方で、表立っては語られづらい“タブー”も存在する。本稿では、そんな京都の暗部、そしてタブーに正面から...
―― 人は皆、いくつもの顔を持ち、シーンによってそれを使い分けている――さて、テレビ番組でも活躍する美人弁護士の場合は?
―― もはや国民的なコミュニケーションツールともいえる、メッセージアプリのLINE。2011年6月に誕生してから約5年がたち、すでに全世界に2億1860万人のユーザーを抱えるようになった同社は、今年7月に日...
―― 歌手の鈴木亜美が、7歳年下の会社員と結婚し、第1子を妊娠したことを発表した。お相手は身長180センチ以上で、剣道5段の腕前を持つスポーツマン。昨秋に鈴木が友人と渡航した海外の旅行先で出会い、帰国後に何...
―― ここ2年ほど、私は体調をちょっと崩しておりまして、入院したり手術したり、さまざまな副作用でガツンと太ったり…という日々なのですが、そんなときにもあれやこれやと差し入れてくれたり、外出許可が出たときはお...
―― 「女は上書き保存、男は別ファイル保存」
―― 1971年に荒木経惟が1000部限定で出版した私家版の写真集『センチメンタルな旅』は、日本写真のその後を大きく規定するモニュメンタルな1冊となった。結婚式の写真から始まり、新婚旅行の道程が続くのだが、...
―― 宗教において、セックスはタブー視されることも少なくはない。一方で、カルト教団の中には、積極的にセックスを教義に取り入れるものも確かにある。では、宗教の教義とセックスは、どのように関連付けられ、どのよう...
―― グーグルが提供する広告サービスであるグーグルアドセンスがエロ規制を強行している。その姿勢は表現の自由を犯し、金と権力を使って自社のポリシーに準拠させていることにほかならない。巨大化することでタブー化す...
―― 私がはじめて小塚崇彦の演技をガッツリ見たのは、2004年の全日本選手権のフリーでした。当時15歳だった小塚のスケーティングに狂喜したのをよく覚えています。エッジがまったくブレないというか、揺れないので...
―― 90年代からゼロ年代前半を映画少年として過ごした30~40代の一部にとって、映画監督・岩井俊二は神だ。その理由は、主演女優の童貞キラー属性の高さにある。
―― ネット上にメディアが生まれて以降、その流通の形は大きく変化し続けてきた。この変化は、映画ビジネスの発展の流れとよく似ている。製作と上映(ディストリビューション)の分離と協業、それはつまりSNSとコンテ...
―― 観ちゃった…。Sexy Zoneの中島健人の主演映画『黒崎くんの言いなりになんてならない』を映画館で…。いえ、だって、20代後半の女友達が「意外にしっかりした映画だった」と言っていたし…。「たまには邦...
―― デジタルガジェットの発達によって人々のライフスタイルが変化した結果、出版界の市場規模は縮小し続けている。こうした状況に対して、各社が講じる対策がようやくあらわになってきた。新事業の発足に、社内体制の再...
―― 4月からの新生活といえば家具、家具といえばIKEA。IKEAに足を踏み入れてみると、家族連れと同じくらいカップルが多い。つまり「IKEAデート=僕と君の未来シミュレーション」であり、「このソファ、密着...
―― 回収──。本やCDなどの制作にかかわる人間からすると、この言葉は最悪の事態にほかならない。苦労して作った作品を流通させるも、時には諸事情により回収という憂き目を見てしまう。ではこうした回収に発展するま...
―― 先月号の特集で報じられた通り、業界4位の書店取次だった栗田出版販売に続いて、5位の太洋社も破産した。売掛債権の見込みが甘かったのもあるが、約8億円の負債があった大口取引先の芳林堂書店が先手を打って自己...
―― 探れば探るほど奥深き歌詞の世界観。洋楽R&Bの楽しみ方を、“和訳”という観点からガラリと変えた「R&B馬鹿リリック」企画、その書籍の中身とは──?
―― 書店には並ばず、契約している購読者にのみ送付されている「会員制情報誌」。政官財界における内部告発記事も多く、最古参である「選択」においては実に40年以上もそのスタイルを貫いてきた。一般には世に出にくい...
―― 狩野英孝と川本真琴の交際報道に乗っかり、自らも「付き合っていた」と発表した加藤紗里。その姿は痛さと興味の間でさらに話題になっていたが、結局“売名”のレッテルが貼られ、今ではメディア露出も下火となった。...
―― 閉幕してほぼ1週間が経つのに、私ったらいまでもフィギュアスケートの世界選手権の映像を流しっぱなしです。特に、女子シングルはショートプログラムもフリープログラムも、過去に例のないほどの激戦で、何度見ても...
―― フィギュアスケートの世界選手権の開催中、案の定、私はテレビの前に座り込む勢いで試合を見ておりまして、原稿がたまりにたまってしまいました。サイゾー以外の会社で新しく連載も始まるというのに、この体たらく。...
―― こちらの記事で言及された、ウェブ小説投稿サイト。ここから、新たなベストセラー小説が生まれるかも……!?
―― 「小説が売れない」と散々言われて久しい中にありながら、「小説家になろう」なる小説投稿サイトが人気を博している。投稿者数もPVも右肩上がり、商業出版、 アニメ化される作品が続出。“なろう系”というジャン...
―― 「アイドルじゃなくて女優だから」のエクスキューズのおかげで、ロリコンおじさんが大手を振って「好き」を公言できる便利女優・広瀬すず主演の映画『ちはやふる』が、3月と4月に前後編で連続公開される。本稿執筆...
―― 近年はそこまでヒット作に恵まれないものの、『ハリー・ポッター』シリーズや『ダ・ヴィンチ・コード』など、数多くの海外文学が日本国内でベストセラーとなり、社会現象にまでなった。だが、その裏側で辣腕を振るい...
―― SNSにニュースアプリ、フェイスブックフィードにRSSフィードと、毎日放っておいても嫌になるほど情報が入ってくる環境を自分なりに作っている人は多いだろう。それを毎日、右から左へ受け流しているだけではも...
―― フィギュアスケートシーズンを締めくくる、もっとも重要な大会である世界選手権が、3月28日から開催されます。私は1980年のレークプラシッドオリンピックからのフィギュアファン。自分で言うのもなんですが、...
―― TSUTAYAの参入とその「挫折」から、近年注目を集めている図書館。かつてと比較して、居心地のいい図書館は増えてきているようだが、新潮社の佐藤隆信社長が、15年の全国図書館大会で「増刷できたはずのもの...
―― 単価の高い単行本が売れれば、会社に数億円の利益をもたらすのが文芸の世界。そのため、多くの出版社にとって作家のゴシップはタブーとなっている。そこで本稿では、出版界の一大権力である文壇の裏側を、関係者にこ...
―― 昨年は又吉直樹『火花』が芥川賞を受賞し、発行部数が200万部を突破と、久々に明るい話題が飛び出した文芸業界。ただ、大半の作品が売れていない実態は以前と変わっておらず、出版社以上に困窮しているのが、作品...
―― SMAP分裂騒動、ベッキー不倫騒動、甘利大臣スキャンダル……等々、昨今連発される“文春砲”の影響で、最近の雑誌界隈はお祭り騒ぎ。さて、ではこうした状況を、メディアの“第一人者”たる新聞紙の記者たちはど...
―― 06年に発表した写真集『SAMURAI GIRL』が、欧米で大ヒットしたJulie Watai。そんなクールジャパンの先駆者が行き着いたのは自撮りだった!?
―― 芸能人、スターに何を求めるか。若い人たちは、アイドルという存在に、何を見ているのか。今まで飽きるくらいに繰り返し議論されてきたテーマです。
―― 先日、10代から20代の男女を対象にしたアンケート結果の記事化という仕事を請け負った。そこに「彼氏・彼女と付き合っていて、一番うれしかったことは?」という設問があったのだが、その自由回答欄で飽きるほど...
―― 保坂氏が最後に紹介するのは、今般の中東混乱の要因のひとつともいえる事件である、9・11テロ――2001年にニューヨークの世界貿易センタービルなどが破壊されたアメリカ同時多発テロ事件――を扱った書籍であ...
―― イスラム過激派組織などの伸長により、混迷を極める中東情勢。民族問題、宗教問題が複雑に絡み合うこの地の政治的“見取り図”を正確に把握するのは至難の業。ではあるが、日本エネルギー経済研究所中東研究センター...
―― 去年の紅白以来、どうもSexy Zoneの中島健人が気になっています。中島健人は今度の3月で22歳になるそうですが、ヘタすればそのくらいの年の子どもがいてもおかしくない年齢の私。さすがに、Sexy Z...
―― 国内女性タレントがブログアクセス狙いで行う「すっぴん公開」も、ハリウッドに場所を移せば若干のジェンダー臭と自己啓発臭を帯びてくる。唇とボディがエロすぎ姐さんことスカーレット・ヨハンソン然り。英国が誇る...
―― こんなにいました、ニッポンのサブカルアイドルたち。
―― 禁断ネタがオンパレードのBL(ボーイズラブ)マンガ。一定数の市民権を得ているらしいけれど、美女とデートすることを妄想するとウキウキする筆者(男性)にはもう、未知の世界。「男と男の恋愛を見て何が楽しいん...
―― というわけで、記念すべき紙上での初回は映画『マイ・インターン』。映画業界的にカテゴライズするなら、いわゆる「女子がお仕事頑張る系映画」だ。果たして興行側の狙い通り、本作は都市部で働く20~30代女性に...